緊急企画のご案内

名古屋に向かう道中です。
ここのところ、名古屋出張の際は、100%雨だ!

さて、3月19日に緊急セミナーを開催します。
新入社員受け入れの心構えとポイントを
1時間でコンパクトにお伝えします。

参加をご希望の方は、メールでお申し込み下さい。

info@j-bps.com



春はそこまで

卒業旅行に出発する娘の準備に付き合った週末でしたが、
来月からは社会人かと思うと感慨深い!
そうこうしているうちに、桜の季節がやってきます。
今日も寒いに違いない!と、厚手のコートで出かけましたが、
ちょっとミスマッチな感じ・・。

さて、桜の季節に思い出すのは、
松下幸之助氏のこの言葉。

『わるい時がすぎれば、
よい時は必ず来る。
おしなべて、事を成す人は、
必ず時の来るを待つ。
あせらずあわてず、
静かに時の来るを待つ。
時を待つ心は、
春を待つ桜の姿といえよう。
だが何もせずに待つことは、
僥倖を待つに等しい』
(松下幸之助)。

長い冬の寒さに耐えて、
桜が咲くまであと少し。

春になるとほんのひととき
見事な花を咲かせる姿は、
人間の一生にもなぞらえる
ことができます。

また、ついつい桜の花ばかりに
目がいきますが、それを支えている
根っこ、木の幹、枝、樹皮があってこその
見事な花、だということも、
忘れないでいたいものです。

人・本・旅

連休後半からソウルに行っていました。
行く人たちが口々に語る
「パワフルさと前に向かうエネルギー」を実感!

特に、飲食・ホテル・タクシーに従事する人たちのタフなマインドと、
次につながる提案や、繋がる力はお見事という他なし。
断られてもめげない転換力もさすが。

4年ぶりに国外へ出ましたが、見て聞いて、
体験すると、腑に落ちること多しでした。

出口治明氏がおっしゃっている、豊かな人生を送る要素は、「人・本・旅」。
人や本から知識を学び、それだけではなく世界を旅して、
いろいろな文化や伝統に触れて、さまざまな人々の考え方や
発想パターンを真似することで、考える力が鍛えられる。
そんなお話も思い出したのでした。




手放せるか?

名古屋の朝は陽が射してきました。
いつものスタバで朝活ののち、そろそろ会場へ。

さて、普遍のテーマでもある「捨てる」こと。
モノを捨てる、古いやり方を捨てる。
捨てる対象は多岐に渡ります。


「これだけ変化が激しい中で、
今までのやり方、自分なりのやり方では、
通用しない、潔く過去の成功体験を捨てることも大切だ」という意見が
挙がっていましたが、まさに。

これまでのやり方で大きな失敗をすれば、
決心はつきやすいのかもしれませんが、
なかなかそういう機会はありそうでない。

「少しづつ新しいものに変えて行く」、ということでは、
ついつい今までのやり方に戻ってしまいそうです。
しかし、意外と自分をその行動にいざなってくれるのは、
周りの人との”対話”だなあ、と思います。

将棋の羽生氏の本の一説にもありました。

『豊富な経験と知識は、プラスに働くこともあるが、
新しい発想をする際には、
先入観なしに物事を見ることを阻んでしまう。
これを克服するためには、思いきって自分の経験や
知識を捨てて考えること。
“捨てる”には未練が残ることもあるが、
記憶も前例も意識的に、手放さなければ、
新しい発想を得ることはできない』。

未来への貯金

こだまで名古屋に向かう車中です。
所要時間は約50分。
まずは一目ぼれしたいなり寿司をいただき、ブギウギを観て、
メールチェックの続きをしたら、あと20分で到着ではないか!

ということで、急ぎブログを書き始める。
研修報告書も仕上げたかったが、さすがに難しそうだ。
短め時間のデッドラインが決まっているのが、一番はかどる。

段取りとは「業務を効率的にマネジメントすること」。
いろんなやり方があるでしょうが、仕事のみならず、
日常に余裕を生み出すためにも大事なことです。

「段取りは未来への貯金」という言葉を聞いたとき、
なるほどー、と、ずしんと響きました。

たとえば、お買い物から帰ったあと、
使いやすく下ごしらえをしておく。
たまねぎは微塵切りやスライスにし、
ジップロックに入れて冷凍。
長ネギは斜め切り、小松菜は3センチ幅にザクザク。
必要な時にさっと取出し、
すぐに使える状態にしておくことで、
未来の時間を生み出せる。

ちょっとした段取りだけれども、積み重ねることで、
時間にも心にも余裕が生まれます。

つい先送りしたくなる重い仕事は、
寝る前に10分の1だけでも着手することで、
次の日、取り組むハードルがずいぶん下がる!

