本日、東海・近畿・中国地方が梅雨入りしました。
東京に向かう車中。空は、どんよりとした雲で覆われています。
さて、週末に観た映画、「国宝」。
3時間があっという間、という印象でした!
迫真の演技と、美しいカメラワークに引き込まれ、
没入感半端なし。
高みを目指し続ける姿の、なんと美しく壮絶なことか。
血筋か才能か?
歓喜と絶望が交互にやってくるさまは、
まさに「禍福は糾える縄の如し」。
信頼と裏切り。執着と諦め。
もがき苦しむ壮絶な人生の先にあるものは?
多くの問いが立つ作品でした。
カンヌ国際映画祭の監督週間で公式上映された時には、
6分間スタンディングオベーションが鳴りやまなかったという。
劇場でもエンドロールが終わるまで、誰一人立ち上がりませんでした。
オーディブルで、原作小説も聴いていますが、
朗読されているのは尾上菊之助氏改め、
八代目尾上菊五郎なので、これまたリアリティあり。
国宝ワールドにどっぷりハマっております。
投稿者: 藤井美保代
すっきり!
茨城から東京に戻って来ました。
潮来市では、この時期あやめ祭りが開催されていて、
にぎわっていました。
さて、下車したのは御徒町!人生初です。
気づいたら、駅前カフェで2時間半、仕事に没頭していました。
積み残したことがあると、頭の中がもやもや。
これではパフォーマンスが落ちます。
今日やることを終えてすっきりしたところで、
ホテルに向かいます!

読書のコツ
千葉から茨城県の潮来へとやって来ました!
夕食まで少し時間があるので、山口周氏の
「読書を仕事につなげる技術」読了。
①読書は投資である
読書において最も重要なコストは「時間」であり、
価値のない本に時間を費やすことは避けるべき。
②2種類の読書を使い分ける
社会人が読むべき本は「ビジネス書」と「教養書」の2種類。
それぞれ異なる目的と読み方が必要。
③読書は「どう読むか」より「どう活用するか」
読んだ内容を忘れる前提で、重要な箇所に線を引き、
要点を抽出し、データベースに転記することで知識をストックし、
実践に活かすこと。
最後のページの特別付録「ビジネス書マンダラ」に紹介されている超基本の6冊。
その中の「人事屋が書いた経理の本(ソーテック社)」は、30年前、
この仕事に就いた時に紹介された名著!
会計を通じて経営のを見る目が養われるとはまさにです。
ぼやーっと読むことなく、活用目的で読むスタンスを
大事にしたいです。
未完のバトン
今週は行脚の日々。
今日の東京はずいぶんと涼しいです!
さて、先日のNHKスペシャル未完のバトンは、
「男女雇用機会均等法」の生みの親、旧労働省の婦人少年局長、
赤松良子氏からバトンをつなぐ姿が描かれており、胸に迫りました。
昭和の頃、職場では男女差別が当たり前のように存在していましたが、
赤松氏は法制度による改革を目指して本格的に動き始めました。
1985年男女雇用機会均等法が成立され、86年から施行。
雇用の場における性別による差別を禁じた画期的な法律で、
採用や昇進、配置転換において男女を平等に扱うことを努力義務とすること。
退職や定年などの扱いにおいて、男女差別を明確に禁止すること。
努力義務にとどまった点など、理想とはほど遠いこともあったものの、
女性の就業においては選択肢が広がり、
結婚や出産を理由に辞めざるを得ないという風土が、
少しずつ変わり、今に繋がっていることは間違いありません。
2000年、妊娠28週頃に大きくなったお腹で仕事に行くと、
「そんなお腹になってもまだ働いているんですか。トドみたいですなあ」と
言われ愕然としたことや、保育園に子供を預けて仕事をしていると、
「なんで仕事やめないんですか。子供さんがかわいそうですやん」と
言われたことも、一度や二度ではありません。
今なら問題発言でしょうが、あの頃は当たり前の風潮でした。
この数十年で、女性が働く環境は確実に変わってきました。
とはいえ、まだまだ存在するアンコンシャス・バイアスや、
制度はあっても風土が追い付いていないことはあります。
赤松氏は昨年亡くなられたけれども、バトンは次の世代へと
確実に手渡された。
葛藤しながらも前へと進む人たちの姿に、自分や組織を
重ね合わせて観たのでした。
月に一度の貴重な場
今日は月に一度、全員集まってのミーティング日。
午前中は対話や近況報告会、午後からはコンテンツの
ブラッシュアップ会でした。
月に一度皆で集まり、お互いが学んだことをシェアしたり、
お客様へのご支援事例の共有や、はたまたコンテンツの見直しなど、
知見を共有し合う。
お互いから学び吸収する、貴重な場です。
今年のATDテーマは、「Collective Insights. Lifelong Learning」。
Collective Insightsとは集合知・洞察力?
