2026年8月21日
ホリゾンタル・リーダーシップ
お盆明けの1週間は怒涛でしたが、ようやく一段落です。
リーダーシップ関連の研修やセミナーもありましたが、
唯一の定義はありません。
リーダーシップ研究は100年近くなされていますが、
研究者によって「理論」「モデル」「スタイル」「アプローチ」と分類すると、
500近くあります。
特性論 → 行動論 → 条件適合理論 → 変革型・取引型
→ サーバント/オーセンティック → シェアド/分散型 →
アダプティブ・リーダーシップというように、
時代とともに「優れたリーダーとは誰か」から「どう振る舞うか」
「状況にどう適応するか」「組織全体でどうリーダーシップを発揮するか」へ
広がってきたように思います。
そのような中で、「ホリゾンタル・リーダーシップ」 を、
先日初めて知りました!
直訳すると 「水平方向の影響力」。
上司から部下へという 縦の関係ではなく、
横のつながりの中で 発揮する影響力のことです。
世界的なリーダーシップ開発機関 DDIのレポートによると、
これが2026年の 人材育成トレンドの ひとつなのだそうです。
背景にあるのは、 組織のフラット化。
環境変化への対応や、 AIによる効率化などから、
階層を減らしている組織も増えました。
階層が少なくなると、 役職や肩書きに頼らずに、
周囲を巻き込み、 動かしていく力が 求められるようになります。
一方で 昇進のポストも 減っていきますから、
「役職につくことで リーダーシップを学ぶ」 という、
これまでの 育成の道筋も 細くなっていきます。
同じレポートでは、 管理職の71%が 過剰なストレスを感じ、
半数以上が 燃え尽きのリスクを 感じているという
調査結果も紹介されていました。
役職の重みが増す一方で、 支える仕組みが
追いついていないのかもしれません。
だからこそこれからは、 役職がなくても
信頼関係や対話を通じて、 人に影響を与えることが、
求められるのでしょうし、上から答えを示すのではなく、
横に並んで、 一緒に考える。
肩書きではなく、 関係性の質が、リーダーシップの 土台に
なっていくのだとも思います!

