当たり前を疑う

「女性が地方から流出するのが課題」。
よく耳にする話ですが、その背景には何があるのか?
先日のクローズアップ現代で取り上げられていた、
女性たちが感じる“もどかしさ”や“矛盾”に
モヤモヤ~。

こんな意見が出ていました。

・地方では正社員でも月収20万円に届かないものが多い。
 待遇や福利厚生も不十分で、数十年昇給もない
・非正規雇用が多く、自立することがそもそも難しい
・地元を離れたくなる理由は「過干渉」「選択肢の狭さ」「女性に対する偏見や差別」

“出ていく女性を減らす”ことより、地元で働き、暮らし続けたい人が、
ちゃんと選べる環境をどうつくるか。
仕事の中身や働き方、価値観そのものをアップデートすることが
必要なのだと思いました。

何かを変えたいとき、まずは当たり前と思っていることを疑ってみる。
その小さな問いかけが、未来を動かす第一歩なのかもしれませんね。

逆転しない正義

東京は雲一つない快晴です。
今日は32度になる模様、すでに汗ばむほどの暑さです。

さて、朝ドラ「あんぱん」。本日最終回でした。
2人が紆余曲折の人生の中で見つけた「逆転しない正義」。

『正義は逆転する。
信じられないことだけど、正義は簡単にひっくり返ってしまうことがある。
じゃあ決してひっくり返らない正義ってなんだろう』。

戦時中の強烈な飢えや死の恐怖。
戦後を迎え、それまで大事にしていた価値観が崩壊。


『お腹を空かせた人にパンを届けるように、困っている人を助けることこそ、
決してひっくり返らない正義』。


アンパンマンは、こんな想いが根底にあるのですね。


パーパス

東京へ向かう車中です。
この10日間は怒涛の日々だったので、
しばらくブログをご無沙汰しておりました。

本日は月に1度の全体ミーティング&午後からは勉強会。
毎月のミーティングでは、わたしたちのパーパス・ビジョン、
今期方針・行動指針、いずれかをテーマに、対話の場を設けています。

パーパスは、「目の前の『人』と『組織』を幸せに」。
「幸せにする」、などと、おこがましいことは申しませんが、
目の前の方や組織に、真摯に向き合っていくことは大事にしたいです。

熱くなりすぎて押しつけになっていないかと、
自分を顧みることも忘れてはならないですね!




運気の波に乗る


昨日は、お客様の設立20周年記念式典にお招きいただきました。
総勢2,000人!でお祝いされましたが、これまでの歴史、
これからの展望に涙し、心躍る1日でした。
神主様の祝詞から始まり、奉納の舞、全員での参拝と、
意表をつかれる演出も、存分に楽しませていただけました。

この会社の皆さんは、ここに至るまでの努力はもちろんのこと、
運気の波に乗る、ということも大事にされているように思います。

運気とは、科学的には証明されていないけれども、
誰もがその存在を信じている。
運が強いことは、リーダーにとって究極の資質とはまさに。

運気を引き寄せるのは私たちの心の状態。
起きることにすべて良きこと。
大いなる何かが自分を育てようとしている。
導かれていると覚悟を定め、引き受けの姿勢を大切にし、
すべてを成長の機会ととらえる。

その生き方を続けていると、
必要なものはすべて天が与えて下さるのだと思えた1日でした。

捨てる・見える化する

3連休明け。今日も酷暑ですが、明日からは
天気が崩れるようですね。

さて、連休中に伺ったお話。
「モノはすべてエネルギーを発している。
低いエネルギーのモノ、ピンとこないモノは捨てることも大事」。

そういえば、今年は、自宅をパワースポット化するのだ!
と決めていたが、未だ未着手・・。
ということで、捨てることからスタート。
いやあ、どんだけ不要なものがあるのだ、と、
ずいぶんすっきりしましたが、まだまだありそう。

さらには、終い支度の第一歩として、
夫婦共々、エンディングノートに見える化。
いつ何が起こるかわからないので、明らかにしておくことって
大事ですね。なんだかすっきりしました!

