6月に入ってから今日までは、今年最大の山場でした!
チャレンジャブルな取組みも多く、毎日が刺激的。
ようやく今しがた、一息つけました。
さて、明日からいよいよ始まる学びの機会。
課題のケースを読み込み、自分なりの見解を見える化するのも、
モタモタ。ようやく今朝、課題を提出できました。
明日の授業は、どんなことになるのか楽しみです!
日曜日は奈良国立博物館の超国宝にもう一度行こう。
こちらは、6/15終了です。
二度目の万博にも行く予定。
抽選には、どれ一つ当たらなかったが、
雨なので、多少はすいていることを期待したいものです。
投稿者: 藤井美保代
変革型育成上司
東京から戻る車中ですが、西に進むにつれ、
しっかり雨が降っています。
さて、ここのところ管理職研修が続いています。
プレイングマネジャーの方々ですが、
多忙な中でも、未来を拓く投資(部下の育成や付加価値を生み出すこと)に
優先順位をつけて臨んでいらっしゃる様子。
しかしながら、先般読んだ日経ビジネスの「管理職罰ゲーム」号。
なんというタイトルや!と思いきや、
確かに働き方改革の推進によって、管理職の負担は増えている。
業務量の増加を感じる管理職は5割を突破し、創造的業務ができない
という危機感や、人材不足感の悩みが強い。
一方において、部下の目から見ると、ロールモデル上司の行動特性は、
「変革の推進」「ネットワーキング」「計画の策定」「部下の育成やサポート」など。
まさに、”変革型育成上司”が臨まれているようだ。
『周りと自在につながりながら、対話し、議論し、戦略や計画を策定し、
チームメンバーの力を最大化しながら成果を出す。
部下の不安や、モヤモヤにも伴走しながら解決支援する』
カッコよすぎるが、素敵だ!
国宝
本日、東海・近畿・中国地方が梅雨入りしました。
東京に向かう車中。空は、どんよりとした雲で覆われています。
さて、週末に観た映画、「国宝」。
3時間があっという間、という印象でした!
迫真の演技と、美しいカメラワークに引き込まれ、
没入感半端なし。
高みを目指し続ける姿の、なんと美しく壮絶なことか。
血筋か才能か?
歓喜と絶望が交互にやってくるさまは、
まさに「禍福は糾える縄の如し」。
信頼と裏切り。執着と諦め。
もがき苦しむ壮絶な人生の先にあるものは?
多くの問いが立つ作品でした。
カンヌ国際映画祭の監督週間で公式上映された時には、
6分間スタンディングオベーションが鳴りやまなかったという。
劇場でもエンドロールが終わるまで、誰一人立ち上がりませんでした。
オーディブルで、原作小説も聴いていますが、
朗読されているのは尾上菊之助氏改め、
八代目尾上菊五郎なので、これまたリアリティあり。
国宝ワールドにどっぷりハマっております。
すっきり!
茨城から東京に戻って来ました。
潮来市では、この時期あやめ祭りが開催されていて、
にぎわっていました。
さて、下車したのは御徒町!人生初です。
気づいたら、駅前カフェで2時間半、仕事に没頭していました。
積み残したことがあると、頭の中がもやもや。
これではパフォーマンスが落ちます。
今日やることを終えてすっきりしたところで、
ホテルに向かいます!

読書のコツ
千葉から茨城県の潮来へとやって来ました!
夕食まで少し時間があるので、山口周氏の
「読書を仕事につなげる技術」読了。
①読書は投資である
読書において最も重要なコストは「時間」であり、
価値のない本に時間を費やすことは避けるべき。
②2種類の読書を使い分ける
社会人が読むべき本は「ビジネス書」と「教養書」の2種類。
それぞれ異なる目的と読み方が必要。
③読書は「どう読むか」より「どう活用するか」
読んだ内容を忘れる前提で、重要な箇所に線を引き、
要点を抽出し、データベースに転記することで知識をストックし、
実践に活かすこと。
最後のページの特別付録「ビジネス書マンダラ」に紹介されている超基本の6冊。
その中の「人事屋が書いた経理の本(ソーテック社)」は、30年前、
この仕事に就いた時に紹介された名著!
会計を通じて経営のを見る目が養われるとはまさにです。
ぼやーっと読むことなく、活用目的で読むスタンスを
大事にしたいです。
未完のバトン
今週は行脚の日々。
今日の東京はずいぶんと涼しいです!
