3010運動

今宵は所属している経済団体の忘年例会でした。
着席ビュッフェ形式でしたが、今回推進されたのは、
3010(さんまるいちまる)運動。

宴会で、乾杯後の30分と終了前の10分間は、自分の席で
歓談しながらお食事をすることで、食べ残しによる
食品ロスをなくそう、という運動です。

日本人一人当たりの年間の食品ロス量は約51kg!
一人ひとりが「もったいない」を心がけ、
宴会を楽しむという取り組み。初めて知りましたが、
これは効果的でした。ほぼロスがなかったです。

日本の自給率はわずか38%であり、
農業に従事する人の70%は70歳以上。
2037年には、世界の人口は90億人を突破する見込みで、
2023年に飢餓に直面した人は約7億5,700万人。
世界では11人に1人です。
食料不足は他人事ではなく、日本でも深刻な課題になりそうです。

身近なことから取り組んでいきたいです。

捉え方次第

大阪の朝は快晴、すっきりさわやかな空気です。

さて、先日、お会いした方がおっしゃっていました。
「自分は今年70歳になるが、もう70歳と思うのか、
まだ70歳と感じるのかで、人生への向き合い方が変わってくる」
というお話を伺いました。

いやあ、まさにです。
「もう」なのか「まだ」なのか、捉え方次第で、未来は変わる!

「もう年だから・・」だと、あとに、「あまり無理しないことにします」
といった言葉が続くだろうし、「まだ●才ですから」だと、
「これからは〇〇に挑戦します!」という言葉が出てきそう。

もちろん、どちらが良くて悪いということではないが、
わたしは、「もう」を枕詞にすると、言い訳の材料にしてしまいそうなので、
「まだ」のスタンスで、まだまだやりたいことに、取り組んでいきます!

アナログ

東京の朝は快晴、キリリと寒い朝です!
今年最後の東京出張。今日の会場は複合ビルなので、
待ち合わせ場所を間違えてはえらいことと、
今しがた現場!?確認に行って来ました。
これで安心です。

さて、お勧めいただいて観た、二宮和也と波瑠出演の映画「アナログ」。
とても良かったです!美しい画像、綺麗な心、風景。
心がスーッと浄化されるがごとくでした。
人間が、本来持っている「仏性(ぶっしょう)」を思い出しました。

以前に聴いた説法で「仏性とは月のようなもの。
雲がかかり、朝になれば光で見えなくなることもある。
しかし、月はいつも変わらずそこにある。
私たちの仏性も、損得勘定やエゴ、欲で覆い隠されることもあるが、
見えなくなっているだけで、本当は自分の中にある」。

映画のタイトルでもある「アナログ」の魅力も存分に伝わってきました。





今、ここを生きる

福岡は曇り。気温は5度!寒い朝です。

さて、先日お会いした方は、まさに今ここを
精一杯に生きている方。

ありもしない未来を憂い、今この瞬間に集中できず、
存分に堪能できないとは、もったいないことだと、
お話を聴いて思いました。

オードリー・ヘップバーンの言葉。
『その日のために生きようとしてはいけません。
それではあまりに即物的だから。
それよりも、1日1日を
宝物のように慈しむべきよ。

生きていることそれ自体が、
どれほどありがたいことかを意識せずに
皮膚だけで生きているような、
つまりごく表層的な生きかたをしている人が、
とても多いように思うの。

どんな日であれ、その日をとことん楽しむこと。
ありのままの一日。ありのままの人々。
過去は、現在に感謝すべきだということを
わたしに教えてくれたような気がするわ。
未来を心配してばかりいたら、
現在を思うさま楽しむゆとりが奪われてしまうわ』。

まさに、今この時を精いっぱい楽しみ生き尽くす、だなあと。

易経の時間

来年のことを考える機会が増えてきました。
6年間、学びの機会をいただいている塾で、
毎年この時期は、易経がテーマです。
自分で占った卦を読み解いて下さり、
仲間同士、感じたことをフィードバックする。
開眼の時間です。

