言語化力とスピード

千葉は快晴、気持ちの良い朝です。
さて、昨日お会いした方はAIやガジェットを使い倒し、
仕事や活用している方。
AR(各超現実)グラスにはその迫力にびっくりしましたが、
去年から愛用されているのだそう。

また、「Claude Code」でアプリを作って、
業務効率化に生かしているとのこと。
少し前までであれば、エンジニアの仕事と思っていたことが、
今は私たちにも可能な世界が広がっている。

とはいえ、ここで問われるのが言語化力ですね。
「なんとなくこうしたい」ではなく、
・何を
・どの順番で
・どう処理したいのか

自分の仕事を細かく分けて、構造を理解し、
どこを自動化できるかを考える。

この力がある人は、AIを使ってどんどん仕事を前に進めていく。
一方で、それができない人は、「便利そうだな」で止まってしまう。

もうひとつ大きいのは、スピードです。
これまでは「考えて、作って、試して、修正する」までに
時間がかかりましたが、今は、それが自分で可能ってすごい。
PDCAが一気に加速しているのです。
これからは、「知っている人」ではなく、
「試している人」が強くなる。

今からでもキャッチアップできるか?
試してみます!

自分の時間を取り戻す

最近読んだ「勝間家電」。
「家電・ガジェットを使い倒して自分の時間を取り戻せ」、という
帯の言葉に惹かれました!

著者の勝間和代氏は、家電やガジェットを“自分の分身”のように使い、
手間や判断を減らすことで時間と余力を生み出しています。
つまり、自分の時間を取り戻している。

洋服はサブスクのレンタルサービス、カバンは極限まで軽くする、
重いコートを手放し電熱ベストを着用。
お金は自動で貯まる仕組みで資産運用し、
スマホは4台を駆使し、生産性向上。

勝間さんの足元にも及びませんが、確かにPCを2台同時に使うようになってから、
仕事の進み方が明らかに変わりました。
例えばオンラインミーティングの場面では、1台はZoomなどの会議専用として固定し、もう1台は手元ででログや調べものを行う。
1台の時のように、画面を切り替えながら資料を探す必要がなくなり、
会話に集中しながら、裏側の作業も同時に進められます。
ログはAIに任せるのも一考ですが、私は書くことで思考が
整理されるので、もっぱら自分の手を動かす派です。

また、研修設計や提案書作成の場面でも効果は大きいです。
1台では構成や文章を書くことに集中し、もう1台では過去資料の参照や
情報収集を行う。思考の流れを止めることなく、必要な情報に
すぐアクセスできる状態がつくれるのもよい。

勝間氏が提唱するのは、「仕組みで自分を助ける」という姿勢。
PCを2台使うことも、まさにその一つだと感じる。
1台で何とかするのではなく、役割を分けて同時に動かすことで、
手間や迷いを減らしていく。
ここにiPadを組み合わせることで、さらにマルチタスクが可能になります。

ガジェットは単なる便利な道具ではく、
仕事の質とスピードを底上げするための投資ですね。

今期がスタート!

本日の京都は春爛漫!桜も一気に満開になりそうです。
しかし、週末は天気が崩れる予報ですから、
今宵は、この一瞬の美しさを味わい尽くしたい!
移ろうからこその価値を実感します。

さて、新たな期がスタートしました。
前期を振り返ると、帆を上げ、風を味方につけて進んだ一年。
追い風の中で前に進む感覚と同時に、
その風をどう捉え、どう乗るかを試され続けた時間でもありました。

順風満帆に見える時ほど、足元を見失わないこと。
そして、風が止んだときに自ら漕ぎ出す力を持てるか。

“目の前の『人』と『組織』を幸せに”というパーパスは、
私たちが立ち続ける場所そのもの。
環境が変わろうとも、この軸はぶらさない。

この場所にしっかりと立ち続けるからこそ、
新しい挑戦にも、安心して踏み出せるのだと感じています。

そして今期は、もう一歩踏み込んで。
好奇心を原動力に、「心が躍ること」にも積極的に関わっていきたい。

効率や合理性だけではなく、
「面白い」「やってみたい」という感覚を大切にすること。
それが結果として、新しい価値や可能性を生み出すと信じています。

また、新たなつながりやご縁も大切にしながら、
これまでの関係性も、より深めていきたいです。人との出会いは、自分の視野や世界を広げてくれるギフトのようなもの。

その一つひとつに丁寧に向き合いながら、
共に学び、共に成長していける関係を築いていきたいと思います。

そんな想いを胸に、また新しい一年を歩んでいきます!

