挑み、燃える!

毎年この時期は、故伊集院静氏の
サントリーの広告を楽しみにしていました。
2016年4月の日経新聞に掲載されたこの文章は、
折に触れ、読み返しています。

以下、2016年4月1日の日経新聞広告から引用します。

『新社会人おめでとう。
今日、君はどんな職場で、この日を迎えただろうか。
どんな職場、仕事であれ、そこが君の出発点だ。
仕事とは何だろう?働くとは何だと思う?

人間は誰でも身体の中に、
火をおこす石のかけらを持っている。
働くとは、その石を打ち続けることだ。
仕事とは、その火をかたちにすることだ。
その火は、人々に希望を与え、こころをゆたかにするんだ。

今、私たちの社会はさまざまな問題であふれている。
今までのやり方では解決しないものだらけだ。
だから新しい人よ、ユニークでまぶしい、
燃える君の炎が欲しい。

新しい発想、力は、挑戦する中にしか生まれない。
挑め、失敗してもあきらめるな。さらに挑め。
困難に立ち向かう人間の中には真理がある。
自分のためだけに生きるな。仕事は誰かのやめにやるものだ。
それが人間の品性だ。仕事の品格だ。

しかし本物の仕事は、辛いぞ、苦しいぞ、きびしいぞ。
それでも元気に明るく、笑って走るのが新しい人だ。
少し疲れたら、夕暮れ、こころを抱いてくれる一杯をやろう。
新しい人よ、君に乾杯。』


ついつい億劫に思ってしまうこともありますが、
挑み燃えることを、これからも大切にしたいです。

新しい期がスタート!

今日から新しい期のスタートです。
今期も変化という名の風を味方につけて、前に進んで参ります。

”自分と会社に縦糸を通す”。
そんな1年にしたいです。
縦糸とはあり方であり、フィロソフィー。
日々の行動が、会社や個人のパーパスと繋がっている。

”自分を信じて生き、人もそう生きられるための力になる”
これはマイパーパス。

”目の前の『人』と『組織』を幸せに”
これは会社のパーパス。

今年は、年回り的にも学ぶのに最適な年ということで、
6月~マーケティングを、12月~組織マネジメントを
同志社大学大学院ビジネス研究科で、単科受講します。
7月からはタレント&組織開発の本質を探究する研究会にも
参加予定。

これまで、ただひたすらに走り続けてきましたが、
これからは、学ぶことにも一定の時間を
費やしたいと思っています。
いいカタチで次にバトンを手渡すことができれば、と。
今の自分では、到底その自信はありません!

コピーは難しい!

ホームぺージをリニューアルし、3週間が過ぎました。
トップページの”提供価値を表現するコピー”は、
「わかりやすい」、「わかりづらい」、「長い」、などなど、
いろいろな意見をいただいております。

【課題に応じた学びのプロセスを設計し、
 人と組織の成長を支援します】。

上記がコピーですが、やはり長すぎるだろうか。
いやはや、本当に難しい。

ということで、マーケティング支援をいただいている方に
相談したところ、生成AIも活用しながら、
速攻で、いくつかのキャッチをお示しいただきました。

・学びをデザインし、組織を変革するパートナー
・ただの研修では終わらない。成長をデザインするパートナー
・学びを超えて変革へ。組織を成長させる研修デザイン
・人と組織の可能性を引き出す、成長のデザイン
・学びから実践へ。現場で活きる成長支援プログラム

コンセプトを強調するのか、人と組織の成長にフォーカスするのか。
はたまた、創造的アプローチをPRするのか。
切り口によってコピーも変わるのですねえ。

「BPSはメーカー(コンテンツを創出)でもあり、
商社(お客様必要とするものを提供する)のような機能もある。
これも強みであり、この会社の特徴」。
こんなお話も印象的でした。

意外とわかっているようでわかっていない自社のこと。
探求の旅は続きます。

    今期を振返る

    昨日は今期最後の全体ミーティングの日。

    皆でこの1年を振返りました。

    各々が公私共にいろんなことがありましたが、

    「自分が進みたい方向に進めていることを

    実感できた1年だった」という声や、

    「いい1年だった!」という意見も。

    「新たな自分の領域が広がった」という声もあり、

    来期への展望が広がった時間でもありました。

    今期スローガンは「和える」でした。

    「和える」とは、個性や強みを引き出し合いながら、

     より魅力的なものが生まれること。

     各人の持ち味や経験と、世の中のニーズを和えた価値を提供したり、

     既存のコンテンツ・やり方と、生成AIを和えた価値提供することも

     できました。

    新たな学びのプラットフォームを二つ、開発、運用しました。

    販売職向けのプラットフォームは、これから本格的に始動予定です。

    D&I推進の取組みも加速しましたし、多階層を丸ごと支援する

    お客様や、組織開発支援の先様も増えました。

    お客様との関係深耕も進み、来期もさらに深く関わらせていただく予定です。

    10年前描いていた会社の姿に近づいていることを

    ありがたく思うと共に、新たな価値を創造すべく、

    引き続き精進してまいります。

    今期もお世話になった皆々様、ありがとうございました!

