フィンランドの教育

大阪に向かう車中です。
今日も36度超えとは尋常ではありませんね・。

さて、先日フィンランドの教育についての講演拝聴。
8年連続幸福度ランキング1位のフィンランド。
幸福度の理由はさまざまあるものの、手厚い社会保障や支援に
裏打ちされた国への信頼度や、他者への寛容さ。
特に「選択の自由度」は大きいようです。

義務教育は18歳まで。学費も教材も給食もすべて無料。
経済的な理由が進学をあきらめることにはならない。
そのまま大学に行くもよし、職業高校を選んだ学生は、
専門職大学もあり。あるいは、すぐに大学には進まずに、
自分が何をしたいのかをじっくり考えることもあり。
20代から大学に行くという選択肢ももちろんありです。
10代前半からのキャリア教育も充実しており、
1人ひとりが自律的にキャリアをつくる。という姿勢にも共感しきりです。

学校での学びは、「学ぶ喜びと生徒のウェルビーイングを重視」。
素敵すぎますねえ!
学ぶ喜びがあるのでどんどんクリエイティビティが創発される。
授業では、競争よりも協力を大事に。

サスティナブルに誰一人取り残さないという姿勢が、
教育にも反映されていて、感銘を受けることしきりのお話でした!

まだまだ道半ば

毎日暑すぎる・・。
ちょっと歩いただけでふらふらするほどだ。
歩くときは到底ジャケットは着ていられませんね。

さて、世界経済フォーラムが6月に発表した
ジェンダー・ギャップ指数で、日本は調査対象となった
148カ国中118位・・。

日経新聞に掲載されていましたが、
目立って低いのが企業での管理職比率などからスコアを出す
「議員・上級公務員・管理職」の項目。課長相当職以上の
管理職に占める女性の割合は12.7%と、増加傾向ではあるが、
なお1割前半にとどまるという。

企業によっては、課長代理や担当課長といった
『女性用ポジション』を用意して管理職にカウントし、
数を増やしているが、意思決定ラインにはつかず
それ以上昇進することもない。

また、数合わせで登用されても、
マネジメントに求められるような
経験を積んでいないと、私には無理、と、
尻込みしてしまうのは当然のこと。
管理職予備軍を育成するのは10年計画。
それも経験があってこそ。

女性を取り巻く多種多様な状況を踏まえ、
新たな女性のキャリア支援プログラムを開発中です!
近々ご案内いたします。

簡単なリフレッシュ法

お盆休みまであと2週間。
エンジン全開で走っても、あと一息!!
ゴールが見えてきました。

さて、5秒でできるリフレッシュ法の記事発見。
簡単にできるのがいいですね。

仕事中に感じる不調が取れる技BEST5。

1位「5秒、耳を引っ張る」⇒全身の緊張が解ける

2位「5秒、腕を上げてワキを伸ばす」⇒肩こりが楽になる

3位「まぶたに手を触れ5秒、眼球を動かす」⇒眼精疲労が改善される

4位「舌を5秒間、突き出す」⇒胃腸がスッキリする

5位「鼻腔に響くように5秒間ハミング」⇒声の通りが良くなる

(ボディワーカー藤本靖氏)

マーケティング6.o

東京から戻るひかり車中です。
今日も異常なほどの混み具合だった東京駅・。
ああ、夏休みに入ったからですね。

さて、マーケティングの神様、フィリップ・コトラー氏の
『マーケティング6.o』が去年出版されたとのこと。
オーディブルにあった!とはいうものの、
英語オンリーではないか・・。

コトラー氏が提唱するマーケティング1.0から6.0までは、
以下のような変遷。
それにしてもコトラー氏は御年94歳。
先日の草間彌生氏といい、今なお大活躍とは、頭が下がります。

Marketing1.0:製品中心 製品を作れば売れるという時代

Marketing2.0:顧客志向 顧客ニーズにフォーカス

Marketing3.0:価値主導 企業は社会的価値や理念を掲げ消費者の共感を大切に

Marketing4.0:デジタル時代 オンラインとオフラインを統合し、つながり重視へ

Marketing5.0:テクノロジー×人間性 AIやIoTなどの先端技術を活用しつつ、
人間らしさや共感を大切にしたアプローチ

そして、Marketing6.0は、「体験」に重きを置いた新たなスタイル。
すばり「イマーシブ(没入型)体験」だと言います。

ストーリーや感覚を設計し、
顧客がブランドの世界観に没頭できること。
リアルとデジタルをシームレスにつなぐための動線づくり。

内容もさることながら、このようなことを
94歳のコトラー氏が語ることのすごさよ!





楽しい時間

東京へ向かうひかり車中です。
京都は快晴でしたが、静岡は曇り・・。
残念ながら富士山を愛でることはできませんでした。

さて、本日は、夏の食事会。
皆集まって、楽しい会食の機会をいただきました!

