自分を正見すること

今日は11月11日。ポッキー&プリッツの日。
朝乗った特急は1号車11番の席。おお、これは幸先が良いと思いきや、
PCでの仕事に夢中になり、車掌さんからもう少し静かにタッチをとの指摘あり。
ああ、朝の空気を乱してしまい、申し訳ないことでした。
自分のことを客観的に見ることができていなかったことに、気づく・・。

起きていることを正見すること、大事ですね。
そこに自分の解釈や感情を入れず、ただ見る。
今、ここで起きていることに、利害や打算を抜きにして、
「ありのまま」に見ることのなんと難しいことか。

毎日の仕事や行動を、一つひとつ丁寧に見つめる続けること。
何かに心がとらわれた状態を脱し、あらゆることを丁寧に行うこと。
忙しいは心を亡くすと書きますが、これができていない状態でもあるなあと
思います。

明日はマグロの友人と、苔寺で早朝座禅と法話。
せめてこういう時間には、思考を止めて、丁寧な時間を過ごしたいものです!

意思決定

慌ただしくスタートした11月。しばらくゆっくりとブログを書けませんでしたが、
インプットしたことをアウトプットしないと、自分の中で整理できません。
10月から始まった早稲田×日経MBA Essentials。週に1度、2時間の講義ですが、
先日は内田和成先生の「意思決定」。受講生から出た意見に先生がどんどん突っ込んでいく。白熱教室のようで、とても面白かったです!

『リーダーの大事な仕事の一つに「意思決定」がある。
意思決定においては、決める上での要諦を押さえておくこと。
とはいえ、私達は日々意思決定の連続で、諸条件を加味しているのだが、
物事を決める上で、どのようなアプローチがあるのかを知っておくことは、
リーダーにとって大事なことだ』。

将来が見通せず不確実要素が多い今の時代。
曖昧且つ感覚的に意思決定するのではなく、こんな時代だからこその
筋道立てたアプローチが大事。
しかし、数字で割り切るだけではなく、人の気持ちを汲み取ることも大事。
意思決定の尺度や基準はさまざま。

先生の意思決定入門をさっそく購入。週末じっくり読んでみます!

ホームページリニューアルしました

この2日間は、金沢へ!
ソニータワー時代の同期にも会えてうれしいことでした。
パワフルな彼女に刺激を受けること多し。

さて、この度、ホームページをリニューアルしました。
見やすく検索しやすくなりました。
優しい色合いと雰囲気も、いいかんじです。

どうぞご覧ください。


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突然の別れ

今朝、師匠の訃報という悲しいお知らせが届きました。
研修講師としてのイロハから、姿勢、コンテンツの作り方、
経営アドバイスから未来への示唆まで、
すべてを惜しみなく与えて下さった方でした。

28年前、研修講師の仕事をし始めたころ、
ある団体で、午前中マナー研修に登壇しました。
「午後はこの業界のカリスマである、藤本先生に登壇いただきます」。
現れた先生は、後ずさりするような迫力の中にも優しい眼差しをたたえた方。
是非、先生のご講義を拝見したいと、あつかましながら頼んだところ、
二つ返事で快諾下さったのでした。

「研修講師とは空気振動業」。常々先生がおっしゃっていたことですが、
その言葉通りの講義の迫力とシナリオ、時には笑いも交えながらの
あっという間の3時間にすっかり魅入られ、
その日をきっかけに藤本先生は、私が所属していた会社へ、
所属講師の育成をすべく、定期的にお越しくださることになったのでした。

カバン持ちをしながら、先生の講義から学び、
時には1パートの講義を担当するという機会もいただきながら、
学んだことは数知れず。独立したのちも、折に触れ気にかけて下さり、
経営についてのアドバイスもいただきました。

コロナになって、お会いする予定だったのを数度延期。
結果、3年半ご無沙汰していましたが、
今生の別れとなったことが心残りでなりません。
10月21日にやりとりしたラインのメッセージが最後となりました。

藤本先生、これまでのご厚誼に深く感謝申し上げるとともに、
ご冥福を心からお祈り申し上げます。

買ってよかったもの

今日から11月!今年もあと2か月とは、早い!
そろそろ雑誌も年末特集の色が。
クロワッサンの「買ってよかったもの」特集を
自分の日用品に引き寄せてみると・・。

・中川政七のスリッパ
→畳中敷きタイプのもの。とにかく型が崩れないし、
抹茶色の色味もお気に入り

・バーミキュラのフライパン
→料理のバリエーションが広がった!

