今朝もびっくりするほど涼しい東京、
過ごしやすい1日になりそうですね。
南山大学 中村和彦教授のインタビュー記事読了。
テーマは組織開発です。
わかっているようでわからないことが
クリアになった感じ。備忘録として書き留めておきます。、
以下、日本の人事部『LEADERS』より、一部引用します。
・組織開発とは「職場や組織を効果的、そして健全に発達、成長させていくこと」
もう少しわかりやく言うと、「職場や組織の中の見えにくいものに気づき、良くしていく取組み」
見えにくいものとは、人との関係性や気持ち、モチベーションなど、人間的な側面
・組織の中では、成果や戦略、仕組み、ルールなどの「見えるもの」に関する
話し合いやマネジメントはよく行われているが、見えないものに関しては
あまり行われていないのではないか。
組織の中にはいろいろなマネジメント課題があるが、人間的な側面に関する
マネジメントを行うのが組織開発
・組織開発が手法化していることは問題の一つだ。
イベントとして実施すること、一度やればすぐに組織が良くなるというものではない。
イベントや手法ではなく、「当事者がどのようにして現状に気づき、
自分たちで良くしていくのか」という組織開発の本質を浸透させること
・組織開発は、現場の困りごとから始まる。
現場に出向いて何が困っているかをしっかりと訊きながら、
これからどうなっていきたいのかを一緒に考え、進めていくことが重要
・今後、多くの組織で対話の時間を取れなくなっていくことが大きな課題。
対話の時間が取れなければ、ますます個業化が進んでいき、
その結果、仕事の仕方のロスが増え、効果的な仕事ができなくなる。
一人で仕事を抱えてストレスを高める、という悪循環が
進んでいくことは忌々しき事態
・効率重視の経営の中でも、チーム力を向上していくためには、
短い時間でもいいので、自分たちの職場やチームのことについて、
話し合うことが不可欠