日々を慈しむ

オードリー・ヘップバーンの言葉。
1日1日を宝物のように慈しみたいですね。

『その日のために生きようとしてはいけません。
それではあまりに即物的だから。
それよりも、1日1日を
宝物のように慈しむべきよ。
生きていることそれ自体が、
どれほどありがたいことかを意識せずに
皮膚だけで生きているような、
つまりごく表層的な生きかたをしている人が、
とても多いように思うの。

どんな日であれ、その日をとことん楽しむこと。
ありのままの一日。ありのままの人々。
過去は、現在に感謝すべきだということを
わたしに教えてくれたような気がします。
未来を心配してばかりいたら、
現在を思うさま楽しむゆとりが奪われてしまうわ。

幸福のこんな定義を聞いたことがあります。
「幸福とは、健康と物忘れの早さである」ですって!
わたしが思いつきたかったくらいだわ。
だって、それは真実だもの』。

ご褒美時間

今日は正午ごろから大雨の影響で、
東海道新幹線が3時間止まっていました。
13時半東京発の予約を取っていたので、
ばっちりバッティングしました。

こういう時に、
あせってあれこれ画策し、
失敗したこと数知れず。
夕方から京都で予定されていた会合は、
残念ながら欠席の連絡を入れ、
新幹線が動くまで、悠然と
過ごすことに決めました。

思いがけずいただけた
ご褒美時間。

午前中にいただいた言葉を反芻したり、
読みたかった本を読む。
さらには、美味しいサラダランチをいただき、
英語のアプリでレッスンまで!

たまにはこういう過ごし方も
いいな、と思えた3時間でした。

ライフシフト

これからは超長寿社会。
人生100年時代を
どう生きるべきかを考察した本、
「ライフシフト」。
リンダ・グラットン著です。

20世紀、人生のステージは
大きく3つに分けられていた。
教育・仕事・引退のステージです。
しかし、人生80年時代から、
あと20年を生きる時代が来るとしたら、
私たちは3ステージモデルから脱却し、
マルチステージの新しい生き方、
働き方を考え直す必要があります。

100年ライフでは、家族と友人、
スキルと知識、健康と活力などの
無形の資産を充実させることの重要性が高まり、
そのための投資が必要になると言います。
長い人生を生きる人には、
これらの資産への投資、
とりわけ健康と教育への投資が不可欠。

これからの時代、
一つのスキルだけを身につければ、
それで生涯安泰というわけにはいきません。
つねに学び続ける必要があるのですね!

複線の仕事

事務の仕事が盤石であるからこそ、
現場も営業も安心して、仕事に邁進できます。

能力の高い事務職の方は、
「複線」「複々線」タイプの仕事ができると思います。
「単線」の仕事では、「仕事」という電車が、
ただ通り過ぎて行くだけです。
ところが、「複線」「複々線」タイプの仕事ができる場合、
自分の判断次第で「仕事」という電車の
行き先が変わってくるのです。

例えば、営業事務の仕事でも、
お客様から営業担当宛てに電話がかかってきました。
お客様は欲しい商品と数量、納期を伝言で残しました。
それをメモに書いて、営業担当のデスクにぺたり。
これはまさに「単線」の仕事ぶりです。

「複線」「複々線」タイプの方であれば、 
その商品の在庫と納期を調べ、欠品していたり、
納期が間に合わなかったりする場合は、
先方にその旨を伝えます。
もし、先方が納期を優先する場合なら、
代用品の候補を提案し顧客に判断を仰ぐことでしょう。
適切な判断を下し、臨機応変に対応していく。

『全員営業』、の心持ちで仕事に取り組むことで、
お客様にも喜んでいただける仕事が実現できますね!

