久遠チョコレート

博多から岡山に向かう道中です。
いつものラーメンではなく、今回はうどんを食す。
牧野うどん、とても美味しかったです!!

さて、先日いただいた久遠チョコレート。
全国の福祉事業所と連携しながら、障害のある方や
生きづらさを抱える方たちと一緒に、
チョコづくりに取り組んでいます。

誰かを「助ける」ではなく、ひとり一人の特性や得意なことを
活かして、「誇れる仕事」を生み出しているブランドです。
丁寧な手仕事だからこそ生まれる繊細なおいしさが、
まさに多様性を力に変えているようで心を掴まれます。

看板商品の「QUONテリーヌ」は、産地にこだわったカカオに、
ナッツやフルーツをたっぷり合わせた贅沢な一枚。
砂糖を控えめにして素材の味をしっかり感じられるやさしい甘さで、
ついもうひと口、手が伸びてしまいます。
パッケージもかわいくて、贈り物にもぴったり!

久遠チョコレートは、ものづくりの先にある、
“人のストーリー”まで届けてくれる、
温かいブランドだと思います。

関西は北新地にあるので、一度訪れてみます!

GROW THE PIE

博多に向かうのぞみ車中です!
今日は春並みの暖かさですが、水曜からはずいぶん寒くなるようですね。
ちょうど水曜まで出張ですが、コートの厚さチョイスが難しい・・。

さて、ヒューマンバリュー社のTD&OD研究会で取り上げられた
「GROW THE PIE」。
ロンドン・ビジネス・スクール教授のアレックス・エドマンズ氏の著書を
ヒューマンバリューの方々が翻訳されましたが、面白く納得至極。
一気に読み進めました!

「ビジネスは利益を追究すべきか、社会のためにあるべきか」。
本書のメッセージは明快で、「パイを奪い合うのではなく、育てよう」。
この二項対立を軽やかに乗り越えていきます。

わたしたちのパーパスは「目の前の『人』と『組織』を幸せに」です。
これを達成することが社会及び自社に、どのようなインパクトをもたらすのか?

個”に自己効力感や前向きな行動変容が生まれ、学び続ける力を育てる。
その変化がチーム内の信頼や対話の質を高め、職場全体の生産性と
心理的安全性を向上させる。
さらに、働きがいの高い組織は顧客満足度やサービス品質を押し上げ、
企業のブランド力・長期的な成長につながる。
その企業が社会に提供する価値が増えることで、
人と組織の幸せが広がり、最終的には社会全体の“価値の総量”が大きくなる。
これがパーパスが生む“価値の連鎖”だろうか?

これからも、折に触れて『私の行動はパイを増やしているだろうか?
分割しているだけだろうか?』。
パイ拡大メンタリティを育むこの問いを、立て続けていきたいです!

プラットフォーム能力

始発で福井に向かう朝です。
連休は、毎日10時間以上睡眠時間を取れたので、
ずいぶんと調子が戻ってきた感じです!
昨夜は一休寺の紅葉も楽しめて、
秋が深まっているのを実感します。

さて、連休中に学びの機会をいただいた、
JAVADA(中央職業能力開発協会)の
『キャリア・シフトチェンジ』のためのワークショップ。
とにかく、コンテンツの設計が素晴らしい。
ワークショップ後半は指を自分に向け、ハッとすること多し。
シニアのキャリア・シフトチェンジは、多くの会社が直面する課題でもあります。

シニア期(高年齢期)前に、これまで培ってきた知識、
スキル、行動特性、職業観等を棚卸しし、
シニア期(高年齢期)の働き方に向けて、仕事の型を作り直していく。

環境変化に柔軟に対応できる基礎能力(プラットフォーム能力)は、
キャリア・シフトチェンジを行う際に必要となる力。
態度・行動・スキルの3視点から、見ていくのですが、
そうか、この力が不足しているよね、と、これまた自己理解が深まります。

こういった自己診断ツールで、自身のことを客観的に知る力も
大事ですね。

わたしたちもライフキャリアプロデュース支援
行なっています!
 


ありかたで生きる

明日から3連休だからか、
朝から新幹線の駅は大勢の人でにぎわっています!
ストールを落とすも気づかずにいると、
落としましたよー、と拾って声をかけて下さる方が。
ああ、ありがたや。

さて、先般いただいた大久保寛治氏の本、
「あり方で生きる」に書かれていた
自分を整えることは、誰かの安心を生む。」
これ、大事だなあ、と思います。


そもそも“あり方”という言葉は、技術でも肩書きでもなく、
「どんなエネルギーでそこにいるか」という姿勢のこと。
大久保氏は、あり方が周囲に伝播すると繰り返し語っています。

イライラしていると、周りも落ち着かなくなる。
穏やかでいると、相手は言葉を安心して返してくれる。

私たちが自分を整えることは、結局のところ
“誰かの生きやすさ”につながっている。
人はひとりでは生きられないからこそ、
自分の内側を整えることは、周りへの優しさの一つの形なのだろうと思います。

これは新鮮!

今日は真冬並みの寒さなので、
冬物のコートを羽織ってきました。
さて、今週2度目の東京へ向かっています。

先日薦めていただいた「木挽町のあだ討ち」がとても面白い。
“あだ討ち”という、古典的な題材ながら、その枠に収まりきらない
奥行きが魅力的です。
オーディブルで聴いていますが、読み手が章ごとに
代わるのも楽しい。

江戸の町を舞台に、義理や人情が丁寧に描かれていますが、
伏線回収や、因果応報の様に胸がスカッとします。

リアルな心理描写、構成の巧さ。
静かな内面劇、とも言えるでしょうか。
これはお見事!




