始発で向かう朝です!
毎日マッハのように過ぎて行きますが、
日々の中でのちょっとした楽しみは大事にしたいです。
待ち時間にはご褒美デザート、新幹線では観たかった映画を楽しむ。
以前、ハーバード・ビジネス・レビューで、
時間と幸福のマネジメント特集を読んで以降、
「休暇」も大事にしています。
カリフォルニア大学のキャシー・モギルナー准教授が、
ギャラップ社の世論調査データをさらに分析した結果、
「休暇を優先する人の方が、幸福度が格段に高く、
人生への満足度も高かった」といいます。
もちろん大多数の人は、週末二日間は休んでいるが、
これを単なる「週末」ではなく、「週末を休暇のように見なしてほしい」
という指示を出し、実験を試みた。
対象は、400人の働く米国人。
この半数の200人には「週末を休暇のように見なしてほしい」
という指示を出し、残りの200人はいつも通りの週末とみなしました。
結果、週末を休暇とみなした被験者は、各段に幸福度が
高かったと言います。別の被験者を対象とした実験でも、
同じような結果が得られました。
なぜこのような結果が出たのか?休暇とみなした被験者は、
家事や仕事にあまり時間をかけず、ゆっくり朝寝坊を楽しんだり、
いつもよりややたっぷり食べたりした、という具合に、
週末の過ごし方が多少違っていた。
「その瞬間を楽しみ、注意を向ける姿勢」が、
翌日の月曜日の幸福度に効果的に働いたのだと。
休暇だと思うことで、目の前の時間に意識を向けて
噛みしめ堪能できるのであれば手軽にできます。
しかし、この方法自体をルーチンにするのではなく、
本当に気分転換が必要な時の、切り札にするのがオススメ、というのにも納得。
毎週休暇気分では、やりたいことに着手できずに、
却ってイラつきそうです!