広島から東京へ向かう車中です。
のぞみで4時間、結構遠い!
特に新大阪まではネット環境が劣悪なため、
仕事はかどらず。動画も楽しめない。
お弁当をいただき手帳タイムを堪能しました。
さて、ここ数年、11月になると必ずと言っていいほどに、
喉の不調が発生します。繁忙期のため、知らず知らずのうちに、
疲れがたまっているからか?今日も声がかすれ気味でした・。
2年前には、朝起きたらほとんど声が出なくてあせりましたが、
マイクのボリュームを最大にして臨みました。
とはいえ、聞き苦しく申し訳ないことでした。
生身だから、何が起こるかわからない。
体調の急変も、スケジュールの乱れも、突発的なトラブルも、
避けられないのが現実です。
「備える」ことに加えて、「できる最善の対応をする」ことも
大事にしたいものです。
体調・仕事・人間関係、すべて完璧にコントロールすることは
できませんが、穴をあけることはあってはならない。
声が出なくなったことをきっかけに“任せる”ことが
できるようになったのが、12年前。
自分一人で抱え込まず、チームの仲間に助けてもらうことも、
必要ですね。
投稿者: 藤井美保代
ガラスの天井
広島へやってきました!
先週と今週は、女性を対象にしたセミナーが続きました。
1985年の男女雇用機会均等法の成立から40年。
いま、日本では初の女性首相が誕生し、働く女性は全労働人口の45%を
占めるまでになりました。
M字型カーブもかつてよりもゆるやかになり、社会は確かに変化しています。
それでも、管理職比率や賃金にはまだ男女格差が存在し、
見えない「ガラスの天井」は依然として立ちはだかっています。
この壁をやぶるためには、『無意識のバイアスを見える化』すること。
“リーダー=男性”という思い込みもまだあるでしょうし、
わたしにはリーダーなんて無理、という過小評価バイアスも
確かに存在する。そんなバイアスに気づくことが、最初の一歩です
二つ目は、『キャリアの中断を許容すること』。
出産や介護などで一時的に、仕事に力点を置けなくなったとししても、
再挑戦できる仕組みがあれば、才能は再び輝きます。
再スキルアップの支援、副業や兼業を通じたスキル維持、
キャリアカウンセリングの充実など、
“曲線のキャリア”を肯定する社会へ転換が必要です。
三つ目は、「女性活躍を経営戦略に位置づけること」。
多様な意思決定が企業の成長を促すことは、もはやデータで
裏づけられています。経営層自らが言葉と行動で示し、
KPIとして多様性指標を設定することで“制度”から“文化”へと
進化できるはず。
均等法から40年。
次の40年は、女性が「頑張る」時代ではなく、
誰もが自然に力を発揮できる時代へ。
そのための変革は、私たち一人ひとりが担うのだと思います!
懐かしのジープ島
今朝はずいぶんと冷える朝です!
今日から京都→福岡→広島→東京と行脚の日々ですが、
ラーメン、いや、もつ鍋か?広島ではお好み焼きか牡蠣なべか?と、
またまたご当地グルメへの妄想が広がります。
さて、8年前のちょうどこの時期に行ったジープ島。
Facebookの「思い出」に上がってきました!
直径35m、一周わずか111mの小さな島。
Wi-Fiもなければ電気もなし。
水は貴重なので、一人バケツ1杯。
これで髪も体も洗えるとは驚きだった。
あれから何が変わったのか?
バスタオルを使わなくなった。
水は貴重なものだと、大事に使うようになった。
人間どこでも生きていけるのだと、根拠なき自信がさらに強固になった。
ああ、また久しぶりに行ってみたいです!
どうありたいか?
東京から戻る新幹線車中です!
今回もひかりを選んだので、まずまずの空き具合です。
さて、オーディブルのオススメに出てきた内館牧子さんの小説、
『終わった人』。
ギクリとするタイトルですが、自分にも通ずるものがあるなと、
一気に聞きました・・。
主人公は、順風満帆なキャリアを歩んできたものの、
定年退職を迎えた瞬間に「社会から自分が消える音」を聞く。
妻は元気に習い事やボランティアに励み、彼だけが家でポツン。
新聞を隅から隅まで読んでも1日が長い。
そんな中で起業を試みたり、
大学院に通ったり、恋らしきものをしたり(!)と、
もがきながら“生き直し”を試す。
読んでいて笑えるのに、胸の奥がチクチク痛む。
数年後の自分を、ふと重ねてしまうからかもしれません。
しかし、この本は、ただの“定年悲話”では終わりません。
主人公が葛藤の末に気づくのは、「社会にどう見られるか」より
「自分がどうありたいか」。
人生100年時代、終わったかどうかを決めるのは他人ではなく、自分。
この言葉、自分にもしかと留めたいです!
思い出に残る場所
始発で大阪へ!
太陽が昇るのがずいぶん遅い時間になりましたね。
さて、今年もあと2か月を切りましたので、
そろそろテーマごとに振り返りをしたいものです。
まずは、今年訪れた、思い出に残る場所。
1月から時系列で挙げてみました!
・千早赤阪村→近畿圏内なのに人生初訪問。
金剛山への雪山登山する人がたくさんいてびっくり
・上立神岩→淡路島の港から船で15分。沼島の先にあり、志を立てる岩
・成田山→人生初訪問。境内にある出世稲荷では、
狐さん大好物のお揚げをお供え
・千鳥ヶ淵の桜→極寒且つ大雨だったが、桜並木を堪能
・山中・山代温泉→魯山人ゆかりの地を巡る
・エアーズロック→人生初オーストラリア。エアーズロックは圧巻だ
・大阪・関西万博→7回訪問したが、毎日行きたい位楽しかった!
