2026年1月開催の公開セミナーをアップしました。
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2025年12月開催の公開セミナーをアップしました。
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2025年10,11月開催の公開セミナーをアップしました。
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平素は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
誠に勝手ながら、弊社では下記期間につきまして夏期休業とさせていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
【休業期間】 2025年8月13日(水)~2025年8月17日(日)
2025年9月開催の公開セミナーをアップしました。
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平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、7月1日(火)は、弊社創立記念日のため、休業とさせていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
2025年7・8月開催の公開セミナーをアップしました。
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皆さん、こんにちは。ビジネスプラスサポートの角田です。
数週間前までの暑さはどこへやら、すっかり秋らしい気候になってきましたね。
秋といえば、読書の秋です。
先日読んだ、共感した一冊を少しご紹介します。
■ジェーン・スー著 『介護未満の父に起きたこと』(新潮社)
この本が描いているのは、本格的な介護が必要になる前の段階、「老人以上、介護未満」という時期のリアルな親子関係です。
娘である著者が、体力の衰え始めた父親をどうサポートしたかという5年間の奮闘記を綴ったエッセイです。
非常に興味深かったのは、著者が父親のサポート方法を考える際に、一般的な介護本ではなく、なんと、ビジネス書を参考にしたという点です。
著者はある日、久々に父親の自宅を訪ね、散らかった部屋の様子を見て、父親の体力や生活力が想像以上に衰えていることに気付きます。
そして、その問題解決に活用したのは、私たちが研修でご提供しているビジネススキルそのものでした。
具体的には、親のサポートを「人生のプロジェクト」と捉え、以下の3つのビジネス視点を導入しています。
・問題解決力とPDCA
日々発生する小さなトラブル(例:ペットボトルが開けられない、予定が覚えられない)に対し、感情論を排し、「何ができて、何ができないか」を冷静に分析し、最適な解決策を導入、試行錯誤するスキル。
・境界線設定
感情的になりがちな親子関係を「ビジネスライク」と割り切り、適度な距離感を保つスキル。
これは、ご自身の仕事と生活を守り、介護離職を防ぐために非常に重要です。
・業務効率化・リソース管理
親のサポートに必要なこと(家事、見守りなど)をすべて自分で抱え込まず、利用できる外部サービス(家事代行や公的サービス)を「費用対効果」で比較検討し、家族の負担を減らすアウトソーシングの視点。
このように、ビジネスの現場で培われる冷静な判断力や計画性は、親のサポートという「人生のプロジェクト」においても、そのまま大きな力となります。
私たちビジネスプラスサポートは、「介護未満」の時期を乗り越えるために不可欠なビジネススキルを、研修を通じて強化することで、 社員一人ひとりの「安心」と、組織の「生産性」を両面からサポートいたします。
皆さんこんにちは。ビジネスプラスサポートの花村です。
11月も半ばを迎え町の木々も色づいてきましたね。
1年の終わりが近づくこの時期、組織やチームの振り返りをされている方も多いのではないでしょうか。
「来年はどんな人材を育てたいか」
「この1年で誰がどんな成長を見せたか」
そんな視点で社員を見渡してみると“次世代のリーダー候補”が少しずつ浮かび上がってくるのではないでしょうか。
今回はこの「次世代リーダー育成」をどう進めていくか考えてみました。
★なぜ今、“中間層”に注目するべきなのか
多くの企業で耳にするのが「中間層が育っていない」というお声です。
日々の業務をこなす力はあるのだけれど、チームを自分が引っ張る意識や後輩を育てる姿勢がまだ育ちきっていない・・・。
しかしながら、彼ら・彼女らは現場を支える要の存在です。
上からの方針を受け、下からの意見を吸い上げ、現場を動かす立場なのです。
そして、この層が元気だと職場は明るく、活気づくのです。
だからこそ、“次のリーダー層”として育てていくことが、今の企業にとって欠かせないテーマなのです。
★育成の第一歩は「自覚づけ」から
リーダーシップは役職が与えられた瞬間に生まれるものではありません。
「自分がチームにどのような影響を与えているか」を意識したときに、初めて目を出します。
例えば、
こうした“ちょっとした一歩”の積み重ねが、リーダーとしての自覚を育てます。 つまり、育成の第一歩は「あなたの存在がチームに影響を与えている」と気づかせてあげることです。
★現場で育つ仕組みづくりのヒント
中間層の育成を考えるとき、「現場でどう実践させるか」が大切です。
例えば、
このような“振り返りと対話”を繰り返すことで、行動が少しずつ変わってきます。
リーダー育成とは特別なプログラムではなく、日々の仕事の中で「考える⇒試す⇒見直す」を続ける仕組みづくりでもあるのです。
おわりに
一年の締めくくりが近づく今こそ、育成の方向性を見直す絶好のタイミングです。
数年後の組織を思い浮かべながら、「どんな人たちが、どんな思いでチームを引っ張って行ってほしいか」を考えることで次の一歩が見えてくるのではないでしょうか。