易は未来の予知ではなく、良き心構えや自分のありかたを考える
天からのアドバイスのようなもの。
つい、自分に都合よく解釈していることも、
卦を通じて、見方・考え方を変えるきっかけをいただけます。
私が迷っていたことも、卦の解説・仲間の進言で霧が晴れたのでした。

・来年は、謙虚に素直に学ぶことを大事にする
・学びたいことを選んでいく
・自分が何十年もやってきたことには自信を持とう
・日々の内省を習慣にする。どの視座で内省するかが大事
・家族との日々を堅実に大事にする

仲間の卦もそれぞれ。
64卦の物語の読み解きは示唆に富んでおり、
あっという間の3時間でした!

来年は「平」

週明け、底冷えする朝です。
週末の英語のレッスンでは、毎年恒例の「来年の一文字」を
お聞きいただき、自分の中から立ち上がって来たのは、
「平」でした。

平らかなる心であること。
素直に謙虚に学びを深めること。
心穏やかな1年であること。
地平の先を見通せる1年であること。

「平」とは、groundであり、be peacefulでもあるとのことで、
しっかり地に足をつけて、心の安寧を大事にしたいと
改めて思ったのでした!

週末の勉強会@易経でも、大いなる気づきをいただけた
そんな週末でした。あ、これは明日改めて!

微の集積

岡山から戻る道中ですが、えらく寒くなっており、びっくり・・。
明後日7日以降は、今季一番の寒気が入り、京都では積雪の可能性も
あるとは驚き。秋はどこにいったのだ?

さて、今年の手帳を読み返していましたが、
年明けに変形性股関節症と診断され、
ゴルフも歩くことも無理、登壇にも支障が出るのではと、
ひやひやしながらのスタートでした。

複数の病院を回りましたが、出した結論は、人工股関節ではなく、
再生医療でもなく、自力!
「筋肉を鍛え、ストレッチを行い、股関節への負担を軽減すること」。
毎晩、決まったメニューをただ淡々と行う。

半年くらい経つと、まったく違和感がなくなり、痛みもなし。
あの違和感はいったいなんだったのだろうか?
日々の積み重ね=微の集積が大事だと思った次第。
これからも地道に積み重ねていきます!

睡眠と生活リズム

岡山にやってきました!
今朝も快晴、気持ちの良い朝です。

さて、ここのところ睡眠時間6時間半~7時間を
確保するようにしていますが、体調がすこぶる良い。

京都大学名誉教授/医学博士の久保田競氏の
インタビュー記事を読み、以下を心がけています。

・1日7時間の『黄金の睡眠時間』を確保。短時間睡眠は
 寿命を縮めてしまう。一気に確保できない場合は、
 分割して取るのも可

・起床後20分間から午前中の時間を有効活用する

・夜はなるべく暗いところで過ごす

・ 朝はできる限りポジティブなことを考える

・ 悩み事は寝る前に解消しておく

こういった習慣の積み重ねが大事ですね!

細部をおろそかにしない

徳島にやってきました!
6時半前に朝食会場に行きましたが、
すでに満席近い人の入り。
日本全国どこを訪れても、
あふれんばかりの活気を感じます。

さて、先日伺った先の、研究開発部門の方が
おっしゃっていました。
「研究開発に携わっているが、
開発というのは地道な作業。
地道なことを厭わず、日々努力、継続することで、
価値の高いものを生み出していける」。

さらに。
「小さなことをおろそかにしないように
している。自分の身、場を清める、など。
実験器具を手洗いすることもあるが、
適当に要領よく洗うのではなく、
細部に一分の隙もないほどにまで洗いぬく。
なぜならばそれは雑作業ではく、
製品開発に大きく影響するのだ」。

自分を顧みて、気づかせていただくことが
多くありました。

「神は細部に宿る」という
言葉があるように、よい仕事は
細部をおろそかにしない姿勢から
生まれるものなのだと。