ものの見方を変える

東京はしばらく涼しい日が続いていましたが、
今朝は暑い朝です。

5月に学んだ 「アプリシエイティブ・インクワイアリー」 (AI)の
フォローアップ講座を、今日は 受講予定。

3日間の集中講座を終えてから、 早いもので2か月が経ちました。
このタイミングで、 自分の中の変化を 振り返っています。

学ぶ前はは 「組織をどう変えるか」 「課題をどう解決するか」という
視点でクライアントと 向き合っていました。

けれどこの2か月は、 「すでにどんな強みや 可能性があるのか」
「どんな未来を実現したいのか」 という問いから、
対話を始めるように 変わってきたように思います。

AIは、単なる手法というより、 人や組織を信じるための
“ものの見方”そのものだと、 感じています。

正解を伝えるのではなく、 対話を促すこと。
答えを提示するのではなく、 多様な意見や可能性が
引き出される「場」を つくること。

研修やコンサルティングの現場でも、 この視点の転換が、
議論の質を静かに 変えていくのだろうと思います。

3日間の講座で輪になって全員で 対話した時間が、
今も心に残っています。 “言葉が世界を創る”とは、
まさにあの瞬間のことだったと、 振り返るたびに思います。

もちろん、日々の忙しさの中で、 つい「成果を急ぐ問い」に
戻ってしまう瞬間もあります。けれど、「どこが足りないか」ではなく、
「何がすでに存在し、 それをどう活かすか」。

この視点を持ち続けることこそが、 人や組織の可能性を
広げていくのだと、 改めて感じています。

ふと思うこと

今週は東京から長野へと5日間の出張ウィークです。
今朝の東京は驚くほどに涼しい!

夏休みに入ったこともあってか、駅も、カフェも人が多く、
活気に満ち満ちています。
この時期だからこそ、「休むこと」と 「働くこと」のバランスに
ついて考えてみました。

私自身、移動や仕事の予定を びっしり詰め込みがちですが、
夏休み期間の街の空気そのものが 「休むこと」を
思い出させてくれるのだなあと。

娘が小さかった頃、 夏休みは特別な時間でした。
予定を詰め込むのではなく、 ただ一緒に過ごすことそのものが、
何よりの時間だったことを、懐かしく思い出しました。

人の可能性を引き出す組織

今日は、年に2回のBPSメンバーとのランチ会です。
普段はそれぞれが異なる現場で研修やコンサルティング、
社内業務に携わり、対面でゆっくり話す時間はほとんどありません。

だからこそ、この時間は単なる食事会ではなく、
お互いを知り、思いを共有する大切な機会だと思っています。

人の可能性が引き出される組織でありたい。
この思いは長らく変わっていません。


5月にアプリシエイティブ・インクワイアリ(AI)を学んだときに、
最も心に残っているのは、「人や組織は、課題を分析するだけでは変わらない」
ということです。

もちろん課題を明らかにすることは必要です。
しかし、それ以上に、「その人らしさは何か」
「その組織が最も輝いていた瞬間はいつか」
「どんな強みがすでに存在しているのか」という問いから始めることで、
人は自ら前に進む力を取り戻していく。そんな考え方に大いに共感しました。

「どうすればもっと良くなるか」「何を改善すべきか」という会話が、
つい中心になりますが、これからは、それと同じくらい、
「その人の強みは何か」「どんな場面で力を発揮していたか」
「その経験をどう広げられるか」という対話を増やしていきたいと思っています。

支援者の役割は「答えを与える人」ではなく、
「可能性が引き出される場をつくる人」だと思いました。

この考え方は、経営にも通じるように感じています。
社長がすべての答えを持つのではなく、一人ひとりが安心して考え、
発言し、自分らしさを発揮できる場を育てること。

そのような組織こそ、変化の時代をしなやかに
乗り越えていけるのではないでしょうか。

今日のランチ会では、一人ひとりの近況や感じていることを
聴けるのが楽しみです!

バイブル本

東京の朝はすでに31度!
暑い!という言葉しか出てこないですが、
熱中症には要注意ですね。

さて、今朝はバイブル本の一つでもある「DIE WITH ZERO」を読み返す。
「人生が豊かになりすぎる 究極のルール」という副題どおり、
お金を貯め込むことよりも、 経験に使うことの大切さを 説いた本です。

印象的なのが、 健康・お金・時間という 3つの資産のバランスは、
年齢とともに変化していく という指摘。

若い頃は、体力も時間もあるのに、お金がない。
歳を重ねるとお金はあっても、 今度は健康や時間が 足りなくなっていく。
だからこそ、 「今しかできない経験」に 思い切ってお金を使うことが、
結果的に一番の資産形成に なるのだと、この本は教えてくれます。

経験がもたらす喜びは、一度きりで終わるものではなく、
思い出として何度も心の中で 「配当」を生み続ける。
この「記憶の配当」という 考え方に深く共感します!

