理論は現場を自由にする

組織開発の学びを深めるために東京へ向かっています。
今日は富士山が美しい!

12月からビジネススクールで学んでいる
「組織マネジメント」の科目も、いよいよ佳境です。

自組織の組織能力を高め、成果を出すために“何をどう考えるか”を学ぶこと。
個人の頑張りではなく、組織“全体”として成果を生み出すための
視点を身につけることに重きが置かれています。

初回授業で学んだことは、
「組織を見る3つのパースペクティブ(視点)」。
合理性や効率性を重視するモダン・パースペクティブ。
文化や意味づけに注目するシンボリック・パースペクティブ。
そして、権力や抑圧、前提そのものを問い直す
ポストモダン・パースペクティブ。

これまで無意識のうちに、
「正しそうな一つの見方」で組織を語ってきたかもしれません・・。
しかし視点を変えることで、同じ現象がまったく違って見えてくる。
そのこと自体が、組織開発の第一歩なのだと感じています。

授業では理論を学ぶだけでなく、ケース分析やディスカッションを通じて、
「組織をどう設計すれば成果につながるのか」
「なぜイノベーションが生まれないのか」
といった問いを、自分自身の組織に引き寄せて考え続けます。

特に関心が高いのは、自主運営型組織や
イノベーションを生み出す組織のあり方。
ぬるま湯体質、トップダウンからの脱却——
多くの組織が抱える課題と、私自身の問題意識が
重なっているなあ、と思います。

組織論を学ぶことは、複雑な現象を「チャンク化」し、
扱える大きさにすること。
理論は現場を縛るものではなく、現場での思考と選択を
自由にする道具なのだと、あらためて思います。

学びを、知識で終わらせない。
自分の組織を語り、問い、提言できる力へ!
今日の学びもそんな実践につながる一日になれば、と
期待が膨らみます。

女性活躍と対話

今朝は千葉に来ています。
いつものカフェで朝活中。
ホテルで仕事をするよりは、場所を変えた方が、
頭のスイッチも自然と切り替わります!

本日は女性リーダーセミナー。
今週は女性関連のお仕事が多かったです。
女性活躍イコール、「管理職を増やす」「女性の意識を変える」
といった言葉が先に立ちがちですが、実際の現場に立つと、
それだけでは足りないことを改めて感じます。

よくある誤解は、女性活躍推進=制度づくり、仕組みづくりだという考え方です。
もちろん制度は大切ですが、それ以上に影響が大きいのは、
日常の関わり方や、安心して話せる関係づくり。
否定されない、ちゃんと聞いてもらえる。
そうした関係性の土壌があってこそ、だと思います。

「対話を大事にしよう」。
言葉にするとシンプルですが、実践は決して容易ではありません。
なぜなら、対話とは「正解を出すこと」ではなく、
「違いをそのまま扱うこと」だからです。
意見が食い違うこと、感情が揺れること、沈黙が生まれること。
そのすべてを、なかったことにせず、急いで結論にまとめず、
場に置き続ける力が求められます。

多くの組織では、効率や結論が優先されます。
会議は短く、結論は早く、空気が重くなる前に話題を切り替える。
そうした“正しさ”が染みついているほど、対話は難しくなります。
本音を出すことはリスクであり、違和感を口にすることは面倒なことだと、
無意識に学習していることもあるかもしれません。

それでも、対話を避けたままでは、女性活躍推進は表層にとどまります。
制度は整っているのに、声は上がらない。
役職には就いたけれど、発言には慎重になる。
そうした状態を変える鍵が、対話型組織開発です。
立場や役割を一度横に置き、一人ひとりが自分の言葉で語り、
聴き合う。その積み重ねが、心理的安全性を生み、挑戦を後押しします。

対話には時間がかかります。成果もすぐには見えません。
だからこそ難しい。でも、その遠回りこそが、
組織をしなやかに強くし、女性が自然体で力を発揮できる
土壌を育てていくのだと、現場に立つたびに実感します。

【20年】

今日は、今年の初出張です。

さて、2006年1月中旬にブログをスタートし、
ちょうど20年が過ぎました!
もう20年経つとは感慨深い・・。

何を書いていたのだろうと、初日の記事を読んでみる。

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今日は子供の保育園での参観日でした。
「子供さんのいいところを、お母さんから話してもらいましょう」と、
先生からの提案。