麦わらの一味

熊本から戻る車中です。
今朝の熊本は雷、豪雨でどうなることかと心配しましたが、
帰る頃にはすっかり晴れており、一安心。

さて、研修会場近くで見つけた熊本復興プロジェクト、
『麦わらの一味 ヒノ国復興編』!
ワンピース作者の尾田氏は熊本県の出身。

プロジェクトのスタートは、尾田氏から、
くまもんへのメッセージから始まった。

今や県内10カ所に、ルフィをはじめとする、
麦わらの一味の像が建っています。
4年かけて設置された像。そして、そこでしか買えない
フィギュアの販売。

特に海外の方が、10カ所回るべく次々と訪れるのだそう。
わたしもさっそくルフィーのフィギュア購入。
数年かけてあと9カ所を訪れたいです!

 

八正道

熊本に向かう車中です!
週末の講座では、修道論について学ぶ機会をいただきました。

道元の言葉、『修せざるにはあらわれず、証せざるには得ることなし』。
修行しないことには、人が本来持つ仏性(ぶっしょう)や
真如(しんにょ)は、あらわれない。つまり、悟ることはできない。
実践を通じて深く理解し(証すること)がなければ、決して得られない。

では、山奥にこもって修行することが望ましいのかと言うと、
日常の場こそが修行、とはまさに。
すったもんだすることも日々ありますが、
これこそが修行の機会なのですね。

修行にはさまざまな種類がありますが、
八正道(はっしょうどう)がわかりやすいと思いました。
実践するのは簡単なことではないのですが!

こうありたい、と思うのは、
正見(しょうけん)、物事をありのままに見ること。
ゆがんだものの見方をしていないか。
都合よく見ていないか?はい、往々にしてあります。

そのためには自分を整えたい、ということで、正定(しょうじょう)。
心を澄み切った状態にすることが大事。
ざわついていると、うまくいかずイライラモヤモヤ。

日常の中でできる座禅法も教えていただき、実践中。
5分ほどで、日に何度もできるのが嬉しい!

毎日を八正道で振り返るもよし。
日々1つ決めて、実践することもよし。





仏教の八正道の中では、正見が大事。

選択肢

東京から戻る新幹線車中です!
台風15号の影響で、1日早く戻ることになり、
明日は急遽オンライン配信。
コロナ以降、有事の際はオンラインという選択肢が
できたことはありがたいです。

明日は台風接近。
どうぞご安全に!

ルーチンではなく切り札に!

始発で向かう朝です!
毎日マッハのように過ぎて行きますが、
日々の中でのちょっとした楽しみは大事にしたいです。
待ち時間にはご褒美デザート、新幹線では観たかった映画を楽しむ。

以前、ハーバード・ビジネス・レビューで、
時間と幸福のマネジメント特集を読んで以降、
「休暇」も大事にしています。

カリフォルニア大学のキャシー・モギルナー准教授が、
ギャラップ社の世論調査データをさらに分析した結果、
「休暇を優先する人の方が、幸福度が格段に高く、
人生への満足度も高かった」といいます。

もちろん大多数の人は、週末二日間は休んでいるが、
これを単なる「週末」ではなく、「週末を休暇のように見なしてほしい」
という指示を出し、実験を試みた。

対象は、400人の働く米国人。
この半数の200人には「週末を休暇のように見なしてほしい」
という指示を出し、残りの200人はいつも通りの週末とみなしました。

結果、週末を休暇とみなした被験者は、各段に幸福度が
高かったと言います。別の被験者を対象とした実験でも、
同じような結果が得られました。

なぜこのような結果が出たのか?休暇とみなした被験者は、
家事や仕事にあまり時間をかけず、ゆっくり朝寝坊を楽しんだり、
いつもよりややたっぷり食べたりした、という具合に、
週末の過ごし方が多少違っていた。
「その瞬間を楽しみ、注意を向ける姿勢」が、
翌日の月曜日の幸福度に効果的に働いたのだと。

休暇だと思うことで、目の前の時間に意識を向けて
噛みしめ堪能できるのであれば手軽にできます。
しかし、この方法自体をルーチンにするのではなく、
本当に気分転換が必要な時の、切り札にするのがオススメ、というのにも納得。

毎週休暇気分では、やりたいことに着手できずに、
却ってイラつきそうです!