ATDフォローアップイベント

始発で東京に向かう朝です。
残念ながら富士山は拝めませんでしたが、だんだん晴れてきました!
日中、東京は35度になる模様・・。歩きすぎには注意しよう。

さて、先週、2日間のATDフォローアップイベント@オンラインに参加しました。
今年はバーチャルでも参加しなかったので、トレンドがわかり、
とてもありがたい機会でした!

今年は設立80周年の節目の年。
現地、バーチャル併せて10,000人近くが参加されました。

通訳ブースがなくなり、AI翻訳が大活躍であったり、
歌詞を募って会期中にテーマ曲を制作したり、
ARやVRを使ったイマーシブラーニング(没入型学習)の体験ができたり、
子犬と触れ合えるブースがあったりと、4年前にはなかった
試みも多々あり!

ATDジャパン理事の方々から、ダイジェストをご紹介いただき、
ブレークアウトで気づきをシェア。
シェアすることでまた学びが深まること多しでした。
これぞまさにコホートラーニング。

思考についての気づきがいくつかありました。

・わたしたちの思考や学習スキルが、思考のアップデートやリスキルを阻害する。
 ならば、「I might be wrong」と考えることや、
「チームの中でもはや役に立たない習慣はあるか?」という問いを立ててみることから
始めてもいい

・Rethinkという言葉も新鮮でした。
リスキルはよく耳にしますが、思考にフォーカスすることも大事だな、と。
自身の認識の枠組みに気づき、適切にその枠組みや前提を変容し続けること 。

来年はニューオリンズで開催です。
またぜひ、行ってみたい!!
 


超・聞き力

今日も暑い朝ですが、終日リモートワークなので、ありがたい。
さて、公私ともにお世話になっている白梅英子さんの新著、
「超・聞き方」拝読しました。

本の出だしから、自分のキャリアと重なること多しで、
共感しきり!どっぷりと本の世界にのめり込む。
社会に出られたのも同じく1987年。
バブルの恩恵を存分に享受したものの、
「何かが足りない・・。出汁を取っていない、ぼんやりした味の味噌汁を
飲んでいるような毎日」とはまさに~。

そこから心機一転、ビジネスセミナーの講師として独立され、
カウンセラーとしての学びと研鑽を積み、さらにはMBA取得。
今は、ポートフォリオワーカーとして、多面的に活躍されています。

すべて経験に裏打ちされたお話ばかりなので、
説得力も半端なしです。

相談されてバシッとアドバイスしていた過去というコラムが、
翻って自分に照らし合わせ、痛い・・。
ちゃんと相手と向き合って話を聴くことは、相手を尊重すること。
良きリーダーは聞き上手。
たくさんの学びと気づきをいただけました!


山笠競演

博多は雨模様です。
この時期は博多祇園山笠!
市内には、13本の飾り山笠が立っていますが、
ホテルまでの道中5つ見物。
櫛田神社にもお参りできました。

7月15日の早朝4時59分スタートの追い山笠。
迫力満点、豪快極まりないそうですが、
一度は見物したいものです~。




足元の宝を見つけていかす

すでに30度超か!?と思うほどに暑い朝です。
今年の夏は暑くなりそうな気配・・。

さて、週末clubhouseの同窓会で訪れた、
世界遺産石見銀山の大森地区。
片道6時間!しかし、また行きたいと思う場所でした。

お宿は、「暮らす宿 他郷阿部家」。
生まれ育った実家に帰ってきたような、懐かしい気持ちが湧いてきます。
そこかしこの場所やモノにストーリーがある。
築230年の武家屋敷を再生した空間で、オーナーの松場登美さんが、
20年以上の歳月をかけ、暮らしながら手直しし、蘇らせた宿です。

ビフォーアフターの映像を見せていただきましたが、
よもやこんな廃墟がこんな風によみがえったとは奇跡のようです。
「足元の宝を見つけていかす」。
いかすどころか、断捨離だ!と、得意げに捨てている自分を顧みて、
つい、うつむいてしまったのでした・。

玄関の「納川(のうせん)」の文字は、海の意味が込められています。
「川を納める」とは、異質なたくさんの流れ(川)を飲み込むことによって、
海は広く美しくなれる。
異質なもの(文化)を拒否するのではなく、すべてを飲み込んで、
その中の良い部分を自分のものとすることで海のようになれる、

いやはや刺激されることばかりの2日間でしたが、
今度はもう少し長く滞在したいな、と思います。
暮らす宿、ですから。

オープンバッジ

すでに暑い朝です!
リスキリングの時代と言われて久しいですが、
学歴ではなく学習履歴を見える化するオープンバッジは、
スキル・知識・経験のデジタル証明書です。
これを取り入れる企業や大学も増えています。

旭化成では、DXを促す切り札としてオープンバッジを導入。
デジタル人材育成には、リスキリングとアップスキリングが待ったなしという中で、
効果的に活用されています。
主体的な学習意欲を高める仕組みとして、スキルレベルごとに約20のバッジを発行。
動画教材の視聴から実務課題を含む数か月の講座まで、
多様な学びの場が用意されていますが、バッジによって努力の成果が目に見え、
ゲーム感覚で学習意欲が高まる、という声もあり。

人への投資は待ったなし。
人的投資は企業の持続的な価値創造の基盤であり、
熱心に行っている企業が、選ばれる時代になりつつある。
オープンバッジはそれを後押ししてくれますね。
動画教材に、バッジを取り入れるべく思案中です!

