怒涛の日々も一段落です。
ようやく本を読む、心の余裕も出てきました!
「組織を変えるリーダーは自己変革から始める」。
こんなキャッチに惹かれて購入した
「コア・バリュー・リーダーシップ」読了。
社会や市場のパラダイム・シフトが起きている中、
これまで主流とされていた経営の考え方が
今の時代にそぐわなくなったことが、少なからずあります。
人の生き方についても、多くの人にあてはまる「人生のレール」のような
ものが敷かれていたけれど、今は良くも悪くも選択肢のある世の中。
「生き方」も「幸せのかたち」も多様です。
こんな時代、リーダーのあり方も変わってきた。
VUCAな時代、激しい変化の荒波を乗り越え、
会社と人を導いていくためには、
「自分は何を目的に生きているのか?」
「自分はいったい何者なのか?」
これらを定義し、人生の指針として貫いていくことが大事だと。
こういった軸がないと、外的な環境や変化に翻弄されてしまい、
正しい経営判断やリーダーシップを発揮することができなくなる。
そして、「人間」に対する
理解がないとリーダーは務まらない。
そのためには「自分(己)」を深く知ること。
自分と深くつながらないと、他人とつながることはできない。
会社の戦略遂行や人の管理のみではなく、
人間としての在り方を問われているのだ。
真っ先に着手すべきは「自己の創造」。
自分が一生涯を通じてどんな人間であいたいのかを
常に認識し、日々の生活や仕事の中で実践していくことが、
自己変革に繋がっていく。
リーダーシップというのは、突き詰めて考えていくと、
人間関係。肩書や役職に依存するのではなく、
周囲の人の「人望」があってこそ成り立つ。