1年間の感謝を込めて

2025年も、いよいよ残りわずかとなりました。
この一年、ご縁をいただいた皆さま、関わってくださったすべての方に、
心より感謝申し上げます。

振り返ると今年は、問い直しと再定義の一年だったように感じます。
走り続けるだけでなく、立ち止まり、考え、選び直す。
そのプロセスの中で、自分が何を大切にし、どこに力を注ぐのかが、
少しずつクリアになってきました。
表には見えにくいけれど、確かな「軸」が整ってきた
一年でもありました。

多くの挑戦の機会、学び、対話に恵まれたことは、何よりの財産です。
時にうまくいかないことも含めて、すべてが次につながる経験だったと、
今は思えます。

来たる2026年は、丙午(ひのえうま)。
情熱と行動力を象徴し、一気に流れを切り拓いていく年とも言われます。
内に蓄えてきたものを、いよいよ形にし、外へと走らせていく。
慎重さと大胆さ、その両方を携えながら、一歩一歩、しなやかに
進んでいきたいと思います。

わたしは一足早く、明日からお正月休みをいただきます。
皆さまもどうぞ心穏やかな時間を過ごされ、
健やかに新しい年をお迎えください。

一年間の感謝を込めて。

歌舞伎デビュー

先日、南座にて吉例顔見世興行を観てきました。

実はこれが、遅ればせながらの歌舞伎鑑賞デビューです。

きっかけは、映画『国宝』でした。

芸に人生を捧げる姿。血筋か才能か?覚悟は定まったのか?

舞台に立つということの重み。

スクリーン越しでも胸に迫るものがあり、

「本物の歌舞伎を鑑賞したい」という思いが芽生え、

Facebookで発信したところ、ご縁を繋いでいただき、

前から4列目で楽しむことができました!

南座の前は何百回と通ったことはあるものの、

劇場に足を踏み入れるのは初めてでした。

隅々まで神経の行き届いた所作、表情豊かな演者、

役者が花道に姿を現すだけで空気が変わり、

「舞台を観る」というより「場を共有する」感覚に

近い体験でした!

出演者の顔ぶれも、まさに顔見世の名にふさわしい豪華さ。

その中でも特に心を打たれたのが、尾上菊之助、菊五郎の

襲名口上です。

言葉の一つ一つに、先人から受け継いだ芸への敬意と、

次代へつなぐ覚悟が込められており、華やかさの裏にある

重みがひしひしと伝わってきました。

歌舞伎の魅力は、物語のわかりやすさ、人間の情や業を描く

普遍性、そして何より「積み重ねられてきた時間」を体感できること。そのすべてが舞台上に凝縮されていると感じられ、

初めての歌舞伎は、想像以上に深く楽しい体験でした!

音声ガイドが絶妙のタイミングで背景や、登場人物の説明

をしてくれるのも、初心者にはありがたいことでした。

ようやく推し活対象が見つかったかも!?

ザ・シークレット

今朝の京都は快晴です!
英語学習を続けているのですが、パート7の長文読解が苦手。
ということで、ザ・シークレットの原書を読み始めています。
この本、20年ほど前にハマりました。
なので、日本語版も同時に読み進めています。


「引き寄せの法則」と聞くと、どこか怪しい、根拠がない、
「強く願えば叶う」「思考が現実をつくる」――そんなに都合よくいくなら、
誰も苦労しないのでは?と、最初は思いました。

が、実際の仕事や人との関わりを振り返ってみると、
「なるほど」と思う部分も少なくありません。
魔法のように何かが降ってくる、という話ではなく、
自分が何に意識を向けているかが、行動や選択を
無意識に変えているという点に納得しきりでした。

「どうせ無理」「忙しいからできない」と考えていると、
その前提で情報を集め、行動も小さくなりますが、
「こうなったらいいな」「そのために今できることは何だろう」
と考えていると、不思議と人の話が耳に入ったり、行動量が増えたりする。
結果として、“引き寄せた”ように見える出来事が起きるのだと思います。

研修の現場でも、成果が出る人には共通点があります。
それは、最初から完璧を目指すのではなく、「できている未来」を
一度イメージし、そのための一歩を踏み出していること。
引き寄せの法則とは、願望実現のテクニックというより、
思考の焦点を未来に合わせる習慣なのかもしれません。

『ザ・シークレット』は、信じる・信じないで読む本ではなく、
自分の思考のクセに気づくための一冊だなあ、と思います。
現実を変える第一歩は、環境でも他人でもなく、
「自分が何を前提に考えているか」を見直すこと。
そう考えると、引き寄せの法則は、意外と地に足のついた考え方なのだと
思いながら読んでいます!

一陽来復

陰が極まり、陽へと転じる日。

今日は冬至。

最も「陰」が極まった地点で、

そこから反転して再び「陽」の力が兆してくる

節目の日でもあります。

冬至を一陽来復ともいうのは、

そのような意味からなのですね。

特に今年の12月22日0:03の冬至点は、日本が特別に強力と

訊いていたのに、そこに意識を合わせることなく、

寝てしまいました・。

今日を境に、どんどん昼の時間が長くなる。

衰えていた太陽の力が、再び勢いを増してくる。

ということは、冬至は運気が好転・上昇する「スタート日」!

来年はどんな年にしたいのか?