自分に合った習慣化

昨日はTOEICテストでした!
前回よりは少し手ごたえはあったものの、
コツコツ毎日学習するのがつくづく自分は苦手だと痛感。

しかし、日々のトレーニングもゴルフも相手がいて、
数字が見える化されると俄然やる気が高まるので、
ネイティブキャンプで学習しているカランメソッドに加えて、
TOEIC学習コースを追加してみよう。

ということで、次回は100点アップを目指したいです!

センス

梅雨らしい天気が続いています。
先日は大阪IRの講演を伺い、度肝を抜かれました。

さて、センスがある・ない、という言葉を
よく使いますが、楠木健氏の「経営センスの論理」に、
センスの正体が綴られていました。一部引用します!

『戦略ストーリーの構想も含めて、
経営者の仕事は、商売を全体として考えることであり、
経営は「センスの領域」。
スキルは育てることができても、
センスは育てることができません。

ではセンスの正体とは何か?
それは「抽象と具象の往復運動」だと考えています。
たとえばある商品が売れなかったとき、
センスのない経営者は「色がよくなかった」とか、
「形が悪い」とか、具象の地平で考えます。

ところがセンスのある経営者は、まず抽象化して
問題の本質をとらえ、そこから具体的な解決策を
導き出します。そしてセンスのある人ほど、
具象と抽象とを行き来する振れ幅が大きく、
スピードも速い。

その往復運動を支える動力は「好き」という
感情です。強制されてやるものでもなければ、
良し悪しを判断してやるものでもなく、
「自由意思」。
センスは好きなことをしているときに発揮され、
内側から生じます。
センスのある経営者の思考はすべて「内から外へ」。
反対にセンスのない人は「外から内へ」であり、
まず外から取り込むことを考える』。

抽象化して、問題の本質をとらえる。
これがたいそう難しい。

どんな自分も受け入れる

名古屋の朝は少々曇っています。
これから名古屋港方面へ!
海が見える場所はテンションが上がります。

さて、今朝の読書は、”本当の勇気は「弱さ」を認めること”。
ヴァルネラビリティという言葉を初めて聞いたのは、
この本の著者、ブレネー・ブラウン博士のATDでの基調講演だったかと。

「傷つくのは怖いし、批判されたら腹も立つ。
本当の自分なんてさらけ出せない」。
こんな気持ち、少なからずあると思います。

しかし、変化が次々と起きる今の時代、
自分自身の「弱さ」や「傷つきやすさ」と
対峙しなければならない場面に遭遇することが、
結構あります。

そんな自分のことなど見たくないから、
何とかして避けようとする。
すぐに忘れようとしてみたり、他者を攻撃することで、
自分を守ろうとしたり。
周りの意見に賛同し、反対意見を決して言わない。
好かれるため、愛されるため、受け入れられるため、
自分の本来の姿や意見を決して表に出さない。

しかし、弱さに背を向け続けていると、
自分の人生で起こる素晴らしいことにも無感動になり、
感情を味わうこともなくなってしまいかねない。

誰からもよく思われたい八方ちゃんではなく、
恐れを手放し、ヴァルネラビリティを発揮する。
本来の自分をちゃんと表現することだな、と!

貞観政要

週末は100分De名著三昧。
菜根譚に幸福論のアラン。
そして、貞観政要

貞観政要は中国史上、最も安定した治世の一つを築いたといわれる、
唐の第二代皇帝・李世民が、「貞観の治」と呼ばれる
善政をしいた李世民と重臣たちとの間で交わされた
問答をもとに編纂された書です。

「有終の美を飾れない10の理由」はメモメモ。
人間うまくいくと、驕慢な心がムクムクと湧き上がり、
もっともっとと贅沢を望んだり、周りに対してぞんざいな
態度をとってしまう。

1.馬や宝石を買い集め、異民族から軽蔑される

2.人民を軽々しく肉体労働に徴用

3.大宮殿を作りたがる

4.小人に親しみ、徳のある人を遠ざける

5.商工業を重んじて農業がおろそか

6.自分の好き嫌いで人材を登用

7.狩猟などの娯楽に興じる

8.臣下への態度がいいかげん

9.傲慢で欲望を自制できない

10.天災・謀反への備えがおろそか