場所は三井家ゆかりの地に、2020年に誕生した、
「HOTEL THE MITSUI KYOTO」。
この敷地内に建てられた総檜造の「四季の間」は
とっても素敵なところでした。
お料理やサービスはもちろんのこと、設えや眺めも申し分なし。

何よりも、一緒に笑い考え、歩める仲間の存在は、
本当にありがたいとしみじみ思います!



草間彌生のエネルギー

始発で福井にやってきました。
所要時間は京都から1時間25分。1回乗り換えはあるものの、
ずいぶんと便利になりました。

さて、京都市京セラ美術館で開催中の、
『草間彌生 版画の世界 ~反復と増殖~』に行って来ました。
御年96歳。未だ衰えぬ創作活動へのエネルギーと、
湧き上がり続けるアイデア。
草間彌生の作品にも惹かれますが、波乱万丈な人生。
その生き様も魅力的です。

幼少時に草間氏を襲い続けた幻覚や幻聴は、
書き続けることでエネルギーに昇華できたのだといいます。
圧倒的な作品の数。ドットを埋め尽くし、増殖させる。
作品を書くとき、頭は空っぽで、自分の手が勝手に動き出す。
動きを止めることはないのだそうです。

今回の展示は、草間氏の創作の原点ともいう深遠な世界へと
いざなってくれます。
これは必見!9月7日までです。

またまた面白い!

大阪に向かう車中です。
今回も面白い!
日経新聞「私の履歴書」に連載中の魚谷雅彦氏。
日本コカ・コーラ社長で資生堂前会長・CEO)。
これ以外にも数社でキャリアを積まれた氏は、
決して順風満帆ではなかっただけに多くの示唆をいただけます。

・自らの志を定め、それに向かって地道に努力を継続すること
・日々の小さな行動(挨拶・姿勢)を丁寧に実践し、信頼と評判を築くこと
・困難を「経験」として受け止め、そこから学び成長する姿勢を持つこと
・高い志は変化の激しい時代を突き進む原動力となること
・熱意と結果を兼ね備えたリーダーが、人を惹きつけ変革を起こすこと

「明確な志」「地道な努力」「困難の突破力」「情熱あるリーダーシップ」。
 特に、次々やってくる困難の突破力が半端ない!

 MBA留学の激務やクラフト・ジャパンでの大量リストラ対応、
 マーケティングで結果を出しているにも関わらず営業部門への異動。
 一見挫折や逆境とも思える状況を「経験」と捉え、
 成長の機会に変えられています。後半も楽しみです!

Notebook LM

今宵は、祇園祭宵山ですが、
結構涼しい夜です。

さて、本日受講した「経営者のための生成AI活用セミナー」。
いやあ、面白かったです。
ChatGPTは結構使いこなせていた!?つもりが、
まだまだ初心者級だということがわかりました。
まずは、Deep Research機能を使ってみよう。

セミナーでは、多種多様な生成AIの活用法を
デモ付きで教えていただきましたが、
一番興味深かったのは、AIメモツールの『Notebook LM』。

DeNA南場会長の記事を紹介しながら活用法を
ご指南いただきました。以下に一部引用します。

『初めて話す相手の近況は、まずAI検索サービス
「Perplexity AI」でピックアップ。
挙がった記事や動画、Xでの発信URLを
「NotebookLM」にアップロード→要約してもらい、
相手の活動や考え方を、高速にインプットする
助けにしているという。
この要約をポッドキャストで聴けるのです。
文字で読むよりも、よほど頭に入ってきそう!

情報の集約・要約手段として注目を浴びている
NotebookLM。いろいろと使いどころがありそうですので、
まずは無料で試行してみたいです。

研究会スタート

今日も酷暑の京都です・・。
この時間でもまだ30度。

さて、週末はヒューマンバリュー社さんの
タレント&組織開発の本質を探究する研究会が
スタートしました!全7回、楽しみです。

四半世紀のタレント&組織開発の歩みを
振返るところからスタートしましたが、
リーダーシップのありかたや、ポジティブ・アプローチといった
強みへフォーカスすること、学習者主体の学びなどなど、
今なお通ずる考え方が台頭し出したのが、2000年代だったのですね。

2020年以降の5年間は、Covid-19により、学びの環境が
大きく変わるとともに、人が集まることの意味が
問い直されることになりました。
そしてバーンアウト(燃え尽き症候群)・・・。

私達はAIとヒューマニティとをつなく哲学の探求。
AIと共存する時代に、学びの本質はどのように変わっていくのか?

さまざまな問いが立った時間でした。
今年のATDのセッションの中に見られたという、
「体験を語り合い、他者とともに意味を紡ぐ」場。
この研究会もきっとそのような場になるのだろうなあ、と、
毎月楽しみでなりません!