劣化する?

あまりに痛いところを突いてくる、
山口周氏の「劣化するオッサン社会の処方箋」。

私もまさにこの世代ですが、
固定化された職場で経験や年齢を重ねる中で習熟し、
地位が高まってきた昭和世代のキャリア形成。
経験や地位を重ねると、偉いと錯覚しやすい構造ですが、
世の中は破壊的変化が起きていて、
長い年月をかけて積み上げてきた
経験やスキルが、一瞬で価値を持たないものになってしまう・・。

だからこそ、これまでの経験や地位に甘んじることなく、
良質なインプットを継続的に行っていくことが大切。
年を取っているというだけでは、偉そうなふるまいが許容されない、
という時代を生きる覚悟が必要になってきますね。

知識を蓄積し、蓄積した知識に基づいて思考し、
思考したことをオピニオンとして表出し、
他者のオピニオンを傾聴すること。

蓄積する知識は10年も経てば劣化してしまうような、
旬の短い知識ではなく、何十年ものあいだ効果を発揮するような
知識を入力すべきだと。
つまり血気盛んな若者の、より深い思考を促すような
本質的な問いかけを行うための「教養」が必要。

私達の不幸は、70年代に絶滅した教養世代と、
90年代以降に勃興した実学世代のはざまに発生した、
「知的真空の時代」に若手時代を過ごしてしまったという点・・。

しかし今からでも遅くはない!
最後にはそう思える本でもありました。
昭和世代の皆さん、オススメです!

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