コロナ感染拡大で、またまたジェットコースターのように、
二転三転、いや四転五転!の日々。
オンライン、いや、ハイブリッド。
いや、厳しい制約条件付きの集合に。やはりオンデマンドに!?
スピード感と緊迫感満載です。
さて、田坂広志氏の講演をYouTubeで聴きましたが、
印象に残ったことを。
コロナ危機は、私たちに何を教えようとしているのか?
後ろ向きに対処するも、好機と受け止め前を向いて歩みを進めるもありですが、
自分の解釈次第だなあ、と思います。
コロナによって、持続可能なデュアルモードへの転換が一気に進んでいます。
わたしたちの人財育成業界も然りです。
では、これは全く新たな変革か?というとそうではなく、
これまで求められていた変革が加速しているということ。
とするならば、この危機は「現状変革の好機」。
確かに、危機にさらされないと、ついつい現状維持のままでいたくなるので、
これぞ変革の好機!
変革する上では、現象の本質をとらえること、
そのためには、深く考えることも大事ですが、
自分の直感を信じることも大切。
『人間は、ある段階までは論理的に考えたとしても、
それ以降は、”直感にゆだねる”ことが大事。
私たちの中には、大きな叡智が宿っていて、
そこにゆだねることが大事なのだ』と、
そのためには自分を整える。
例えば、1日の終わりにその日起きたことを思い返し、
心の中でスキャニングしていく。
きっとどこかで、不調和を感じる瞬間があったはず。
それが今の自分の課題になっていることが往々にしてあるため、
自分の不調和に鋭敏になることが、大事。
たとえば「愛想の悪いタクシードライバーにムカッときて、
自分も乱暴に行先を告げたまま、ぶすっとしてたな」とか、
「〇〇さんにキツイ感じで言ってしまったけど、
イライラしている時は要注意だな」とか。
そして、その不調和に対してごめんなさい、と和解をすること。
それだけでも自分の心がスーッと整うのだと言います。
「変革」と「整える」が大事だなあ、と思う夜です。
あ、もう寝よう!