経営の原理原則

東京へ向かうのぞみ車中です。
今日からしばらく東京暮らしです!

さて、先日お聞きした小宮一慶氏のお話。
経営の原理原則、というテーマで90分。
メモメモ、納得!しかし、大事なことは実践。
「なるほどわかった」「ああ、いい話だった」、
だけでは意味なし、だと最後に締められました。

小宮氏曰く、良い会社とは、
「お客様が喜び、働く周りの仲間が喜び、高収益の会社」。
経営者の役割は、「企業の方向づけ、資源の最適配分、人を動かす」。
そして、何より大事なことは、経営者が正しい考え方を持つこと。

では、何を持って正しい考え方とするのか?
それは、論語や老子、儒教、仏教、キリスト教はじめ、
何千年も前から、人の道として伝えられてきたことを
学び実践すること。
これらは、人生や経営を成功させる根幹なのだといいます。

日本の経済は、1990年代から実質的に成長が止まっている。
メトロの初乗りもほぼ変わらず、新卒初任給もこの頃とほぼ同じ。
しかし、アメリカのGDPは6兆ドルから20兆ドルへ、
中国は1兆ドルから14兆ドルへ。
日本は5兆ドルで、ほぼストップ。

なぜか?仮説だけれども、ということでおっしゃったのは、
1990年代、戦前教育を受けたリーダーたちが、
どんどんリタイアしていった。
修身や愛国教育は、戦後すべて消されてしまったが、
こういった教育を受けていないリーダーたちの時代が、これ以降。
バブル崩壊の影響も大きいものの、人間力を持ったリーダー不在の時代、
というのも実は影響しているのではないかと。

「生成発展」という言葉も印象的でした。
宇宙は、秩序を保ちながら成長し続けている。
ライバルを蹴落とす、自分だけが良ければではなく、
「まずは自分が生成発展すること」。
そのことによって、なれる最高の自分になること。
この程度でいいか、こんなものでいいか、というのは、
宇宙の真理に反するのですね!

チームで動く!

今週は会社に行くこと多し、です。
チームで仕事をすることの面白さ、難しさを
感じながらも、チームメンバーの成長、
自分自身の改革に向き合う日々。

目的・目標を共有し、知恵や力を合わせ、
個人ではできない大きな課題の達成を実現するのがチーム。
喧々諤々、時にはヒートアップしながらも、
チームメンバーと真剣に話をすることで、
ハッと気づくこと、内省が深まること。多々あります。

メンバー一人ひとりの強みを生かし合い、認め合い、
弱みををカバーしあい、スピーディに事を進めていく。
自分の至らなさにジレンマを感じることもありますが、
逆境が成長につながることもあり。
「起こることすべてに導かれている」。

今年になって、いろいろな変化がありました。
自分の利き手でない方の手を使っている感も大、ですが、
目をつぶっていたこと、見ようとしなかったことに
向き合う時期ですね。

チームで協力し、達成した時の達成感、満足感は、
何にも代えられない。
そんな気持ちになれるのも、ありがたいことです!

行動が大事

「行動を見れば人は分かる」。
逆に言えば、「行動を変えれば、
人は変わる(小宮一慶氏)」。

たとえばこんなこと。

・朝は大きな声で挨拶しているか。
・帰る時には、机の上を整理整頓し、
 椅子を収めて帰っているか。
・相手によって態度を変えていないか。
・エラそうに座っていないか。
・借りたものを返しているか。
・自動改札でICカードを
 たたきつけるように通り抜けていないか。
・威圧感を感じさせていないか。
・素直にあやまれるか。
・人の話を最後まで聞かずにさえぎってないか。
・小さな行動を大切にしているか。
・リクライニングしたシートを降りるときには元に戻す

ついつい忙しいと、
荒くなっていることも。
毎日の行動、今一度
大切にしたいです。

整えなおす

今日は終日オフィスの日。
京都に向かう電車の中です!

さて、先月から、空いた時間に断捨離をしています。
書類、洋服、キッチンのパントリーの中、洗面所の化粧品。
定期的にやっていても、不要なものってたまりますね!、
整理する中で立ち上ってきたのは、
「整えなおす」、という言葉。

睡眠時間、洋服、生き方、人間関係、休日の過ごし方。
若い時と同じようにはいかないので、
節目節目で整えなおすこと、大事ですね。

よりよく生きるために
何より大事なことは「五感を整えなおす」ということ。
視覚、味覚、触覚、聴覚、嗅覚!

視覚。美しい景色を見る、絵画や作品を観る。
まだまだリーディンググラスは大丈夫、
と思っていますが、夕方はスマホの画面が見づらいことも。
無理しないことも整える、ですね。

味覚。美味しい!と思う感覚も変わってきている感じ。
人工的な味は違和感がありますし、
実家が届けてくれる野菜は、野菜本来の味がする。

触覚。ごしごしと顔を洗うのではなく、
ゆっくり包み込むように洗顔することも大事。
洗顔ネットでじっくりと泡立てた泡を触っているだけで、
癒されます。

聴覚。心地良いと感じる音楽、鳥の声、風の音、雨の音、
毎日、仏教のお話を聞くことでも心が整います。
今朝のお話は、「心とは何か」。

嗅覚。香りは脳に直結する感じ。心地良くなったり、
気分が悪くなったり。
アロマオイルも欠かせません。

整えなおす!これからのテーマです。

歴史を知る

ミャンマーと日本の時差は2時間半。
ミャンマーが遅いので、今はまだ、お昼前です。

奨学金の授与式とセミナーは16時からなので、
これから、ミャンマー国立博物館にお連れいただきます。
昨夜は、1300年に渡るミャンマー史をお話いただき、
ハッとしました。
この国の歴史を知らずして、何をしようとしていたのか・・。

9世紀ごろまで栄えたピュー族の王朝時代、
その後のバガン王朝を経て、最後の王朝マンダレー時代。
そして、イギリス統治時代を経て独立。、

今は民主化を進めるも、130を超える部族がいて、
なかなか統治が進まない。
背景があり、歴史があり、今に至っているのですね。
来年はバガンやマンダレーも訪れたいです!

