問題を探す力

涼やかな風がさわやかな朝です。 
週末12時間!寝たおかげで、元気に週明けスタートを切れました。

さて、先日聴いた山口周氏の講演の中で、
ニュータイプ人財の要件の一つに「構想を描き問題を探す力」、
というのが挙がっていました。備忘録です!

昭和は問題リッチ社会(ファンダメンタルな不安が多かった)。
これに対してのソリューションが三種の神器などに代表されるもの。
こういったものを生み出す企業が成長した。

しかし、90%の人がモノはいらないと言っている今の時代、
価値を生み出すことは至難。
ビジネスにおいて正解を出すプロセスの王道の一つは、マーケティング。
最強の武器は、統計だと思っているが今は違う。
正解を求めようとすると同じ答えが出てくるし、その分、競争が激しくなる。
かつては正解を出せる人が少なく且つ、問題がたくさんあったので良かったが、
今は問題解決の普遍化が起きている。

消費者の声を聴こう、というのも、世の中のマジョリティはセンスの良い人
ばかりではないし、この声を聴いて同質化するのは最低の結果につながりかねな
い。そこで、”世の中の問題の捉え直し”をすることが大事だ。

”人間には問題を作る力”が必要だ。問題とはありたい姿と現状のギャップ。
ありたい姿を描くと解決策が生まれる。

例えば、IKEAの設立目的は「家具が民主化された世界をつくる」こと。
それが満たされていないのであれば、そのギャップを埋めていく。
その一つが IKEA イスラエルのThis Ablesプロジェクト。
ちょっとした工夫で家具が使いやすくなる補助器具。この3Dプリンター用
データが10数個開発され、一般に公開されています。

例えば、引き出しや電気スタンドの小さなつまみを大きくして、
細かい作業が苦手な方も操作しやすいようにしたり、ツールソファーの座高を
高くして、座ったり立ったりするときの体への負荷を軽減するソファーのつぎ足
を作ったり。

社会をもっとよくするための問題を探し、解決していく!
これって、人間にしかできないことだなあ、と思います。





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