漢字一文字で表すと「瑞」。

英語では、「vibrant」。

古いものは脱ぎ去り、瑞々しさを大事にしたいです。

いよいよ今年もあと10日ですね。

そろそろ振返り

東京から戻る道中ですが、新幹線が緊急停止。
昨日の山手線でも非常ボタンが押されたようで、
動き出したと思いきや・・。
急ブレーキで吹っ飛びそうになりました。
たまたまつり革を持っていたので事なきを得ましたが、
何があるかわからない。つり革を握るのは必須ですね。

さて、今週も慌ただしく過ぎて行き、
師走だけあってか、タスクも次々と積み上がります。

そのような中でもじっくりと向き合いたい、9つの問い。
毎年手帳に書き留めています。
まずは自分の手帳やSNS,写真ライブラリーにブログにと、
1年で起きたことを見返し、印象に残った出来事を、
10個位書き出してみる。仕事でもプライベートでも。
その上で、さらに深く振り返る。

・今年一番うまくいったことは?
・楽しかった思い出は?
・これからも続けたいことは?
・うまくいかなかったことから学んだことは?
・来年はやめたいことは?
・今年一番の大きな変化は?
・感謝していることは?
・もっと時間を使いたかったことは?
・来年変えたいことは?

来年のことを考える質問は3つ。

・1番集中したいことは?
・1番楽しみにしていることは?
・新しくチャレンジしたいことは?

いやあ、楽しみです!

来年の一文字は?

東京は寒い夜ですが、晴れているので夜景が美しい!
明日は現場納めですが、今年も無事に終えられそうです。
ご縁をいただいた多くの方々、ありがとうございます。

さて、週末は、自分のこれからを考える、
とてもよい機会をいただけました。

・泥の中に咲く蓮の花のように
・瑞々しく毎日を過ごせるように
・どんな出来事も「うけたもう」の心持ちで。
・カッコいい背中を目指して。

来年の一文字、についても立ち上がってきました。
今年の一文字は「平」でしたが、「平」とは程遠い1年だったものの、
多くの得難い経験ができました。
来年も楽しみです!



易経の時間

始発で福井に向かっていますが、
今日は何と寒いことか・・。
車窓から見える湖北の山には冠雪が!

さて、いよいよ今年もあと3週間で終わりですね。
明日は毎年楽しみにしている、易経の会です。

心を整え、筮竹をジャラジャラと。
易は未来を予知するのではなく、良き心構えを作るための、
天からのアドバイスのようなもの。

殷の時代の亀甲文字にまでさかのぼると、
長きに渡って用いられています。その分パワーが違うのだと。
時代とともに、森羅万象は変わり続けるけれども、
本質はシンプル。欠けたものは満ち、満ちたものは欠ける。
いい時ばかりではなく、悪い時ばかりでもない。

波があるのは当然のこと。
それを含みおいて、どのような心構えで起きることに向き合うのか。

人としてのありようや倫理をないがしろにしていては、
易は意味をなさないし、エゴを満たすためのものでもない。
徳を積むことで、大難が小難になることもあるでしょうし、
小さな波で済むこともあり。

毎年、この時期に開催いただきますが、
自分を顧み、背筋が伸びる時間です!

温泉と睡眠

松山から高松に向かっています。
特急「いしづち」は、松山を出発し、
今治・新居浜・伊予西条など瀬戸内沿いの都市を経て、
高松へ向かいます。

さて、昨夜は、ホテルの大浴場で良いか、と思ったものの、
せっかく松山に来たのだからと、路面電車に揺られて、道後温泉へ。
毎時0分に動く駅前のからくり時計も堪能し、
道後温泉本館にゆっくり浸かって眠りにつきました。
いやあ、温泉でリラックスできたおかげか、
ぐっすり眠ることができ、目覚めもすっきり!


数多く実践している健康管理法の中でも、
質の高い睡眠は、一番大事だと思っています。
1日7時間の『黄金の睡眠時間』を確保するべく、
移動中にメールやワークスペースチェックなど、
可能な限り仕事を進める。
夜は22時に寝て5時に起きる。
これがベストパターンです。
毎日なるべく同じ時間に寝て起きることが、
睡眠の質向上に影響すると聞きました。

子育て真っ盛りの頃は、21時半に寝て朝3時半に起きるという
パターンでしたが、今は到底無理・・。
自分のライフステージに合ったパターンを大事にしたいです!


ATDアジアパシフィックカンファレンス

朝一番の飛行機で、松山にやってきました!
空港に着いたら、電源付きのカフェで一仕事→ランチののちに、
ホテルに向かいます。
隣のお店の鯛めしが、おいしそうだ!

さて、先日、ATDのアジアパシフィックカンファレンスの
報告会を聴き、是非来年は行こうと、決意を新たにしました!
アメリカに比べると断然近く、思った以上にセッションも
充実しているのですね。

AI時代、L&D(人材開発)に必要な6つのアクション、
というお話が印象に残りました。

・AIリテラシーとガバナンスの構築
・断片化された研修の統合
・ビジネス戦略と学習戦略の連携
・AI施策のガバナンスとステージゲート導入
・AIによるパフォーマンス支援強化
・中央集権から部門主導への学習権限の分散

英語学習は継続しており、TOEICはこの3年で
265点アップしましたが、スタート時のスコアが低すぎるので、
まだまだ聴くのも話すもおぼつかない・・。
しかし、目標を定めることで、また俄然やる気が出ますねえ。