行ってきます!

空港で飛行機を見ながらノマド中。
あ、スターウォーズ号!

スターウォーズの全シリーズを、
一気に観たのは4年前。
まさに宇宙や人間の縮図。
縁起であり、始まりも終わりもない円相のようです。

「恐れはダークサイドに通じる。恐れは怒りに、
怒りは憎しみに、憎しみは苦痛へ」。
アナキンがダース・ベーダーへと変貌を遂げる様は、かくの如し。
しかし、悪の権化のようでも、善の心が顔を出す。
人間とは、自分も含めて「こういう人だ」
とは言えない不可思議な存在。

さて、これからミャンマーに行ってきます!

ミスコミュニケーション

今日は、月に一度の全体ミーティング&勉強会です。
勉強会は、「行動指針浸透セッション」。
人が増え、時代が変わる中で、行動指針を見直す必要性を感じ、
半年かけて大きく見直しました。
それを伝えるとともに、メンバー全員でセッションする予定です!

さて、最近はミスコミュニケーションをテーマにした、
研修の依頼が増えています。
チームメンバーが多様化する中、「以心伝心」では伝わらないし、
「察してほしい」などと無理な話。
意図と解釈の違いがないように、伝えることが必要です。

ミスコミュニケーションとは、
「送り手が伝えようとしたことが、意図したように伝わらなかった」こと。

例えば、歪んで伝わったり、伝えるつもりのことが伝わらなかったり、
伝えるつもりがないのに伝わってしまった!
または、事実と解釈を混在して伝えたために、事実とは異なった形に
受け手に認識された・・。
送り手の伝えたことが、意図的にせよそうでないにせよ、
受け手への配慮を欠いた、などなど、多岐にわたります。

そして、以下のような実りない結果につながってしまう。

・人間関係悪化・崩壊
・ミスや手戻りが発生し生産性低下
・モチベーション低下

と言いながらも、先日
「18時に、直接お店で待ち合わせましょう」とあいまいな伝え方をしてしまい、
お相手をお店の前で、長らく待たせてしまうことになりました。

わたし:お店で=お店の中で
お相手:お店で=お店の前で

という2つの理解がうまれた、というわけです。
自分の勝手な思い込みで伝えてはいけません!と自戒を込めて・・。

大切にしたいこと

名古屋の朝は雨模様です。
今日はずいぶんと冷え込むようですね。

さて、出どころは忘れましたが、
折に触れ読み返している10か条です。
ついつい反対の行動を取ることあり、ですので、
自戒を込めて!

1.不平を言わない。誰かの不平の種にならない

2.ひとつことをいつまでもくよくよと考えない

3.自分の分け前を、他人のものと比べたりしない

4.過去をふりかえり、「あの時ああしていれば」などと言わない

5.明日のことを気にしない

6.自分が大いなるものに守られていることを知る

7.人を見るときには、良いところをさがす

8.やさしい気持ちで行動する

9.いついかなるときも、素直で正直に、正しいことを行う

10.どんなに小さなことでも、どんなに大きなことでも、
 やるからにはベストを尽くす

自律的に動く

週明けは、大阪からスタートです!
よく耳にする「自律的に動く」ということ。
種々解釈があると思いますが、
私は”自分で考え、主体的に行動すること”だと考えています。
しかし、やたら動けばいいというものでもありません。
自律的に動くためには、以下の力が大切だなあ、と。

1.目的・目標意識を持って動く
どんな仕事にも目的があります。
そこを考えずに主体的に行動したとしても、
相手の期待には応えられないこともあり、です。
また、ゴールイメージ(目標)を明らかにした上で動くことです。
この2つについては、上司やお客様と擦り合わせることも大切です。
でないと、「こんなことを期待していたのではなかった」と
やり直すことになるのでは、本末転倒。
目的と目標が明らかになったら、そこに至るまでのシナリオを
自分で考え、紡ぎ出すことです。

2.責任感を持つ
上司や周りに都度確認する人、というのは、
ともすれば、責任を取りたくない。
「上司がこう言いました」と回避したい、という想いが
あるのかもしれません。
しかし、これではいつまでたっても
言われたことしかできません。
責任を持つ、自分が引き受ける、という心持ちがあってこそ、
仕事にも身が入り、周りからも信頼されるのでしょう。

3.関係の質を高める
日頃から、周りとのコミュニケーションを大事にすることで、
気軽に質問できたり、効果的なフィードバックを得られます。
また、入って来る情報の質が、判断の質を高めることにもつながるので、
自分だけの世界で考えるのではなく、周りとのやり取りの中で、
気づくことも多々あるはずです。