もうひとつ心に残っているのが、 子どもへの贈与についての視点。
亡くなってから財産を残すよりも本当に必要としているタイミングで、
生きているうちに渡すことのほうが、 何倍も価値がある。

「いつか」を待つのではなく「今」に価値を置く。
この本を読んでから出張先での小さな寄り道や、
人との時間の使い方が 少し変わった気がします。

貯め込んだまま人生を終えるのではなく、
使いながら味わいながら生きていく。

移動や出張の多い毎日の中でも、 効率だけを追いかけるのではなく、
その瞬間、瞬間を 丁寧に味わうこと。
これがなかなか難しいのですが・・。

ニュースの向こうにある実態

東京は曇り空、少し涼しい朝です!
さて、昨夜は「中国経済の現状と課題」 という講演を聴いて
東京にやってきました。

中国のGDP成長率は、 前年同期比で発表されるため、
実態より良く見えやすいが、 欧米式の前期比年率で見ると、
公表値以上に景気が 悪化している可能性があるというお話からスタート。

理由としては不動産市場の低迷、 内需の弱さ、
そして若年層の高い失業率。
地方財政も債務が膨らみ、 デフォルトリスクが
指摘されました。

内需で補いきれない分を 輸出でカバーする構造が、
結果として安価な製品の大量輸出を招き、
欧米との摩擦を生んでいるとのお話にも納得です。

印象的だったのは、 中国政府が2035年の目標を、
「GDP総額の倍増」から 「1人当たりGDPの倍増」へと、
事実上下方修正したということ。

物販中心の消費喚起策から、 文化・観光・スポーツといった
「サービス消費」の振興へ、 軸足を移しているという点も、
成熟した経済への移行を 感じさせるお話でした。

ニュースの向こうにある 実態を知ることが大事ですね。

ホルモン大事!

今日も酷暑です!
こう暑いと、なんとなく やる気も出にくいなあ、
と感じる日もありますよね。

でも、やる気とは、 気合いで出すものではなく、
実は「ホルモン」が 出してくれるものなのだそうです。
先日ホルモンに関する講演を聞きました。

代表格が「セロトニン」。 朝の光を浴びることや、
一定のリズムで体を動かすこと (ウォーキングや、
よく噛んで 食べることなど)で、 分泌が促されると言われます。

朝の瞑想を続けている中で、 清々しい気持ちになれるのは、
まさにこのセロトニンの 働きなのかもしれません。

一方で、夏バテしやすいのは、 暑さそのものだけでなく、
自律神経の乱れも一因です。
冷房と外気温との差に、 体が対応しきれず、
ストレスホルモンである 「コルチゾール」が 増えやすくなるのだとか。

コルチゾールは本来、 体を守るために必要なものですが、
過剰になると、 疲労感や集中力の低下を 招いてしまいます。

だからこそ、この時期は、 質の良い睡眠をとることが 何より大切です。
夜、しっかり眠ることで、 「メラトニン」が分泌され、 心身の回復につながります。

また、小さな達成感を 積み重ねることで出る 「ドーパミン」も、 夏場のモチベーション維持には 欠かせない存在です。 大きな目標だけでなく、 今日できたことを、 きちんと自分で認めてあげる。 そんな小さな習慣も、 案外バカにできません。

見えないホルモンの力が、 私たちのパフォーマンスにも 大きく影響している。
そのことに改めて驚いたのでした!

状態を整える

始発で名古屋にやってきました!
いつものカフェで朝活中ですが、朝は資格勉強中らしき人が多い。

さて、先日参加した 講座での学びを書き留めておきます。。

事業で大事なことは 「ステート・ストーリー・ストラテジー」 という3つの視点。
最も大切なのは、 戦略(ストラテジー)ではなく、 心身の状態、すなわち
「ステート」だという話でした。

どれだけ立派な戦略を描いても、経営者の 心身の状態が整っていなければ、
実行力が伴いません。 逆に、良いステートさえあれば、 戦略は後から
いくらでも 描き直せる、というのです。そのための具体的な方法として、
呼吸法や瞑想が紹介されました。
「4秒吸って、4秒止めて、 4秒吐いて、4秒止める」 というシンプルな呼吸法。
朝起きた時、仕事の始まりの前。どんな時にも取り入れられそうです。

また、「あなたは誰のために、 何をしているのか」
という問い。 忙しさに追われていると、 つい見失いがちなこの問いこそ、
言語化し、周囲と共有することが、 物事を動かす力になるのだと。

講師の方が、インドでの 研修体験について語られた エピソードも印象的でした。
メモも会話も制限された環境で 過ごしてみると、 日常がいかに、
目の前の刺激への 反応だけで過ぎていて、 自分の頭でじっくり考えたり、
感じたりする時間が 少ないかに気づいた、というのです。
読書や、人との主体的な対話こそが、 実は一番の脳のトレーニングだ、
という言葉に、深く納得しました。

事業の本質は、 「マーケティング」と 「イノベーション」の 2つに尽きる、
という ドラッカーの言葉も紹介され、 つい手を広げがちな日々を
振り返る機会になりました!

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知略の武将

長野県上田市に来ています!
真田家ゆかりの地とあって、 街のいたるところで
六文銭印が目に留まります。

観光案内の冊子などをみると、真田家は、決して大きな大名では
なかったが、 徳川の大軍を 二度も退けた「上田合戦」は、
今も語り継がれています。

真正面からぶつかるのではなく 地の利を活かし、 相手の動きを読み切る。
小が大に勝つには、 力ではなく知略。

もうひとつ印象的なのが、 関ヶ原の戦いを前にした 「犬伏の別れ」です。
父・昌幸と弟・信繁(幸村)は西軍へ、 兄・信之は東軍へとつき、
親子・兄弟であえて袂を分かちました。

これは、家を存続させるための 苦渋の決断だったと言われますが、
どちらが勝っても、 真田の血筋は残る。 今でいう、リスク分散です。

情に流されそうな場面で、 冷静に選択肢を残しておく。
経営においても、 大切な視点だなあ、と思います。

小さな組織であっても、 知恵と覚悟、 そして仲間との結束があれば、
大きな相手にも道は開ける。
9月にもう一度伺う予定ですが、次は上田城へ早朝散歩をしてみたいです。