習慣化

東京へ向かうひかり車中です!
学校ではインフルエンザやコロナが流行っていて、
次々と学級閉鎖になっているようですが、
今週はぐっと寒くなる見込みなので、
ますます拡大しそうで心配です。

さて、習慣化についての本再読。

「人間は理性の生き物でも、本能の生き物でもない。
人間は“習慣”の生き物である」。

哲学者ジョン・デューイの言葉です。

近年、習慣形成の研究は大きく進みました。
「習慣化には3か月」とよく言われますが、
行動の種類によって必要な期間は異なることが、
心理学や脳科学の視点からも明らかになっています。

習慣化コンサルタントの古川武士氏は
行動習慣・身体習慣・思考習慣の3つに分けて整理しています。

行動習慣は1か月。
読書、日記、片づけ、勉強、家計簿など
行動は「トリガー(きっかけ)」と「小さな報酬」で定着しやすい。
行動経済学者BJ・フォッグが提唱する“Tiny Habits”でも、
「小さく始めて、大げさに褒める」ことが習慣化を
後押しすると言われています。

身体習慣は3か月。
運動、食事改善、早起き、禁煙、筋トレなど
身体は“慣性”が強いため、神経回路と筋反応の再学習に時間がかかる。
脳の可塑性研究でも「約12週間で神経ネットワークの変化が安定する」と
報告あり。

思考習慣は6か月。
ポジティブ思考、論理的思考、自己肯定感など
最も難易度が高いのがこの領域。
思考は長年の体験・価値観に根差しているため、
脳の「デフォルトモードネットワーク(無意識の思考回路)」を
書き換える必要があるために長くかかる。
マインドセットを変えるには、行動を“続ける”ことによる
内面の積み重ねが不可欠。

良き習慣を身につけたいものです。

備え最善の対応をする

広島から東京へ向かう車中です。
のぞみで4時間、結構遠い!
特に新大阪まではネット環境が劣悪なため、
仕事はかどらず。動画も楽しめない。
お弁当をいただき手帳タイムを堪能しました。

さて、ここ数年、11月になると必ずと言っていいほどに、
喉の不調が発生します。繁忙期のため、知らず知らずのうちに、
疲れがたまっているからか?今日も声がかすれ気味でした・。

2年前には、朝起きたらほとんど声が出なくてあせりましたが、
マイクのボリュームを最大にして臨みました。
とはいえ、聞き苦しく申し訳ないことでした。

生身だから、何が起こるかわからない。
体調の急変も、スケジュールの乱れも、突発的なトラブルも、
避けられないのが現実です。

「備える」ことに加えて、「できる最善の対応をする」ことも
大事にしたいものです。
体調・仕事・人間関係、すべて完璧にコントロールすることは
できませんが、穴をあけることはあってはならない。


声が出なくなったことをきっかけに“任せる”ことが
できるようになったのが、12年前。
自分一人で抱え込まず、チームの仲間に助けてもらうことも、
必要ですね。

ガラスの天井

広島へやってきました!
先週と今週は、女性を対象にしたセミナーが続きました。
1985年の男女雇用機会均等法の成立から40年。
いま、日本では初の女性首相が誕生し、働く女性は全労働人口の45%を
占めるまでになりました。
M字型カーブもかつてよりもゆるやかになり、社会は確かに変化しています。
それでも、管理職比率や賃金にはまだ男女格差が存在し、
見えない「ガラスの天井」は依然として立ちはだかっています。

この壁をやぶるためには、『無意識のバイアスを見える化』すること。
“リーダー=男性”という思い込みもまだあるでしょうし、
わたしにはリーダーなんて無理、という過小評価バイアスも
確かに存在する。そんなバイアスに気づくことが、最初の一歩です

二つ目は、『キャリアの中断を許容すること』。
出産や介護などで一時的に、仕事に力点を置けなくなったとししても、
再挑戦できる仕組みがあれば、才能は再び輝きます。
再スキルアップの支援、副業や兼業を通じたスキル維持、
キャリアカウンセリングの充実など、
“曲線のキャリア”を肯定する社会へ転換が必要です。

三つ目は、「女性活躍を経営戦略に位置づけること」。
多様な意思決定が企業の成長を促すことは、もはやデータで
裏づけられています。経営層自らが言葉と行動で示し、
KPIとして多様性指標を設定することで“制度”から“文化”へと
進化できるはず。

均等法から40年。
次の40年は、女性が「頑張る」時代ではなく、
誰もが自然に力を発揮できる時代へ。
そのための変革は、私たち一人ひとりが担うのだと思います!

懐かしのジープ島

今朝はずいぶんと冷える朝です!
今日から京都→福岡→広島→東京と行脚の日々ですが、
ラーメン、いや、もつ鍋か?広島ではお好み焼きか牡蠣なべか?と、
またまたご当地グルメへの妄想が広がります。

さて、8年前のちょうどこの時期に行ったジープ島。
Facebookの「思い出」に上がってきました!

直径35m、一周わずか111mの小さな島。
Wi-Fiもなければ電気もなし。
水は貴重なので、一人バケツ1杯。
これで髪も体も洗えるとは驚きだった。

あれから何が変わったのか?
バスタオルを使わなくなった。
水は貴重なものだと、大事に使うようになった。
人間どこでも生きていけるのだと、根拠なき自信がさらに強固になった。

ああ、また久しぶりに行ってみたいです!