2026年6月12日
学びの質が問われる
今週もATD2026の視察報告会に参加しました。
今回思ったことは「学び」に対する危機感。
AIの台頭により、私たちはこれまで以上に
効率よく仕事ができるようになりましたが、
「人は、答えを得ることで成長するのか」という
問いが新たに立ち上がってきました。
成長とは、悩み、迷い、試行錯誤しながら自分なりの答えを
見つける過程にあるのではないか・・。
報告会では、AI時代の若手育成についても語られていました。
AIに頼りすぎることで、認知的な葛藤や試行錯誤を経験しなくなる。
すると、将来AIの提案を鵜呑みにする人材が増えるのではないか。
そんな問題提起です。
効率化が進めば進むほど、「考える機会」をどう残すかが、
組織の重要な課題になります。
もう一つ印象的だったのは、「学びを生み出すのはコンテンツではなく場である」
というお話。
あるセッションでは、参加者同士が即興ラップをしたり、対話をしたり、
失敗を歓迎する雰囲気づくりが行われていたという。
安心して楽しめる、発言できる。
失敗しても受け止めてもらえる。
異なる考えに触れられる。
わたしたちは、「どのような学びの場をつくるか」が大事ですね。
技術が進化するほど、学びの質が問われる。
いやはや、すぐに答えが出ない問いが、
次々と湧き上がってきた1週間でした。