うちの子供をはじめ、自分のいいところをお母さんに話して
もらっている子供たちは皆とっても嬉しそう。

大人だってそうですよね。あなたのこんなところが素敵。
って言ってもらえたらとってもハッピーな気持ちになれて、

自分にも自信が湧いてくるのではないでしょうか。
褒め言葉は、相手に関心を持っているからこそ言えること。
親子共々、幸せな気持ちになれた時間でした。

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おおお、娘はまだ保育園児だったのか!
しかし、何をほめたのかはすっかり忘れてしまった。
あと20年続けたら80歳。
人生あっという間だと思います。

自分点検

3連休明けの今日は、朝から人間ドックへ!
1年に一度“自分点検”として受診しています。

結果はというと――
少々コレステロール高め、という指摘はありつつも、
大きな異常はなく、ひとまずホッとひと安心。

「すごく良い結果」ではないけれど、
「大きな問題もない」という事実を確認できただけで、
なんとも言えない安心感があります。

人の身体も、仕事も、組織も、
いきなり壊れることは少なくて、
たいていは“小さなサイン”を見逃し続けた結果、
気づいた時には大きな問題になっているもの。

だからこそ、
年に一度の点検、
定期的な振り返り、
そして「今の状態を知る」ことは、
とても大事だと改めて感じました。

完璧を目指すより、
異常がないかを確かめ、
気になるところには、少し手をかける。

まずは数値改善を目指して、
コレステロール対策も兼ねて、
日々の食事と運動から、です!

誕生日に思うこと

今日は、3年前に亡くなった師匠の誕生日です。
毎年この日が来るとこれまでの歩みと、
これからのあり方について考える時間になります。

30年前に初めてご縁をいただいて以来、
教えていただいたことは、本当に数え切れません。
講師としての知識や話し方、場のつくり方はもちろんですが、
それ以上に強く心に残っているのは、「講師として、どうあるか」
という姿勢でした。

人の前に立つ仕事は、スキルや経験だけで成り立つものではなく、
その人自身の考え方や生き方が、自然とにじみ出るものなのだということを、
常に背中で示されていました。

特に印象に残っているのは、学び続ける姿勢です。
経験を積んでも、肩書きが増えても、「もう十分だ」と立ち止まることなく、
常に新しい視点や知識を吸収し続けていました。
その姿を見て、学びとは義務ではなく、自分を更新し続けるための
習慣なのだと教えられた気がします。

忙しさに流されそうになったときや、
これまでのやり方に頼りたくなったときには、
ハッと思い返します。

今日は感謝とともに、静かに初心を確かめる日です。

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

11日間のお休みをいただき、
本日より仕事始めとなりました。
久しぶりの早起きでしたが、
自然と仕事モードにスイッチが入り、
新しい一年の始まりを実感しています。

さて、今年は 丙午(ひのえうま)の年。
丙は「火の陽」を表し、
太陽のように明るく、外へ外へと広がるエネルギーを象徴します。
そして午は、行動力や前進、勢いのある動きを意味する干支です。

丙午の年は、
物事が一気に動きやすく、
変化や結果が表に現れやすい年だと言われています。
良いことも、そうでないことも、
隠れにくく、はっきりと見えてくる。
そんな「火の力」が強い一年です。

一方で、
火は扱い方を誤ると燃え広がりますが、
正しく使えば、道を照らす灯りにもなります。
勢いやスピードだけで進むのではなく、
「なぜやるのか」「どこへ向かうのか」を
丁寧に見極めることが、今年はより大切になると感じています。

わたしは八白土星ですが、2026年は、
これまで積み上げてきたものを土台に、
次の段階へ進むための準備と再構築の年。
派手さよりも、足元を固めること。
そして、自分だけでなく、
周囲を支え、活かす存在であることが求められる年でもあります。

毎年、家族恒例となっている
「みどりのノート」に書く
“今年大切にしたいこと”。
今年も10項目を書き出しました。

丙午の年らしく、
情熱は持ちつつも、
感情に流されず、
火を正しい場所に灯せる一年にしたいと思います。

今年も、皆さまにとって
健やかで、前向きな変化に満ちた
良き一年となりますように。

1年間の感謝を込めて

2025年も、いよいよ残りわずかとなりました。
この一年、ご縁をいただいた皆さま、関わってくださったすべての方に、
心より感謝申し上げます。

振り返ると今年は、問い直しと再定義の一年だったように感じます。
走り続けるだけでなく、立ち止まり、考え、選び直す。
そのプロセスの中で、自分が何を大切にし、どこに力を注ぐのかが、
少しずつクリアになってきました。
表には見えにくいけれど、確かな「軸」が整ってきた
一年でもありました。