工夫次第で楽しく取り組めるなあ、と思います。

12の悪癖

今日の最高気温は19度とはなんと暖かい!
コートも着ずに出てきましたが、ちょうどいい位です。

さて、サリー・ヘルゲセンとマーシャル・ゴールドスミスの共著、
How Women Rise。

著者のサリー・ヘルゲセン氏は、女性経営者・リーダーへのコーチングを通じ、
その強みを見つけてリーダーシップスキルを伸ばすよう支援している中で、
女性のキャリアや成長を阻害する12の悪癖を示しています。

誰しもすべてあてはまるわけではないけれど、2~3のもので苦労している。
特に自分の成長を阻んでいるな、と思う悪癖を1つだけ、あるいは一部分だけでも、
その傾向を減らしていくことだと、サリー氏は言います。

わたしは4・12あたりが当てはまるなあ。
5は以前よりだいぶましになったかもだが、
会社を立ち上げた頃は顕著な傾向だった・・。

 1. 自分の実績をきちんと言わない

 2. あなたの仕事ぶりをほかの人が自然に気づいて報いてくれると期待する

 3. 専門性を過大評価する

 4. 人間関係を築くだけで活用しない

 5. 初日から協力者を得ようとしない

 6. キャリアより仕事を優先する

 7. 完璧主義の罠に陥る

 8. 喜ばせたい病

 9. 矮小化する

10. やり過ぎる

11. 反芻する
12. 自分のレーダーで注意散漫になってしまう

経験を体験に!


今日の地震は結構揺れました。
とはいえ、とっさに身を守ることもせずに、
ぼーっと立ち尽くしていましたが・・・。

日々自分の行いを顧みると、しまった!と後悔すること多し。
と、田坂広志氏の言葉を思い出す。

「経験を積めば、智恵を身につけることができる」。
多くの人が、そう思い込んでいますが、
ただ経験を積んだだけでは、
智恵を身につけることはできません。
日々の仕事を通じて行う「経験」を、
単にそうした出来事もあった、という次元にとどめることなく、
あのとき、大切な智恵を掴むことができたという
「体験」へと高めることが大事です。

そのためには、「反省」をすること。
その「経験」を振り返り、深く「反省」することによって、
言葉にならない「智恵」を掴むこと。
また、「反省」とは、後悔・懺悔といった、
抽象的・情緒的な営みではなく、
具体的・理性的な方法を伴った「高度な技法」です。

例えば、自分の失敗で深刻なトラブルが起こったとき、
「ああ、しまった! 二度とこうした失敗はしたくない!」と考えるのは、
「反省」ではなく、単なる「後悔」。
また、「今回のトラブルは、すべて私に責任があります。
私の未熟さが原因です」と語るのは、「反省」ではなく、単なる「懺悔」。

反省とは原因を考え、具体的に「何を改善するのか」に対する
具体的なアウトプットをすること。
それなくしては、人は成長しないのです。

反省しているつもりでも、
単なる後悔や懺悔で終わっていること、
いくつもあります・・。
しかし、そこで終わってはいけないのですね。

日々の揺らぎ

今朝はずいぶんと寒い朝です。
久しぶりに朝から京都へ、向かっていますが、
学生さんでずいぶん社内は混んでいます。

粛々と続くに違いないと思い込んでいる日常ですが、
日々、大小の揺らぎがあります。

3連休の間にも、車が動かなくなったり、
予想外の大雨に降られずぶぬれになったり。
今日は体の調子がいいな、ここが少し違和感があるな、とか。
日々の小さな揺らぎに目を向けると、当たり前のことなど
何一つない。

PERFECT DAYSを観ました。
公共トイレ清掃員、平山を主人公に、
日々の小さな揺らぎを丁寧に追った作品です。

何気ない毎日の小さな変化に目を凝らし、
耳を澄ます。毎日が新しく、これぞ完璧な日々。