1点に集中する!

9月・10月は出張三昧の日々。
昔のように睡眠時間を削り、3時半に起きることは
できなくなったので、起きている時間を段取り良く使うのかが肝です!
ブログを書くのも、しばしご無沙汰しておりました。

さて、週末はゴルフ合宿でしたが、
欲を出してあれこれやろうと思うとグダグダに。
これは仕事でも同じですねえ。
ついつい欲張ってしまいがちですが、
昨年講演を聴いた為末氏の言葉をすっかり忘れているではないか!

①パフォーマンスを阻害するのは「想像力」
ありもしない未来の不安を憂いたり、過去の失敗を思い返すことで、
緊張感から体が縮こまったり、余計な力が入ってしまい、
本来の力が発揮できない。

②人間の限界を作るのは「思い込み」
この記録を破ることなど到底無理。
人間には限界がある、というメンタルブロックが、
力を発揮することを阻害する。

③トレーニングの際に意識を向けるのは「1点だけ」
あれもこれもと考えだすと、動きが不自然になり、
どうにもこうにもならなくなってしまう。
「要するに何なのか?」に目を向けること。
シンプルに考えること、そぎ落とすこと。

④大事なことはビジネスもスポーツも楽しくやること
義務感や「ねばならない」では、メンタルが持たない。

最後におっしゃった、「過不足なく客観的に自分を知ること」、
一方においては「自分に対する良き勘違いも大事」、という言葉も
なるほど~、と深い納得。

1点主義で!

感謝

東京滞在ウィークです。
今朝も秋らしい空が広がっています!

さて、”嫌われる勇気”でおなじみの岸見氏の講演録より。

「人間の悩みは、すべて対人関係における悩みである」。
しかし、一方においては、「人間が幸福を感じるのも、
人との関係性において」です。
とするならば、そこから逃げるのではなく、
勇気をもって関わっていくことだと。

アドラーは、「あらゆる縦の関係」を否定し、
すべての対人関係は「対等な関係」だと言います。
たとえばほめることも叱ることも、
対等な関係でなされるのではなく、
「縦の人間関係」に基づくものだと。
なぜならば、「ほめる」とは、能力のある人が、
能力のない人に下す評価。
「叱る」というのは、上が意図することに
従わせようとする行為。

ではどうすればよいのか。
それは感謝を伝えること。
「ありがとう」「助かったよ」。
感謝こそが貢献感を高め、勇気づけにもなる。
そして、感謝こそが、「横の人間関係」を作る言葉だと
おっしゃいます。

横の人間関係を築いていくには、
相互に尊敬し合い、相互に信頼し合うこと。
しかし、尊敬も信頼も、相手に求めるのではなく、
相手に対して、まずは自分がその気持ちを
持つことなのだと。

講演で岸見先生が醸し出されていた空気感も、
まさにそうだなあ、と感じました。

つもりちがい

3連休明けは神奈川からスタートです!
連休中は両親と会いましたが、二人とも元気で何より。
来月は結婚60周年、ダイヤモンド婚式を迎える予定ですが、
これからも元気でいてほしいものです。

さて、週末再読した小説「見残しの塔」。
山口県の国宝、瑠璃光寺五重塔が舞台ですが、
以前、瑠璃光寺に行った時に目にした
「つもりちがい10ケ条」メモが挟んである・・。
いやあ、全部あてはまるではないか。
自分を美化してはいけないなあ、と反省!

つもりちがい10ヶ条
1.高いつもりで低いのが  教養
2.低いつもりで高いのが  気位
3.深いつもりで浅いのが  知恵
4.浅いつもりで深いのが  欲望
5.厚いつもりで薄いのが  人情
6.薄いつもりで厚いのが  面皮
7.強いつもりで弱いのが  根性
8.弱いつもりで強いのが  自我
9.多いつもりで少ないのが 分別
10.少ないつもりで多いのが 無駄

バイブル本

博多に向かう道中です!
だんだん曇り空になってきましたが、
久しぶりに会える方もいて楽しみです。

さて、昨年来バイブルになっている「会社という迷宮」。
何度読み、オーディブルで聴いたことか。
今日の道中は、下町ロケット(U-NEXT)と、この本がお供です。
どちらも経営の原点に思いを馳せ、胸迫るものがあります。

この本では、普段何気なく使っている
”戦略”、”組織”、”開発”などの言葉を
迷宮の経営辞典とし展開しています。
つい、こういう言葉に溺れそうになり、わかった気になりますが、
経営を概念化しないこと。
主観的な眼差しで視座の置き所を定め、
自ら経営判断することが大事。

