昨日はお休みをいただいたので、
今日から1週間がスタートです!
さて、ハーバード・ビジネス・レビュー9月号は、
時間と幸福のマネジメント特集。
サブタイトルは「なぜ働きすぎてしまうのか」と、
ドキリとするキャッチ。
カリフォルニア大学のキャシー・モギルナー准教授のレポートは、
ちょっとした工夫で日常を改善できるな、と思いました。
氏がギャラップ社の世論調査データをさらに分析した結果、
「休暇を優先する人の方が、幸福度が格段に高く、
人生への満足度も高かった」といいます
もちろん大多数の人は、週末の二日間は休んでいるのですが、
これを単なる「週末」ではなく、「週末を休暇のように見なしてほしい」
という指示を出したといいます。
実験対象は、400人の働く米国人。
この半数の200人には「週末を休暇のように見なしてほしい」
という指示を出し、残りの200人はいつも通りの週末とみなしました。
結果!週末を休暇とみなした被験者は、
各段に幸福度が高かったと言います。
別の被験者を対象とした実験でも、同じような結果が得られました。
なぜこのような結果が出たのか?
休暇とみなした被験者は、
家事や仕事にあまり時間をかけず、ゆっくり朝寝坊を楽しんだり、
いつもよりややたっぷり食べたりした、という具合に、
週末の過ごし方が多少違っていました。
「その瞬間を楽しみ、注意を向ける姿勢」が、
翌日の月曜日の幸福度に効果的に働いたのだと。
休暇だと思うことで、目の前の時間に意識を向けて
噛みしめ堪能できるのであれば手軽にできます。
しかし、この方法自体をルーチンにするのではなく、
本当に気分転換が必要な時の切り札にするのがオススメだそうです!