週末は月に一度のオンライン談合でした。
談合とはよからぬ意味に使われることが多いですが、
学び合う仲間が、講義をどのようにとらえたのか、
お互いの対話を深める場のことです!
「無限の努力」という言葉が印象に残りました。
圧倒的な努力をして得たこと、生み出したことを自分のものとしない。
自分が頑張ったからこれが出来たのだ、と思うことで鼻がぐぐーんと伸びて、
傲慢な気持ちが生まれたり、「これだけ頑張ったのだから誰にも渡したく
ない!」という執着が生まれる。おおお!と開眼しつつも、
自分のちっぽけなエゴが邪魔をし、なかなかその境地には至れないのですが、
そうありたいなあ、とは思いました。
さて、『禅語エッセイ』は折に触れ読み返す、愛読書です。
自分を省みて、気付かされることも多くあります。
頑張る、ということについて、この禅語エッセイにもこんなことが
書かれていました。一部引用します。
誰かのために頑張ることは尊い。
けれども、そこに見返りや感謝を望む気持ちが
少しでもあるとしたら、それは最終的に
自分のためにやっていることだと、
わかっておいた方がよい。
自分のためなのだから、
感謝されなくても、
気づかれなくても
うっとうしがられても、
いいのだと気づこう。
感謝さえ求めず、
無償で頑張れる自分を誇りに思おう。
その行動を見ている人はいなくても、
あなた自身はしっかり見ている。
そして天もあなたを見ている。