今期のお礼

本日無事に、年度末を迎えることができました。
お客様・パートナー・仲間に心より御礼申し上げます。
今期は「価値の再定義と創造」を掲げ、既存の研修内容や
提供プロセスを見直してきました。

グループコンサルティングや座談会形式の導入、
オンボーディング支援の体系化など、より現場での実践に
つながる形へと進化させることができました。
また、AIの活用が急速に進む中で、資料作成や企画立案の
効率は大きく向上しました。

一方で、「何を問うか」「どんな価値を届けるか」は、
人にしか担えない領域であることも、あらためて実感した一年でした。

対話の場では、踏み込んだ意見交換を重ねることで、
組織や個人の課題がより鮮明になりました。
そこから逃げずに向き合い、小さな改善を
積み重ねてきたことが、結果として信頼や成果に
つながっていると感じています。

来期は、これらの取り組みをさらに深化させ、
成果創出まで伴走する支援を一層強化してまいります。

変化のスピードが増す時代だからこそ、地に足のついた
価値提供を大切に、挑戦を続けてまいります。

新たな年度も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

問いを立てる

すっかり春本番!
週末は近所でお花見を楽しみました。

さて、多くの大学で行われた卒業式も一段落ですね。
SNSやネットニュースに学長やゲストのスピーチが
いくつも取り上げられていましたが、
去年までと比べて傾向が変化したように思います。
これまでは、「夢を持とう」「挑戦を恐れないで!」といった、
力強く背中を押す言葉が多かったけれども、
今年は問いが立つようなお話が多かったという印象です。

■AI時代における「人間らしさ」とは何か
このテーマは、先月まで参加した研究会でも取り上げられました。
AIができることはどんどん増えて。人が努力して
体得したことが、代替されつつある。
だからこそ問われているのは、
「人間にだからこそできることは何か」ということ。
このことを、問い続ける姿勢そのものが大切だという
メッセージが目を引きました。

■不確実性を“前提”として生きる
2つ目は、「未来は予測できるものではない」という前提の共有。
これまでは、いい大学に入り、いい会社に入り、
レールに乗って、キャリアを積み上げていく。
しかし今は、成功パターンのレールに乗るのではなく、
変化の中で動き続けること、安定ではなく適応すること。
時には試行錯誤することが大事なのだと。
この価値観のシフトは大きい。

■自律し、学び続ける力
3つ目は、学び続ける人だけが変化に
対応できるというメッセージ。
単なる知識習得ではない。自分で問いを立て、
自分で考え、自分で選ぶ力。
言い換えれば、「誰かに用意された正解に乗る力」ではなく、
「正解がない中で、意思決定する力」なのだと思います。
そのためには、意思決定の判断軸になるような知見を
学び続けること。

ビジネスパーソンの学びも変化しています。
かつては、「こうすればうまくいく」という型を教えることに
価値があったけれども、今は違う。むしろ求められているのは、
自分で考え続けられる人をどう育てるか。ということ。

AI時代、不確実性、自律的な学び。
これらはすべて、これからを生きるための前提。
そしてその前提の中で問われているのは、
「あなたは、自分で考え続けることができるか」。
AIは考えることをも代替してくれそうですが、
過去の情報の蓄積の先にある解ともいえる。
自分の頭とAIとを、どう使いわけるかも問われそうです!

人のご縁

福井は寒い朝です!
卒業式シーズンらしく、まちなかには花束を抱えた人や、
はかま姿の学生さんや、家族らしき姿も見かけます。
駅も電車も人多し。
春は別れと旅立ちが交差する季節ですね。

この時期に思い出すのが、教育者の森信三氏の言葉です。
「人間は一生のうちに、逢うべき人には必ず逢える。
しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」。

卒業式のあと、それぞれが違う場所へ向かっていくこの季節。
今日この瞬間の出会いも、別れも、あとから振り返れば
「このタイミングだったからこそ」と思えるのかもしれません。

恩師との出会い、友人との時間、新しい職場や土地との縁。
どれも少し早ければ繋がらず、少し遅ければ結ばれなかった
ご縁なのだと思います。
そういえばソメイヨシノはもう咲いているのだろうか・・。

