東京の朝は快晴。カフェから見える木々の緑が
朝日に照らされて、なんとも美しいです。
日本画家、千住博氏の言葉。
「美とは本来、五感のすべてを通して感じるもの。
しかし今、人間にとっての美が、
視覚に偏りすぎていることに危険を感じる。
パソコンの中には、視覚情報はあっても、
においや手触りはない。
五感を使って美を感じる感性が薄らぐということは、
生きる感性が薄らぐこと。これは生命の尊さに、
鈍感になるという意味でも恐ろしい。
今日のこの時間は一度しかない。
そう思って与えられた時間を慈しむことは、
人生の豊かさにつながる。
そして、豊かさとは、美的感覚にも通じるもの。
豊かさとは生きる理想であり、
また、美でもあったのではないか」。
夕方の光がきれいだと立ち止まること。
食事を「流し込む」のではなく、「味わう」こと。
そういう小さな感覚を失わずに生きることが、
人生の豊かさにつながっていく気がします。
AIが進化し、画面の中で何でも完結できる時代だからこそ、
人間にしかできないことは、「感じること」なのかもしれません。
美しさとは、ただ“きれいに見えるもの”ではなく、
生きている実感そのものなのだと思う朝です!