多様な人々・組織・業界の知見を集約すること。
単なる情報や知識ではなく、深い気づきであり本質的理解。
今の時代、組織の成長や個人の能力開発は、
ひとりの知識や経験に頼るのではなく、
チームやコミュニティ、ネットワーク全体の知識の共有と連携に
よって促進されるのだと実感しています。
Lifelong Learningとは、生涯学習。
年齢やキャリアに関係なく、継続的に学び続けること。
学びを止めることは、この変化に取り残されること。
個人も組織も絶えずアップデートし続ける場、
これからも大事にしたいです。
超国宝
昨年から楽しみにしていた奈良国立博物館「超国宝 祈りのかがやき」。
週末に行って来ました!
それにしてもすごい人混みにびっくり。
「超 国宝」という展覧会タイトルは、選りすぐりの名品という意味かと思うと、
それだけではなく、国宝を生み出した”祈り”を、時代を超えてつないでいきたい、
という思いも込められているのだそうです。
それにしても名品揃い。
法隆寺の百済観音(観音菩薩立像/飛鳥時代)、石上神宮の七支刀(古墳時代)、
円成寺の大日如来坐像(平安時代)に最後のコーナーには、
中宮寺の菩薩半跏像(飛鳥時代)。
この展示がまた素晴らしかったです。
黒い壁に囲まれ、燈明のように浮かび上がる百済観音像。
360度から拝めるその立ち姿は凛とし、天をも突き抜けるようです。
この姿こそが、祈りと永遠性を象徴しています。
部屋ごとにテーマが定められ、釈迦への信仰、仏の優美な装飾世界、
神々の至宝などを紹介し、最後の真っ白な部屋には、中宮寺の菩薩半跏像!
思わず立ち尽くしました・・。
新たな世界の夜明けを象徴するがごとくのこの世界観。
ほんっとに素晴らしいです。
昨年の空海展も感動のあまり、2回足を運びました。
奈良・京都・大阪での3展覧会。
いずれも6月15日までですが、せっかくならば
すべて行ってみたい・・。
風船会計
福井に向かう車中です。
本日お聴きした、共同通信編集委員、橋本卓典氏の講演、
ピリッと辛口だけれども本質にグリグリ斬り込む、
とても面白いお話でした。
日本の製造業は、技術の擦り合わせで複雑な開発をする
「経済複雑性」が20年以上世界一である。
にもかかわらず、労働生産性は低い・・。
これはいったいどういうことなのか?
サプライチェーンの縛りなどで、赤字仕事でも受けざるを得ない。
といった経済学者の理論に当てはまらない現状がある。
また、管理会計の視点で、単価・数量・原価・限界利益の
個別管理ができていない。
松本めぐみ氏が開発されたという、
「右脳で理解する風船会計」について紹介くださいました。
早速動画を見ましたが、わかりやすい。
豚と風船で視覚的に会計を読み解いています。
二代目社長と結婚し、経理を担当する中で、
社員の人たちに、管理会計を理解してもらおうと、
試行錯誤しながら開発したのだそうです。
今は自社だけではなく、書籍も出版され、
世に広く展開されています。
これも価値の創出、ですね!
小さな習慣の積み重ね
東京2日目の朝です。
今日は30度近くになるようですね。
いつものカフェはすでに満席。
毎日、同じ席で、同じことをやる。
スケジュール確認、読書、資格試験の勉強と、
朝習慣って大事だなあ、と思います!
そういえば、今朝のネイティブキャンプの教材は、
「小さな習慣の積み重ね」でした。
一部引用します。
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成功は才能や運と結びついているように思われがちだが、
多くの富裕層にとって、それは時間をかけて培った、習慣によるところが大きい。
これらの習慣は、仕事と私生活の日々の指針となり、
雑念を払うのにも役立つ。
良き習慣によって集中力を維持し、時間をうまくマネジメントし、
心の安寧をも得ることができるのだ。
多くの人は、準備ができるまで行動を先延ばしにする。
自由な時間、余分なお金、あるいは完璧な状況が訪れるまで、
行動を始めようとはしない。
小さな一歩を踏み出すことから始めよう。
良い習慣は、準備と日々のちょっとしたきっかけで身に着けることができる。
こうした行動が習慣化することで、豊かな人生へと繋がるのだ。
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ATDの空気感
週明けは東京でスタートです。
今にも雨が降りそうな天気ですが、昨日の暑さから一転、
過ごしやすい気温です!
さて、5月18日~21日までワシントンDCで開催されている、
ATD International Conference & EXPO(ATD-ICE)に、
参加されている方の投稿に刺激を受けています!
ATDとは、Association for Talent Development。
世界最大規模の人材開発に関するConferenceです。
去年のテーマは「Recharge Your Soul」でした。
燃え尽き症候群や、心の充電・バランスの重要性が
謳われていたというのは、昨今の世相を表しているような。
今年のトレンドはなんだろう?
現地に行くからこその、あの臨場感やエネルギー、
2019年を最後に、しばらくご無沙汰しています。
毎年秋に台湾で開催される、アジアパシフィックに行くことから、
復帰したいとも思いつつ、です!