真の若さ

東京の朝は快晴です!一気に春が来たような今週ですが、
桜もそろそろかと楽しみです。

ホテルは総じてどの地域も取りづらく、価格高騰にもびっくり。
この2年半はずいぶん安かったので、元に戻ったとも
言えるのでしょうが、人の多さにはげんなりです。

最近、自分の写真を見て、ヒーっ!
と、その老化っぷりに、おののくこともあるのですが、
こんな言葉に救われます。

『若さというものは
顔ではない、心だ。
未来への願いを持って
今日を生きる。
それが真の若さだ』。
 (坂村真民一日一語)

未来への願いを持って
今日を生きる。
勇気が湧いてくる言葉です。

未来に想いを馳せると、
細胞も活性化されそうです!

国際女性デー

名古屋の朝は快晴です。
ウールのコートはもう季節外れ。薄手コートを持参しました!

さて、本日3月8日は、国連が定めた「国際女性デー」。
20世紀初頭に欧米で行われた労働運動から始まったと
言われています。今や女性の就業率は7割を超えているものの、
さらなる飛躍を阻む壁は、確かにまだ存在する・・。

経験や能力に自信を持つ女性がいる一方で、
本人の自分に対する自信のなさで昇進を拒む人もあり。
不合理な差別や男性中心の組織文化や人間関係に悩むケースや、
女性であることを理由に差別的な扱いを受けたり見聞きした経験は、
71%に上るという。

その中でもよく見聞きするのが「アンコンシャス・バイアス」。
マミートラックといわれる、配慮という名の差別が、
残念な結果につながっていることも少なくありません。

娘を妊娠中、大きなおなかで仕事先に行ったとき、
「そんなトドみたいな姿では、先生ももう終わりですなあ、ハハハ!」と
言われたことは、いまだに、しかと耳にこびりついております(笑)。
そんなあからさまな言葉は少なくなったにせよ、
まだまだ課題はありますね。
そんなことを改めて考える1日になれば、と思います。

穏やかに愛でる

日ごとに春が近づいているなあ、と感じる週明けの朝です!
期末に向けて気忙しい一方で、週末はゆったりできたりで、
いろいろある日常だな、と思います。

できるだけそうありたいと思うのが、このありかた。
現実は、程遠いのですが!

「心を見つめて心をやわらかくする。
そういう時間を1日の中にデザインしていく。
その心からすべての事象が現れてくる」


思考やタスクに囚われると、
心がギューっと絞られる感じですが、
今ここにあるものに目を向け、
”穏やかに目の前にあるものを愛でる”。

そのためには、まずは10の予定を5つにし、
次の予定までのインターバルを十分に取ること。
といいながら、ついギューギューにしてしまうのは、
何度心掛けようとしても難しい。

これからの季節は、ことのほか美しい。
穏やかに愛でることができたら、と思います!



才能

『私は以前、才能は
一瞬のきらめきだと思っていました。
けれど、今は十年とか二十年とか三十年とか
同じ姿勢で同じ情熱を傾け続けられることが
才能なんだと思っています』(羽生善治)

こうありたいと思います。
一つひとつのことに
変わらぬ情熱を傾け続ける。
これは簡単なことではなく、相当難しい。
だからこそ、才能、なのですね。

3月17日に開催します!

人的資本経営について、講演やセミナーでお話することが増えてきました。
企業が持つ課題感や、何をどこまで開示するのか?
手探りながらも前に進んでいる印象ですが、生のお声もお聞きしたい!
ということで、このようなセミナーを3/17に開催します。
後半は、座談会も実施予定ですが、講演だけのご参加も、
もちろん歓迎です!

組織開発講座最終回!

今日は、組織開発講座の最終回。
23名の仲間が、職場での組織開発の取組みについて発表しました。
誰かがやるのを待つのではなく、自らが動く。
自律的に、チームメンバーや経営層に働きかけ、
組織をよくしたい!という熱い想いと、周りを巻き込むための
工夫と計画の数々に感服しました。
何よりも、同じ志を持ち、歩んでいける仲間がいることも頼もしい限り!