さて、先日のNHKスペシャル未完のバトンは、
「男女雇用機会均等法」の生みの親、旧労働省の婦人少年局長、
赤松良子氏からバトンをつなぐ姿が描かれており、胸に迫りました。
昭和の頃、職場では男女差別が当たり前のように存在していましたが、
赤松氏は法制度による改革を目指して本格的に動き始めました。
1985年男女雇用機会均等法が成立され、86年から施行。
雇用の場における性別による差別を禁じた画期的な法律で、
採用や昇進、配置転換において男女を平等に扱うことを努力義務とすること。
退職や定年などの扱いにおいて、男女差別を明確に禁止すること。
努力義務にとどまった点など、理想とはほど遠いこともあったものの、
女性の就業においては選択肢が広がり、
結婚や出産を理由に辞めざるを得ないという風土が、
少しずつ変わり、今に繋がっていることは間違いありません。
2000年、妊娠28週頃に大きくなったお腹で仕事に行くと、
「そんなお腹になってもまだ働いているんですか。トドみたいですなあ」と
言われ愕然としたことや、保育園に子供を預けて仕事をしていると、
「なんで仕事やめないんですか。子供さんがかわいそうですやん」と
言われたことも、一度や二度ではありません。
今なら問題発言でしょうが、あの頃は当たり前の風潮でした。
この数十年で、女性が働く環境は確実に変わってきました。
とはいえ、まだまだ存在するアンコンシャス・バイアスや、
制度はあっても風土が追い付いていないことはあります。
赤松氏は昨年亡くなられたけれども、バトンは次の世代へと
確実に手渡された。
葛藤しながらも前へと進む人たちの姿に、自分や組織を
重ね合わせて観たのでした。
月に一度の貴重な場
今日は月に一度、全員集まってのミーティング日。
午前中は対話や近況報告会、午後からはコンテンツの
ブラッシュアップ会でした。
月に一度皆で集まり、お互いが学んだことをシェアしたり、
お客様へのご支援事例の共有や、はたまたコンテンツの見直しなど、
知見を共有し合う。
お互いから学び吸収する、貴重な場です。
今年のATDテーマは、「Collective Insights. Lifelong Learning」。
Collective Insightsとは集合知・洞察力?
多様な人々・組織・業界の知見を集約すること。
単なる情報や知識ではなく、深い気づきであり本質的理解。
今の時代、組織の成長や個人の能力開発は、
ひとりの知識や経験に頼るのではなく、
チームやコミュニティ、ネットワーク全体の知識の共有と連携に
よって促進されるのだと実感しています。
Lifelong Learningとは、生涯学習。
年齢やキャリアに関係なく、継続的に学び続けること。
学びを止めることは、この変化に取り残されること。
個人も組織も絶えずアップデートし続ける場、
これからも大事にしたいです。
超国宝
昨年から楽しみにしていた奈良国立博物館「超国宝 祈りのかがやき」。
週末に行って来ました!
それにしてもすごい人混みにびっくり。
「超 国宝」という展覧会タイトルは、選りすぐりの名品という意味かと思うと、
それだけではなく、国宝を生み出した”祈り”を、時代を超えてつないでいきたい、
という思いも込められているのだそうです。
それにしても名品揃い。
法隆寺の百済観音(観音菩薩立像/飛鳥時代)、石上神宮の七支刀(古墳時代)、
円成寺の大日如来坐像(平安時代)に最後のコーナーには、
中宮寺の菩薩半跏像(飛鳥時代)。
この展示がまた素晴らしかったです。
黒い壁に囲まれ、燈明のように浮かび上がる百済観音像。
360度から拝めるその立ち姿は凛とし、天をも突き抜けるようです。
この姿こそが、祈りと永遠性を象徴しています。
部屋ごとにテーマが定められ、釈迦への信仰、仏の優美な装飾世界、
神々の至宝などを紹介し、最後の真っ白な部屋には、中宮寺の菩薩半跏像!
思わず立ち尽くしました・・。
新たな世界の夜明けを象徴するがごとくのこの世界観。
ほんっとに素晴らしいです。
昨年の空海展も感動のあまり、2回足を運びました。
奈良・京都・大阪での3展覧会。
いずれも6月15日までですが、せっかくならば
すべて行ってみたい・・。
風船会計
福井に向かう車中です。
本日お聴きした、共同通信編集委員、橋本卓典氏の講演、
ピリッと辛口だけれども本質にグリグリ斬り込む、
とても面白いお話でした。
日本の製造業は、技術の擦り合わせで複雑な開発をする
「経済複雑性」が20年以上世界一である。
にもかかわらず、労働生産性は低い・・。
これはいったいどういうことなのか?
サプライチェーンの縛りなどで、赤字仕事でも受けざるを得ない。
といった経済学者の理論に当てはまらない現状がある。
また、管理会計の視点で、単価・数量・原価・限界利益の
個別管理ができていない。
松本めぐみ氏が開発されたという、
「右脳で理解する風船会計」について紹介くださいました。
早速動画を見ましたが、わかりやすい。
豚と風船で視覚的に会計を読み解いています。
二代目社長と結婚し、経理を担当する中で、
社員の人たちに、管理会計を理解してもらおうと、
試行錯誤しながら開発したのだそうです。
今は自社だけではなく、書籍も出版され、
世に広く展開されています。
これも価値の創出、ですね!