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コンフォートゾーンとラーニングゾーン

ここのところ耳にすることが多いのが、
コンフォートゾーン、ラーニングゾーン、
パニックゾーン。

娘の学校の説明会でも出ましたし、
先日の会食の場でも、この話で盛り上がりました。
コンフォートゾーンとは、文字通り
「居心地のいい場所」。
ここに安住し続けると人間は成長しません。
コンフォートゾーンにいると、
自分が今持っているもので、
事を進めることができるため、
マイペースで仕事ができます。
むしろ、皆にちやほやされたり、
尊敬されたりすることもあります。

一方、ラーニングゾーンは、
コンフォートゾーンから一歩出たところにあります。
自分の今までの経験や知識、スキルが
あまり通用しないため、ある程度汗をかいて、
頑張らねばなりません。

パニックゾーンは、ラーニングゾーンより
さらに外側にあり、負荷が高すぎる領域です。
ここでは、自分の経験やスキルはまったく通用せず、
ともすれば、精神的な不調をきたしかねないゾーンです。

ビジネスパーソンが成長していくためには、
コンフォートゾーンに安住するのではなく、
ラーニングゾーンに身を置くことが大事ですね。

自分を省みても、コンフォートゾーンでの
仕事が多くなってきたように思います。
これで自己満足。安住するのではなく、
また新たな領域にチャレンジしていきたいです!

メンテナンス

長年愛用しているキャリーバッグが
ギシギシと音を立てるようになったので、
ショップで修理をしていただきました。
ああ、なんとスムーズに運べることか!

万年筆が書き辛くなってきたので、
これまたお店でクリーニング。
つまり感もなく、スラスラと書きやすい!

人間もこれと同じだな、と思います。
良い状態で人生を送るには、
定期的なメンテナンスが大事ですね。
この時間は未来につながる
「投資時間」だと思います。

ライフシフト100年時代。
マルチステージで充実人生を過ごすには、
大事にしたいことです。

リーダーのあり方

先日の日経新聞に掲載されていた、
小林りんさんと西水美恵子さんの対談は、
これからのリーダーのあり方について、
たくさんの気づきをいただけました。

小林さんは日本初の
全寮制インターナショナルスクールをつくり、
西水さんは世界銀行副総裁として、
途上国の貧困解消に尽力された方で、
現在はリーダー育成に力を注いでいます。

情熱をもってビジョンを語り、
自ら行動し、周囲を動かしてきたお二人に、
共通する強い想いは「社会を変えるには、
優れたリーダーの育成が必要だ」ということ。
以下、一部引用します。

『会社を変えたいのであれば、
社長や部長を巻き込むなど”地ならし”に
99%の力を注ぎ、行動は最後の1%でいい』

『真のリーダーは、頭とハートと行動が
つながっていること』

『新次世代のリーダーは真の意味で多様性を
受け入れることができる。見えないものを見る努力、
聞こえない声を聞く努力のできる人が、
リーダーシップを発揮できる』

『十人十色の個性や多様性を生かすことが
リーダーの役割。自分と違う意見に耳を傾け、
その背景にあるものに思いをはせること。
相手を思いやる力が必要だ』

『優れたリーダーは自分が熟知していることと知らないこと、
得意なことと不得意なことをシビアに見つめ、
あくまで謙虚だ。その姿勢が組織に伝わることで、
強いチームができる』

朝の効能

今日は午後からの研修です。
心にも余裕あり、ということで、
朝からキッチンストックコーナーの掃除、
シューズコーナーの断捨離、
家中に掃除機をかけて、夕食の仕込みをして。
と、あれこれスムーズに進む間に
どんどんとエンジンがかかり、
仕事も執筆1本、報告書2本が、
サクサクサク~っと進みました。

研修会場の近くでノマド中ですが、
ブログを書いたのちは、研修の最終準備に入ります。

朝はやっぱりいいなあ、
と改めて実感します。
朝のスタートダッシュが1日の生産性を
決めますね!

直感力

直感とは瞬時に導き出されるもの。
その背景には、過去の経験や知識、
無意識に考えていること、
もっと遡ると、DNAの中に記憶として残っているもの。
これらの膨大なデータベースの中から、
瞬時に導き出された答え。

『直感は7割正しい(羽生善治氏)』。

羽生氏は何より直感力を重視。
公式戦で直感的に閃いた一手の7割は、
正しい選択だったと言う。
データや前例に頼ろうとする戦法では、
肝心な閃きが失われていくのだと。

直感は意味のある答え。
直感の精度は、経験の影響が大きいように思います。
経験が重なれば重なるほど、
直感は研ぎ澄まされていきます。
となると、どんな経験も貴重ですね!