    体の声を聴く

    京都から奈良へ移動中ですが、
    近鉄特急の”あをによし”に初乗車中です。
    車窓を眺めながら座るカップル席は、
    いつもと風景が違って見えます。

    ついつい仕事をしそうになってしまいますが、
    しばし外の景色を見ながら呼吸に意識を向ける。
    で、ついついパソコンを開く・・。
    懐かしい、PHP冊子の記事から抜粋したものが出てきました。
    一部引用します。

    座禅瞑想に伺った、建仁寺両足院副住職のお言葉です。

    『心や感情といった頭で考えていることが、
    ”自分自身”だと思いがちですが、
    本来、自分の主体は「身体」です。
    感情といったものは身体の一部であり、
    頭の中を巡っている出来事にすぎません。
    私たちの命をつかさどっているのは身体。
    身体の声を聞き、その調和をはかるのが
    本来のあり方です。

    以前の日本人は、農作業やぞうきんがけ、
    重い荷物を持つなど、身体を使うことは日常であり、
    常に身体の存在を感じていました。
    しかし、現代人はパソコンやスマホで、
    多くのことができるため、
    余計に「頭で考えていること=私」となって、
    頭の中の出来事(思考・感情)に一喜一憂し、
    振り回されてしまうのです』。

    副住職曰く、頭から身体へと意識を向ける練習が
    大事だと。
    呼吸に意識を向け、呼吸を楽しむようになれたら、
    鼓動や脈拍などのとても微細な身体感覚に意識を向けること。
    微細なレベルの身体感覚が伴った状態では、
    そこに存在するものがたくさん見つかるのだと。
    言葉に表現しきれないような、命そのものの豊かさ、
    健康状態、円満状態など。

    そうすることによって、こうして今ここに生かされていることは、
    当たり前ではなく、本当にありがたいことだと実感できそうです。


    自分とか、ないって?


    来期のことを考えるのに集中するため、
    1日だけの隠遁先へ向かっています。

    さて、「自分とかないから(しんめいP著)」。
    面白かったです!
    20万部以上売れたという東洋哲学の本です。
    仏陀、龍樹、老子、荘子、達磨、親鸞、空海。
    イラスト付きでわかりやすく書かれていました。

    「自分とか、ないから」のタイトルが示す通り、
    これが自分だと言えるようなものは、ひとつもない、
    つまり「無我」。

    人生の苦しみの根本的な原因、それは「自分」なのだ。
    すべてが変わっていくこの世界で、変わらない「自分」を
    作ろうとすることこそが、苦しみや虚無感が生まれる原因になる。

    自分がないのだとしたら、「自分探し」はそもそも苦の根源になってしまう。
    すべてが変わっているこの世界で、かわらない「自分」を作ろうとする、
    「私ってこういう人だから」と固定化するなんて、苦しいに決まっている。

    自分とはただの妄想であり、この世はフィクションだ。
    私たちが、存在していると思っているものは、
    “言葉”で表されているから、存在しているように感じているだけ。
    その幻から解き放たれた時に初めて、自然と繋がれる、世界と繋がれる、
    全てのものと繋がれる。

    龍樹の説いた「空」の思想も、とてもわかりやすく
    書かれていました!

    一挙両得の本

    富岡恵先生から英語を学ぶ機会をいただき、
    早5年。月に一度、英語の楽しい学び方やTOEIC学習のポイントを
    教えていただくことで、これまで挫折し続けていた英語学習が、
    長期間継続できています!

    先生は英語に関連するご著書を20冊以上出版されていますが、
    近著の「英会話が驚くほど上達する 自分を表現するための
    Q&A50」
    がまた面白い!

    自己理解を深めるための質問で、そうそう、私こういうことを
    考えているんだ、しているのだ、ということがわかります。

    自分を励ます言葉は「ちょうどよかった!〇〇するチャンス!」
    ストレスを感じるのは「頭の中のモヤモヤが整理されていないとき」
    毎日のルーチンは「早寝早起きと英語学習 週末は朝風呂からのスタバ行き」
    子供のころから好きだったことは「探検遊びと人と集うこと」
    今年をひとことで表すと「平」。たいらかなる心、目線で!

    英語学習と自己理解、両方楽しく進めることができるのでした。

    人間ドック

    今日は年に一度の人間ドック。
    数値で体の状況が一目瞭然です。
    胃カメラは楽しみでもある!

    コレステロール値が去年より上がったようだ・・。
    体重は微増。他には特段気になるところはないが、
    3週間後の結果待ち。


    食事に運動、よく噛んでよく眠り、ストレスを溜めない!
    当たり前のことから実践していきます。

    なってみたら!?

    冬に逆戻りしたかのような寒さです・。
    本日のタスクを終えてスタバで一息。
    先日、モバイルオーダーのやり方を教えてもらったので、
    今日は早速実践。席に座ったまま注文できるとはありがたい!

    さて、日経ビジネスの特集「続・管理職罰ゲーム」。
    なんともネガティブなタイトルです・・。
    管理職になりたくない人は直近の調査で77.3%。
    (日本能率協会マネジメントセンター調査結果)
    背景にあるのは、管理職への負担の増加。
    コンプライアンスの強化が進み、
    チームメンバーのキャリアパス支援も必要。
    業務量増加を実感する管理職は5割強。

    付加価値を生む業務に着手できていない、
    という、管理職の焦りも見え隠れします。
    部下から見てロールモデルになる上司は、
    {変革を推進しつつ、部下を育てる上司」なのだと。

    とはいえ、忙しそうに見える管理職も、
    本人はイキイキ働けているケースも少なからずある。

    当初はネガティブな気持ちでも、就任後に5割の人が、
    ポジティブに変わっている。

    その理由は以下のとおり。
    一部引用します。

    ・より大きな影響力を、周囲に及ぼすことができるから
    ・自分にとっての成長を感じられているから
    ・権限や影響の大きさから、自分のやりたいことができているから
    ・部下育成の醍醐味を味わえているから

    などなど他にもいくつも理由が挙がっています。
    企業努力ももちろんあってのことだと拝察しますが、。
    なってみたら、意外と幸せ度が高いのです。