・ダイソンのスリム掃除機
→初代を15年使ったが、寿命が尽きたので第2世代にチェンジ。
軽くて小回りが利いて言うことなし

・どこまでも歩ける?ストレスフリーのシューズ
→all birdsのフラットシューズはもう手放せない!
今年も3色購入

10項目

愛知県と岐阜県の県境で迎えた朝です。
目の前には木曽川が。いい散歩コースです。
移動の多い1週間でしたが、この10項目で、
今週の自分を振り返ります!

1.不平を言わない。誰かの不平の種にならない

2.ひとつことをいつまでもくよくよと考えない

3.自分の分け前を、他人のものと比べたりしない

4.過去をふりかえり、「あの時ああしていれば」などと言わない

5.明日のことを気にしない

6.自分が大いなるものに守られていることを知る

7.人を見るときには、良いところをさがす

8.やさしい気持ちで行動する

9.いついかなるときも、素直で正直に、正しいことを行う

10.どんなに小さなことでも、どんなに大きなことでも、
やるからにはベストを尽くす

無駄は悪か?

東京の朝は快晴!しかしずいぶんと寒い朝です。
朝読んだ雑誌には、「効率化」、「タイパ」などなど、
効率最優先の風潮も見てとれますが、
「無駄=悪」とも言えないと思う次第・・。

東京大学教授 西成活裕氏の
無駄学によると、
「無駄かどうかは期間と目的の
二つを定めないと決まらない」。
たとえば、学生時代、受験に関係のない科目を
勉強するのは時間の無駄だと思っていたが、
20年後にそうした知識が役に立って、
論文をまとめることができたという。
このケースの場合、期間設定が3年と短ければ、
無駄かもしれないが、20年とすれば無駄ではないかも
しれない。

ある組織で仕事の成績が悪かった人を
異動させたら、残った人の関係が急に険悪になり、
生産性が大いに低下してしまった、という例。
仕事でいい成績を挙げる、という目的では
ダメだったかもしれないが、組織の人間関係潤滑油、
という目的においては、大事な役割を果たしていたのだという。

いま、社会がどんどん短期的な視野に陥っており、
無駄だと思うことを切り捨てて、見せかけの効率化に走るのは、
大変危険だと感じている、とはまさにです。

まずは目的と期間設定を適切に定め、
それを組織できちんと共有していくことで、
ぶれない無駄の判断ができるのですね。
それこそが、長い目で見た時の、
真の効率化である、という見解にも納得です。

「実は・・」対話

「実は・・」対話。
組織開発で避けて通れないプロセスです。
「実はあの時こう感じていた」「実は私は●●だ」と、
その時は言えなかったことを、対話の場で互いに話すことで、
見えていなかった課題が見えてくることがあります。

今日は、社内で終日対話の場。
エネルギーが要ることではありますが、
対話の本質は「意味」の確認にあり、
同じ状況下にあっても、「意味」は十人十色。
すれ違いが起きていることに気づいたら、
「意味」を見直すチャンスでもあるなあ。

自分の意見を伝えるときは、相手への評価は
「私はあなたのこういった言動に対して、●●だと思った」と、
相手の言動が自分にどのような影響があったと感じたかを伝えること。
あなたはこうだ、ああだ、は相手への評価。

自分の課題もたくさん見えてきました。

円環的因果律

大阪北浜のカフェで朝活中。
月曜朝は、学ぶ人、仕事の段取りする人、資料に目を通す人。
週明け、仕事モードの空気が流れています!

週末は、パーソナルトレーニング、英語レッスン、人間関係論講座第2回目、
ゴルフラウンドレッスン、美容室と予定満載の2日間。
マグロな日々に拍車がかかっているが、味わい尽くしたいことが山ほどある・・。

さて、システムで捉える人間関係論の第2回目。
先生は第1回目のアンケートで回収した参加者からの気づきやメッセージを
「ジャーナル」という形で、順不同、無記名でまとめて下さっているので、
前回から3週間あいても、よい復習ができます。
ジャーナルを元に、少人数で対話するところからスタート。
同じ講座を受講しても、気づきや見方は人それぞれ。
疑問に思ったことを対話することで、これまた探求が深まります。

今回もシステムで捉える人間関係の「鍵概念」を
いくつか教えていただきましたが、その中でも、
「システムは相互に関係し合っている」こと、が印象的でした。
問題行動(例;非行・家庭内暴力)を起こしている人がいるとして、
「これは●●が原因だ」と原因→結果の直接因果律では、解決できない。
ともすればそれは犯人捜しにつながってしまうことにもなりかねない。
円環的因果律で考えると、すべてが相互作用している。
仏教にも通ずるものがあるな、と思いました。

だから、それぞれが解決に向けて個別に努力をするのではなく、
お互いにこの現状をどのようにとらえているかを知り合う「対話」が大事。