年齢を重ねると、記憶力が落ちると言われています。
確かに私も人やお店の名前が出てこなかったり、
えーっとあれは・・と苦労することもしばしばです。
しかし、これまでの研究では、
理解をともなわない純粋な記憶力については、
若者も高齢者も変わらないとされているのに、
なぜ物忘れが起きるのか?
精神科医 和田秀樹氏の講演録(三菱UFJ月刊誌記載)より
一部引用します。
『記憶するには、入力(記銘)・貯蔵(保持)・出力(想起)
という段階を踏みます。
入力につまずくのは内容が理解できない時。
そういうときは見えをはらず、人に聞いたり入門書を
読んだりし、理解したら必ず復習する。
入力した情報はいったん海馬に置かれ、
30日以内に同じ情報が入力された場合にのみ、
側頭葉に転写され、貯蔵されます。
逆に再入力されなければ、
その情報は捨てられてしまうのです』。
そうだったのか!!
30日以内のリマインドは必須だ。
さらには、覚えた直後に睡眠を挟むと、
記憶の歩留まりが倍程度よくなるので、
新たに学んだり復習するのは、就寝前がベストだと。
そして、もっとも重要なのが出力。
問題集計の勉強をしたり、ブログに学んだことを書くなど、
しっかりとアウトプットする。
出力することは早期力の鍛錬になるため、
中高年以降は出力重視の勉強に切り替えるとよいそうです。
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