組織は丸い円

先日テレビで、敬愛する経営者、土光敏夫氏のことが、
取り上げられていました。

経団連会長として行財政改革を主導し、
「メザシの土光」と呼ばれる質素な人柄でも知られ、
現場主義と人間尊重を貫いた方です。

印象に残った言葉。
「組織はひとりではなく、丸い円と考えよ」。
この言葉には、上下関係や序列で成り立つ
“ピラミッド型”ではなく、互いに支え合い、
つながり合う“関係性の循環”として、
組織を捉える視点が込められているように感じます。
それぞれが役割を持ちながら、円の一部として機能する。

「一個人は弱いが、社会は強い」という言葉も、
同じ文脈で響いてきます。
個の力を競うのではなく、関係性の中で力を引き出し合う。
そのためには、互いを思いやり、尊重し、活かし合う姿勢が大切です。

効率や成果が求められる時代だからこそ、
組織を“円”として捉える視点を忘れない。
誰かが欠けても成り立たない、
つながりの中でこそ強くなる組織へ。
そんな組織のあり方を、教えられました。

30歳以上のオリンピック?

今日の会合で、ちょっと面白いイベントの話を聞きました。
その名も「ワールドマスターズゲームズ2027関西」。

正直、最初は「なんだろう?」と思ったのですが、
調べてみるとこれはすごい!

2027年5月、関西一円で開催される、
世界最大級の“生涯スポーツの祭典なんだそうです。

30歳以上なら誰でも参加でき、
年齢で区切るのではなく、「年齢で楽しむ」。

この大会の一番いいなと思ったポイントは、
年代別でエントリーできる仕組み。
若い人だけが活躍する場ではなく、
同じ年代同士で競い合える。

だからこそ、久しぶりにスポーツを再開した人、
趣味として続けてきた人、
健康のために始めた人。
そんな人たちも、ちゃんと“主役”になれるのが、
素敵なコンセプトです。

オリンピックのような厳しい予選は基本なく、
誰でもエントリー可能。
競技種目は、陸上・水泳・サッカー・ゴルフなど
35競技・59種目。つまり、「自分の好き」で挑戦できる。

勝つためだけじゃなくて、
楽しむために出られる世界大会って、
実はすごく貴重だなと思いました。
「いつか」じゃなくて、「今から」でもいい

エントリーはすでに始まっていて、
2027年2月まで申し込み可能とのこと。
「何かに挑戦したいな」という気持ちを
行動に移せるのですね!

「出る・出ない」は別としても、
こういう場があること自体が、
なんだか希望だなと思いました。
ちょっとだけ、未来が楽しみになる話を聞けました!

多様体としての自己

先日、湯河原で開催された「多様体としての自己」講座に
参加しました。

仏教の唯識の考え方と、心理療法であるACT
(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)や
IFS(インターナル・ファミリー・システムズ)を手がかりに、
「自己を一つの固定した存在ではなく、多様な側面を持つものとして捉える」
というテーマを探究する時間でした。

普段、私たちは「自分はこういう人間だ」と、
一つのストーリーで自分を説明しがちです。
しかしIFSでは、人の内面にはさまざまな“パーツ(部分的な自己)”があり、
それぞれが役割を持っていると考えます。
仏教でも、固定した「実体としての自分」は存在しない
という見方があります。
ACTもまた、思考や感情に巻き込まれるのではなく、
それを「観察する視点」を育てることを大切にします。

この三つの理論には、いくつかの共通点があります。

一つ目は、「観る主体」を育てるということ。
感情や思考そのものではなく、それを眺める視点を持つことで、
少し自由になれそうです。

二つ目は、「戦わない」という姿勢。
不安や怒りなどの感情を無理に抑え込もうとすると、
かえって強くなります。ACTでもIFSでも、
それらを排除するのではなく、まず存在を認めることから始めます。

三つ目は、「関係性が変わると全体が変わる」という考え方です。
内面の一つのパーツとの関係が変わるだけで、
自分の感じ方や行動が自然と変化していく。
人の心は、関係性のネットワークなのだと実感しました。

今回の講座を通して、「自分を変えなければ」と頑張るよりも、
「自分の内側とどう関係するか」を見直すことの大切さを実感した次第です。

自己理解とは、自分の内側にいる多様な声に気づき、
少し距離を取りながら向き合うことなのかもしれません。

そう考えると、「自分」という存在は、
思っている以上に柔軟で、可能性に満ちているのですね。