2020年10月27日
経営者の心得10か条
秋らしい空が広がっている東京の朝です。
さて、今しがた届いた致知の人間力メルマガ。
塚越 寛氏(伊那食品工業会長)の経営者の心得10か条です。
2008年、致知に掲載された記事からの抜粋ですが、
2・5・8番が特に響きます!
ということで、一部引用させていただきます。
「21世紀のあるべき経営者の心得」
一、専門のほかに幅広く一般知識をもち、
業界の情報は世界的視野で集めること。
二、変化し得る者だけが生き残れるという
自然界の法則は、企業経営にも通じることを知り、
すべてにバランスをとりながら常に変革すること。
三、永続することこそ企業の価値である。
急成長をいましめ、研究開発に基づく種まきを
常に行うこと。
四、人間社会における企業の真の目的は、
雇用機会を創ることにより、
快適で豊かな社会をつくることであり、
成長も利益もそのための手段であることを知ること。
五、社員の士気を高めるため、社員の「幸」を常に考え、
末広がりの人生を構築できるように、
会社もまた常に末広がりの成長をするように努めること。
六、売る立場、買う立場はビジネス社会において
常に対等であるべきことを知り、仕入先を大切にし、
継続的な取引に心がけること。
七、ファンづくりこそ企業永続の基であり、
敵をつくらないように留意すること。
八、専門的知識は部下より劣ることはあっても、
仕事に対する情熱は誰にも負けぬこと。
九、文明は後戻りしない。
文明の利器は他社より早くフルに活用すること。
十、豊かで、快適で、幸せな社会をつくるため、
トレンドに迷うことなく、いいまちづくりに参加し、
郷土愛をもちつづけること。