風船会計

福井に向かう車中です。
本日お聴きした、共同通信編集委員、橋本卓典氏の講演、
ピリッと辛口だけれども本質にグリグリ斬り込む、
とても面白いお話でした。

日本の製造業は、技術の擦り合わせで複雑な開発をする
「経済複雑性」が20年以上世界一である。
にもかかわらず、労働生産性は低い・・。
これはいったいどういうことなのか?
サプライチェーンの縛りなどで、赤字仕事でも受けざるを得ない。
といった経済学者の理論に当てはまらない現状がある。

また、管理会計の視点で、単価・数量・原価・限界利益の
個別管理ができていない。
松本めぐみ氏が開発されたという、
「右脳で理解する風船会計」について紹介くださいました。
早速動画を見ましたが、わかりやすい。
豚と風船で視覚的に会計を読み解いています。
二代目社長と結婚し、経理を担当する中で、
社員の人たちに、管理会計を理解してもらおうと、
試行錯誤しながら開発したのだそうです。

今は自社だけではなく、書籍も出版され、
世に広く展開されています。
これも価値の創出、ですね!

小さな習慣の積み重ね


東京2日目の朝です。
今日は30度近くになるようですね。
いつものカフェはすでに満席。
毎日、同じ席で、同じことをやる。
スケジュール確認、読書、資格試験の勉強と、
朝習慣って大事だなあ、と思います!

そういえば、今朝のネイティブキャンプの教材は、
「小さな習慣の積み重ね」でした。
一部引用します。

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成功は才能や運と結びついているように思われがちだが、
多くの富裕層にとって、それは時間をかけて培った、習慣によるところが大きい。

これらの習慣は、仕事と私生活の日々の指針となり、
雑念を払うのにも役立つ。
良き習慣によって集中力を維持し、時間をうまくマネジメントし、
心の安寧をも得ることができるのだ。

多くの人は、準備ができるまで行動を先延ばしにする。
自由な時間、余分なお金、あるいは完璧な状況が訪れるまで、
行動を始めようとはしない。
小さな一歩を踏み出すことから始めよう。

良い習慣は、準備と日々のちょっとしたきっかけで身に着けることができる。
こうした行動が習慣化することで、豊かな人生へと繋がるのだ。
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ATDの空気感

週明けは東京でスタートです。
今にも雨が降りそうな天気ですが、昨日の暑さから一転、
過ごしやすい気温です!

さて、5月18日~21日までワシントンDCで開催されている、
ATD International Conference & EXPO(ATD-ICE)に、
参加されている方の投稿に刺激を受けています!
ATDとは、Association for Talent Development。
世界最大規模の人材開発に関するConferenceです。

去年のテーマは「Recharge Your Soul」でした。
燃え尽き症候群や、心の充電・バランスの重要性が
謳われていたというのは、昨今の世相を表しているような。

今年のトレンドはなんだろう?
現地に行くからこその、あの臨場感やエネルギー、
2019年を最後に、しばらくご無沙汰しています。

毎年秋に台湾で開催される、アジアパシフィックに行くことから、
復帰したいとも思いつつ、です!

偶然を楽しむ

始発で向かう朝です。
車両は貸し切り状態、朝からゆったり移動ができて
嬉しいことです!

さて、ゴールデンウイークにオーストラリアへ行きました。
最近の旅先選びは、”マイレージで取れたところ”です。
コロナの間にずいぶんと溜まったポイントを、
期限が来る前に消化したい!という理由で、
355日前に偶然取れたのが大阪・シドニー間のチケットでした。
シドニーを基点にどこへ行くのか?
アクティビティは??などなどプランニングするのも、
とても楽しい時間です。

人生初のオーストラリアでしたが、
ほんっとに良かったです。
シドニー、メルボルン、エアーズロック。
3都市、それぞれにまったく印象が違います。

旅は、「こうに違いない」という思い込みを取っ払ってくれます。
自然と繋がり、地球の壮大さを感じると、
ますます楽観的に生きたいと思えます!

行先をガラガラポンで決めるというのもいいですねえ。
以前、JRの「サイコロ切符」で当たったのが、餘部鉄橋。
なんでこんなとこ!?と思いましたが、
城崎温泉にも近いし、鉄橋から見える景色は絶景だし、
最高の日帰り旅でした。

そろそろ来年のゴールデンウィークの旅も
予約できる時期です。
偶然を楽しみながら、チケット獲得に励みます!

チンゲンサイとコマツナ

長い連休後は、怒涛の日々でしたが、
ようやく少し落ち着きました。
ずいぶんとブログもご無沙汰しておりました!