忘れてならない想い。以下に一部引用します。

『人間としての「経営者」がactuality(実質感、手触り感)を

もって向き合い考えてきたことは、そもそも

多元的なことだったはずである。

すべての「会社」にはその原点となった思いがあり、

その実現に尽くしてきた人々の努力があり、

それを支援してくれた人々への恩義があり、

その歴史の中で創り出してきた独自の製品やサービスがあり、

築き上げてきた顧客との関係や信用があり、

そして今ここで働く「社員」一人ひとりの思いと能力と意欲、

そしてそれらの人々の人生や生活がある。

そして何より「会社」とは、社会に対して何かこれまでにない

新しい「価値」を創り出すことを企図して生まれたものであり、

成立の由来からして社会的な存在であった。

その意味で「会社」とは、広く関与する人々の「価値」の束なのである。

「経営者」はいつでもそれらの異なる「価値」軸を束ね、

その全体に目配りし、何が善いことなのかを統合的に

肌感覚を以て価値判断し、実践するという創造的営為の

主体者であるはずだった』。


”会社とは広く関与する人々の価値の束”。
そのことを忘れてはならない、と思うのです。

攻めの眠り

富山は雨模様の朝です!
昨夜はバタンキューでしたが、おかげで朝も寝ざめすっきり。
温泉に入り、準備もゆったりできました。

さて、睡眠のエキスパート、
菅原洋平氏が提唱する「攻めの眠り」。

人間は1日に2回、大脳を積極的に眠らせる
システムが働きます。
起床後、8時間後と22時間後。
22時間起きていることはまずないので、
注意すべきは8時間後。
6時起床の場合、14時あたりです。
眠気とは、覚醒し続けて疲弊した神経を修復し、
さらに高いパフォーマンスを発揮させる、
脳のための戦略的なシステム。
このシステムを有効に活用するためには、
眠くなる前、つまり起床から6時間後に
目を閉じることが大切だそうです。

横になって眠らなくとも、目を閉じるだけで
脳にたまった睡眠物質を減らすことができる。
6分~15分未満が最も睡眠物質を減らせる
有効な時間です。

お昼休みに少し目を閉じ、
効果的に脳を休ませることで、
午後からも、高い集中力を発揮できる。
脳の仕組みを知り、少しの工夫を
取り入れることって大切ですね!

6つのC

始発で富山にやってきました!

昨年は、宇奈月温泉からトロッコ列車で欅平まで行くも

トロッコは吹きさらしで寒すぎて困った、、。

今年は立山アルペンルートで室堂まで行って、

みくりが池を観て帰る予定。

道中の景色も楽しみです。

さて、今の期間はノーベル賞受賞者発表が相次いでいます。

果たして日本人の受賞なるか!? 

さて、2018年にノーベル生理学・医学賞 を受賞された

本庶祐・京都大学特別教授曰く、

「時代を変える研究には6つのCが必要だ」。

この6つのCは、ビジネスにも通ずるものあり、です!

好奇心・・curiousity

勇気・・・courage

挑戦・・・challenge

確信・・・confidence

集中・・・concentration

連続・・・continuation

ふとした行動を大事に

本日10月2日は内定式ラッシュ。
街中は、リクルートスーツの学生さんたちでいっぱい。
娘も、元気に東京へ出かけていきました!
人はふとした行動で、黙って評価される。
気をつけてねー!と娘に言いたい。
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「行動を見れば人はわかる」。

逆に言えば、「行動を変えれば、人は変わる(小宮一慶氏)」。

たとえばこんなことだと小宮氏は言います。

・朝は大きな声で挨拶しているか

・帰る時には、机の上を整理整頓し、椅子を収めて帰っているか

・相手によって態度を変えていないか

・エラそうに座っていないか

・借りたものを返しているか

・自動改札でICカードをたたきつけるように通り抜けていないか。

・威圧感を感じさせていないか

・素直にあやまれるか

・人の話を最後まで聞かずにさえぎってないか

娘に伝える前に、わが身を振り返りたいものだ・・。



道は拓ける!

東京にやってきました。
今週は、毎日新幹線に乗っていますが、
今日も京都駅は、びっくりするほどの混雑ぶり。
みどりの窓口も列の長さは100メートル近い。
移動のお供はVIVANTのサウンドトラック。
何十回聴いたことか!!音楽を聴くと、
ドラマのシーンがよみがえってくる。
相当中毒であること、間違いなし。

さて、先日行った山形県鶴岡市立加茂水族館。
クラゲに特化した展示が希少性高しで、全国から多くの人を呼び込んでいます。
私達も、仙台空港から片道2時間半かけて、ここ一択で鶴岡まで行きました。

水族館の「おまけ」的存在だったクラゲを主役に据えるという発想で、
倒産寸前だった水族館が見事復活。

窮地に立たされるたび、アイデアを出し、失敗してもチャレンジをあきらめず、
再生に導いた村上館長はじめ職員の方々。
信念をもって歩めば、きっと新しい道が拓けるのですね!
それにしてもこの大水槽は感動的でした。


手書きの効能

熊本は秋を感じる涼やかな朝です!
昨日は真夏のような暑さの中、市電に揺られて熊本城へ。
震災復興はずいぶん進んでいましたが、
元の姿になるには、まだ30年以上かかるといいます。
くまモンは相変わらずの大人気!

さて、2024年度版の手帳購入。
新しい手帳に来年のスケジュールや展望を
書いていると、来年のイメージが整理されていきます。

打ち合わせの時は、手書きアプリのGOOD NOTEを。
あれ、ここしっくりこない、ということも
書く手が止まるので、確認できます。
文字、チャート、イラスト、
話を聴きながら、書いていると、
さっきのこの話と、今のこの話は、
こういった言葉で表現することができるな、と
新たな言葉が生まれたりします。

大事な言葉をメモすると、
手と脳がつながっている感じで、
頭の中にもインプットされます。
やっぱ手書きはいい!