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BPS代表 藤井 美保代

2017年9月25日

禍福は糾える(あざなえる)縄の如し

「禍福は糾える(あざなえる)縄の如し」
という言葉があります。

縄は二本の紐をより合わせて作りますが、
「人生とは良いことと悪いことが、
あたかも縄のようにより合わさって作られる」
といった意味です。実際に人生では良いことだけ、
悪いことだけ起こるということはなく、
自分にとって、良いこともあれば悪いこともあります。
人生とはまさに、そういうものだと思います。

小さな頃から可愛がってくれた97歳の祖母の容態が、
芳しくありません。
戦争を経験したり、50代で夫を亡くしたりと、
大変なこともあったと思いますが、
意識があるときに、「いろいろあったけど、
何も言うことのない人生で、ありがたいことやった」
と言っていました。
最期の時に、そう思える人生を送りたいものです。

人生には良いことだけ、悪いことだけではない。
禍福は糾える(あざなえる)縄の如し。
そのことがわかっていれば、
良いことが起こっても浮かれることはないし、
悪いことが起こっても落ち込むこともなくなり、
人生とはそのようなものだと、心から思えるのでしょうね。

不変のものなど何もない。
あらゆるものは移り変わりますし、諸行無常です。
今、ここにいる私もまた変わっていきます。
先のことは分からないけれども、
どんなことも受け容れられる自分でありたいなあ、と
思います。

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