多くの挑戦の機会、学び、対話に恵まれたことは、何よりの財産です。
時にうまくいかないことも含めて、すべてが次につながる経験だったと、
今は思えます。

来たる2026年は、丙午(ひのえうま)。
情熱と行動力を象徴し、一気に流れを切り拓いていく年とも言われます。
内に蓄えてきたものを、いよいよ形にし、外へと走らせていく。
慎重さと大胆さ、その両方を携えながら、一歩一歩、しなやかに
進んでいきたいと思います。

わたしは一足早く、明日からお正月休みをいただきます。
皆さまもどうぞ心穏やかな時間を過ごされ、
健やかに新しい年をお迎えください。

一年間の感謝を込めて。

歌舞伎デビュー

先日、南座にて吉例顔見世興行を観てきました。

実はこれが、遅ればせながらの歌舞伎鑑賞デビューです。

きっかけは、映画『国宝』でした。

芸に人生を捧げる姿。血筋か才能か?覚悟は定まったのか?

舞台に立つということの重み。

スクリーン越しでも胸に迫るものがあり、

「本物の歌舞伎を鑑賞したい」という思いが芽生え、

Facebookで発信したところ、ご縁を繋いでいただき、

前から4列目で楽しむことができました!

南座の前は何百回と通ったことはあるものの、

劇場に足を踏み入れるのは初めてでした。

隅々まで神経の行き届いた所作、表情豊かな演者、

役者が花道に姿を現すだけで空気が変わり、

「舞台を観る」というより「場を共有する」感覚に

近い体験でした!

出演者の顔ぶれも、まさに顔見世の名にふさわしい豪華さ。

その中でも特に心を打たれたのが、尾上菊之助、菊五郎の

襲名口上です。

言葉の一つ一つに、先人から受け継いだ芸への敬意と、

次代へつなぐ覚悟が込められており、華やかさの裏にある

重みがひしひしと伝わってきました。

歌舞伎の魅力は、物語のわかりやすさ、人間の情や業を描く

普遍性、そして何より「積み重ねられてきた時間」を体感できること。そのすべてが舞台上に凝縮されていると感じられ、

初めての歌舞伎は、想像以上に深く楽しい体験でした!

音声ガイドが絶妙のタイミングで背景や、登場人物の説明

をしてくれるのも、初心者にはありがたいことでした。

ようやく推し活対象が見つかったかも!?

ザ・シークレット

今朝の京都は快晴です!
英語学習を続けているのですが、パート7の長文読解が苦手。
ということで、ザ・シークレットの原書を読み始めています。
この本、20年ほど前にハマりました。
なので、日本語版も同時に読み進めています。


「引き寄せの法則」と聞くと、どこか怪しい、根拠がない、
「強く願えば叶う」「思考が現実をつくる」――そんなに都合よくいくなら、
誰も苦労しないのでは?と、最初は思いました。

が、実際の仕事や人との関わりを振り返ってみると、
「なるほど」と思う部分も少なくありません。
魔法のように何かが降ってくる、という話ではなく、
自分が何に意識を向けているかが、行動や選択を
無意識に変えているという点に納得しきりでした。

「どうせ無理」「忙しいからできない」と考えていると、
その前提で情報を集め、行動も小さくなりますが、
「こうなったらいいな」「そのために今できることは何だろう」
と考えていると、不思議と人の話が耳に入ったり、行動量が増えたりする。
結果として、“引き寄せた”ように見える出来事が起きるのだと思います。

研修の現場でも、成果が出る人には共通点があります。
それは、最初から完璧を目指すのではなく、「できている未来」を
一度イメージし、そのための一歩を踏み出していること。
引き寄せの法則とは、願望実現のテクニックというより、
思考の焦点を未来に合わせる習慣なのかもしれません。

『ザ・シークレット』は、信じる・信じないで読む本ではなく、
自分の思考のクセに気づくための一冊だなあ、と思います。
現実を変える第一歩は、環境でも他人でもなく、
「自分が何を前提に考えているか」を見直すこと。
そう考えると、引き寄せの法則は、意外と地に足のついた考え方なのだと
思いながら読んでいます!