10回のうち半分しか出席できないことに、申し込み時躊躇しましたが、
オンデマンドでのサポートもいただけて、無事に修了できました。

講座の気づきベスト3についても各人各様。
私は以下の3つを挙げました。

①組織開発の定義
多様な定義があるが、一番しっくり来たのは、
「組織開発とは、組織が課題遂行や目的達成に向けて、プロセスを改善するための過程」。
対話の水面下にある「プロセス」に焦点をあてることが大事。
大切なものは目に見えないのだなあ、と。

②ユース・オブ・セルフ
1ON1を導入して終わり、ではなく、その場で起きたことや、感情、見えた課題を
放置せず、その気づきを活かしていく態度がユース・オブ・セルフ。
人が本来持っている、”人の可能性を引き出しポテンシャルを発揮したい=
よりよくなりたいという願い“に、心と耳を傾けられる自分でありたいです。

③真価の探究と4Dサイクル
個人や組織にすでにある、価値や強みを探求し発見し、
それを伸ばしていくための4Dサイクル(Discovery⇒Dream⇒Design⇒Destiny)を社内でも実践したいと思いました。


怠けアリにも働きあり

名古屋の朝は曇り空です。
朝からネイティブキャンプ。ちょうど4か月が経過しましたが、
ルーチンになってきたのが嬉しいこと。

さて、北海道大大学院の長谷川准教授の研究チームの記事拝見。

『アリの集団は、常にすべての個体が動くより、
働かないアリがいた方が、長く存続できる。
人間も含め、短期的効率を求めすぎると、
組織が大きなダメージを受けることがある』。

アリやハチと言った社会性昆虫の集団には、
ほとんど動かない個体が常に2~3割存在する。
アリには、「常に誰かがしないと全体が致命的なダメージを
受ける仕事がある」ことに注目。
働かないアリは、こういった類の仕事である「卵の世話」をしたり、
働きものが疲れて休むと、動き出したりするのだそうです。

長谷川准教授曰く、
「組織運営にあたり、長期的存続の観点を含めて、
考えることの重要性が示された。
会社で働かないと思われている人も、
相対的に腰が重いだけで、ピンチとなれば、
活躍する可能性はある」。

組織というのは確かにそういうものなのかもしれません。
華々しいところだけに着眼するのではなく、
”だれかがやらないと、全体が致命的なダメージを受ける仕事”にも
目を向けること、大切ですね。

人材育成とDX

東京朝活@神谷町。
来る度に進化している麻布台ヒルズ。
いよいよ今秋開業予定ですが、楽しみです!

さて、昨日はサイコム・ブレインズ社取締役の川口氏をお招きし、
社内で「人材育成とDX」をテーマに講演いただきました。

20年以上、企業内教育の改革に取り組まれていて、
一般社団法人ラーニングイノベーションコンソーシアムの
代表理事でもある、氏の最新の知見と事例を余すところなく、
お話下さいました!

個が重視される中、教育も集団から個人に、
教育者中心から学習者の自律的学びへと変容している。
また、変化激しいこの時代、一つのスキルが長持ちせず短期化する中で、
いくつになっても時代に合わせて学び続けることが重要。

このような時代背景の中、わたしたちはラーニングの総合プロデューサーという
立ち位置で、多様化する学びの手段を、デジタル技術も活用しつつ、
いかに設計していくのか。

上場会社が人的資本への投資開示が義務づけられる中、
投資対効果を明示するためにはスキルの可視化も不可欠。

ここのところモヤモヤしていたこと、断片的な情報が、
一気に繋がった!と開眼の時間でした。
自分たちが力を入れていく領域も見えてきました。

人材育成を取り巻く流れ。
ますます面白いことになりそうです!