さて、先日の日経新聞に面白い記事が!と
教えてもらったのが、チンゲンサイとコマツナ。

ホウレンソウは仕事の基本ですが、チンゲンサイはその反対だそう。
チン=沈黙する、ゲン=限界まで言わない、サイ=最後まで我慢、を意味する。
ホウレンソウすべきだという前に、もうちょっとソフトに、
「チンゲンサイになってない? 大丈夫?」と問いかけること。
部下がチンゲンサイになっていたら上司との関係性にも注意。

コマツナは、困ったら、使える人に、投げる。
自分ひとりで抱え込むことなく相談してね、ということか!?
面白い語呂合わせがいろいろとあるものですね。

THE COMING WAVE

東京に向かう新幹線車中です。
今日からNetflixで配信されている「新幹線大爆破」を観たい!
しかし、GW目前の追い込みだ。すべてやり遂げ、心おきなく休みたい。

さて、先日の勉強会では、先が見通せないモヤモヤした時代、
生成AIやテクノロジーの急激な台頭で、『今何が起きているのか、
個人はどのように生きていくのか」。そんなことをテーマに、
ダイアログを深めました。

先生に紹介いただいた本、ムスタファ・スレイマ氏の
最新著書『THE COMING WAVE』。

AI、ロボット工学、合成生物学、核融合、量子コンピュータ、
DNAプリンター、自律型致死兵器、人工ウイルス……。
超進化する新世代テクノロジーが組み合わさることで、
開発者すら想定していない未曾有の大混乱と大惨事がもたらされる。
今。封じ込めなければ!国家は崩壊の危機にさえ直面する。
私たちは一部の超巨大AI企業と金持ちに牛耳られた、
激しい格差社会で不安定な生活を強いられるのか。
また、権威主義体制のディストピア的監視社会で暮らすのか。

本の後半には封じ込めへの10ステップが、
詳しく論じられています。
あ、まだここまでは到達していません。

世阿弥の言葉

福井の朝は快晴です!
肌寒いですが、キリっと空気が澄んでいます。

さて、先日、能楽師の方の講演をお聞きしましたが、
世阿弥の言葉をいくつかご紹介いただきました。

『初心忘るべからず
是非の初心
時々の初心
老後の初心』

老境がやってきたときに、
それをどのように乗り越えるのか。
考えさせられます・・。

『男時(おどき)と女時(めどき)』。
男時とは調子のよい時。
女時とは滅入っている時、頑張っていても
歯車がかみ合わない時。
そのような時こそ気を引き締めて、
いずれやってくる女時に備えること。
女時には控えめにし、周りを立てることが大事。

『離見の見』
少し離れたところから、自分を客観的に見ることを
大事にすること。

絶対悲観主義

週明けは御堂筋スタバ朝活からスタートしました。
快晴でさわやか~。

さて、先日楠木健氏の講演をアーカイブで観ました。
テーマは「絶対悲観主義」。
前提は「自分の思い通りにうまく行くことなんて、
この世にはひとつもない」。

仕事で全然全勝は不可能だし、勝率には限界がある。
たとえだめだったとしても「そうか~」と、
しみじみつぶやくことで、その経験も味わい深くなる。
気楽に取り組み、失敗しても落ち込まない。
そしてまた、自然と次に向かって動き出す。
このような紆余曲折を経た挙句、振り返ってみた時に
自分なりの確かな道ができている。
それが絶対悲観主義者の生きる道!


何とかなる、では何ともならないこともある。
だからこそ、努力と精進を重ねようという気にもなるのだと
思いました。

男性活躍推進

昨日から、全国経済同友会セミナー@広島に出席しています。
湯﨑知事のお話の中で、共働きが増加する中で女性に家事や育児などの
負担が偏っているとして、男性の家事・育児の参画を促す
「男性活躍推進条例」の制定に向けて、準備を進めているというお話がありました。

アンケートを実施し、男性900人、女性2千人から回答を得た結果、
子どもの食事や入浴といった育児を自分が担っていると答えたのは、
男性は3~9%、女性は43~69%。
夫婦間の家事・育児の分担についての満足度は、男性の約9割が「満足」。
女性は約6割にとどまった。

一昔前と比べると、ずいぶん分担されている感はありますが、
さらに推進するということですね。

基調講演の話者からは、サーキュラーエコノミ―のお話、
分科会の「ひとづくり」では、ダイバーシティについて、
熱い討論がなされ、ピンと閃いたことも多々ありました!
2日目の本日も楽しみです。