・草間彌生展@京都→御年96歳でまだまだ迸る情熱がすごい!
・上高地→河童橋からの絶景に癒される
・スカイランタン祭り@京都→何百というランタンが空に浮かんでいるのは圧巻
・永平寺→人生初永平寺。広い境内に驚く
・淡路島五斗長垣内遺跡→弥生時代に鉄器を作っていた場所
・宇奈月温泉→泉質良し、景観良し!
『意味』『美』を基準にする
千葉は快晴ですが、10℃とは寒い朝です。
今年もあと2か月とは驚くばかりですが、
この調子ではあっという間に10年位経ってしまいそうです!
「人生の経営戦略(山口周氏著)」は、企業に経営戦略があるように、
わたしたちも長期的視点で意思決定をデザインすべきだ、と説いています。
キャリアや生活は“場当たり的”に積み上がってしまいがちだけれども、
本来は「何を大切にしたいのか」「どんな社会に貢献したいのか」という
価値観を軸に据える必要があるのだと。
そして、その基準を「生存」「成功」「意味」「美」の4つに整理。
ついつい成功”に偏重しがちですが、
幸福度は“意味”や“美”に影響されるというのは、
本当にそうだな、と思います。
『美学と品格』。お客様の経営理念ですが、
こういう基準で意思決定していきたいものです。
アンラーニング
京都は午後から大雨になっています。
この雨のあとは、また秋が深まりそうですね。
明日からは3連休、楽しみです!
さて、今年7月から学びの機会をいただいている、
ヒューマンバリュー社さんの「タレント&組織開発の本質を探究する研究会」。
何度もアーカイブを試聴しましたが、第2回目の動画視聴は本日まで!
ということで、急ぎ動画を試聴。
アンラーニングについては自分も含めて、変化激しい今の時代には、
必要だな、と思いました。
アンラーニングとは、これまでの経験によって形成されてきた
信念や行動、前提、価値観を意識的に手放し、新しい認識や
行動様式を取り入れていくプロセスのこと。
単に「忘れる」ことではなく、未来へ向けた“余白をつくる行為”と言えますね。これまでの成功パターンが、今後も通用するとは限らない。
このスライドのお話が印象的でした。
- 静的な専門性 と柔軟な専門性
テクノロジーが補完する領域が増える中、人は境界を越える能力が問われます。 - 天才の文化 と 成長の文化
特定の個人が輝く組織ではなく、学習と挑戦を許容する文化が必要です。 - サイロ構造 と 橋渡し構造
部署や専門性の壁を越えたコラボレーションが価値を創出します。
アンラーニングを進める上で問い直すべきは、信念・障壁・文脈の3つ。
「本当に正しいと思い込んでいることは何か」「構造的な妨げは何か」
「時代状況はどう変わったか」を丁寧に観察すること。
「私は何を、手放すべきだろう?」と、問いかけるタイミングなのかもしれません。
マンダラチャート
今日は月に一度の全体ミーティング。
午後は、先生をお招きし、マンダラチャートのワークショップを
行っていただきました。
先生にガイドいただきながら、2026年の人生計画を
マンダラチャートに記入!思考や発想を掘り下げる9×9=81マスに、
健康・仕事・経済をはじめ、8カテゴリーのありかた、やりかたを
記入していくのですが、面白い!
チャートに書くことで、目標達成へのルートが見えてきます。
人生計画だけではなく、事業計画やお客様へのインタビュー、
旅行記、セミナー開発にも使えるとのこと。
書くとエネルギーが湧いてくるので、いろいろなテーマで、
これからも書いていきたいです~!
我が祖国
広島に向かう車中です!
さて、今日はモダン焼きにするか、はたまたお好み焼きか?と
心は夕食へ・・。
さて、5年前から、オペラやバレエ、クラシックコンサートという、
今までほとんど縁のなかった分野を、深く知る機会をいただいています。
先生が出して下さる課題演目を、1か月の間に鑑賞する、聴く。
月に一度、ZOOMで繋がり、その感想を参加者が語り合い、
先生からまた深い知見をいただく場ですが、
昨夜は59回目でした!
今年4月のお題は、スメタナの「我が祖国」。
この曲の虜になりました。
去年、チェコのプラハを訪れたこともあり、
余計に感情移入したのでした。
そんなことをお話したら、お仲間のご厚意で、
チケットをお取りいただき、先日、チェコ・フィルハーモニー
管弦楽団による『わが祖国』のコンサートに行ってきました!
生で聴く演奏は、言葉では形容できないほどに素晴らしかったです。
スメタナは生涯を通じて「祖国」を愛した作曲家です。
晩年、聴力を失いながらも、この曲を完成させました。
ボヘミアの自然、伝説、そして自由への祈り。
それらがこの6つの交響詩に込められています。
プラハで「共産主義博物館」を訪れた時に知ったのは、
チェコの人々が長い間どれほど抑圧されてきたかという事実です。
自由を奪われ、声を封じられ、それでも文化と音楽だけは失わなかった。
1989年のビロード革命で人々が歌とともに広場に集まり、
平和的に自由を勝ち取ったのですね。
チェコの人々にとってこの曲は、希望の証であり、
祈りそのもの。
また、チェコを訪れたいです。