必読!企業経営のジレンマ

いやあ、読み応えのある本でした。
企業変革のジレンマ(宇田川元一氏著)
といっても、まださらりとしか読んでいないので、
何度も読み返したい。

急性期ではない、企業の「慢性疾患」の変革論。
これまで話題になった企業変革の本は、経営危機に陥った会社や組織が
取り上げられる。これは人間に置き換えると「急性疾患」、つまり手術をしなければ
死を意味する状況での必死の変革。
ある意味一丸となれる状況でもあります。

しかし、今、変革が必要な企業の大半は、そこまで業績は悪化していない。
すぐに事業継続が困難になるわけではない。
しかし緩やかに衰退する慢性疾患の状態です。

エンゲージメントスコアを上げることが本質的な解決でないことは分かっている。DXは業務効率化で終わってしまっている。新規事業開発は若手社員のガス抜きになっている。

「これではダメだ」「何かが問題なのだ」ということはわかっても、
「何が問題なのか」は分からない。

まさに!!!!

「新規事業が生まれない」「利益率が下がっている」「エンゲージメントが低い」など、慢性的に繰り返される問題の背後に、何があるのかを紐解いていく。
表層の問題に気を取られて、目先の解決策を講じるのではなく、
より複雑で重要な問題に取り組もうとすること。

1つの鍵になるのは「対話」だと、氏は言います。
時間はかかる。
しかし、そもそも、10年、20年と変革を続けること自体が経営であり、
変革を継続するには、「この取り組みの先に何が待っているのか」という
「信じられる物語」が必要だと。

各所でも高い評価を得ているこの本は、組織に対してもやもやを抱えている
すべての人に、必読の書だと思いました!

カードの効能

昨日は半年に一度の仲間との食事会。
食事会の前にカードワークを。
カラーカードを使って、テーブル毎に自分のことを
話しましたが、知らないことだらけ!
互いをさらに深く知ることができました。

私が選んだのは紫色のカード。
ネイルと同じ色目だったことから、ネイル道の話。
さらには、カードのイラストが前日ディズニープラスで観た、
オーメン・ザ・ファーストのダミアン誕生のシーンを彷彿と
させるものだったことから、
ホラー系やスピ系が好きなことも話したのでした。

仲間からはアクセサリーの好みの色の話、紫からの甕入り焼酎の話、
子供の頃のみかん入りの牛乳寒天、
自分を変えるきっかけになったひまわりカードの話、などなど、
笑いあふれる時間になりました。

これは是非、研修のアイスブレークや相互理解のセッションで
使ってみたい!

平常心

東京の朝は快晴。
昨日の大混乱とは打って変わって、平和な朝です。

いつものカフェで朝活し、いつも通りに、
今日1日の段取りをする。
この時間のなんとありがたいことか・。
昨日は朝から、ひゃー!えらいことやと、
あせりまくっていましたので、
平常心を保つことの大切さを実感します。

柳生宗矩の言葉、
「平常心を持って一切のことを成す人、
これを名人と言うなり」。
どんな局面でも平常心で事に当たるのは、
確かに名人と言えますね。


ご安全に

始発から新幹線の運転見合わせが続いています。
保守用車両が衝突脱線したとのことで、懸命の復旧作業が
続いていますが、まだ再開の見通しは立たないとのこと。

明日は東京で仕事なので、速報を見て、即飛行機を手配しましたが、
一瞬にして、臨時便も含め満席に。
これに乗り遅れては、東京へ行く手段はなくなってしまうとばかりに、
ずいぶん早めに空港へとやってきました。
まさか新幹線が長時間止まるとは想定外でしたが、
去年も大雨でほぼ1日ストップしたタイミングでちょうど出張中。
東京から帰れなくなったのでした。
いつも新幹線トラブルに遭遇している気が・・。

陸路であれば、サンダーバードで敦賀まで行き、北陸新幹線で東京、
または、名古屋まで新幹線⇒名鉄で豊橋⇒浜松まで東海道線⇒新幹線、
というルートもあるものの、いずれも大混雑のようです。
夏休みに入り移動する人も多いと思いますが、どうぞご安全に。





休めニッポン!

今日は外に出ただけでふらつきそうな暑さです。
今はなんと35℃!
しかしまだ関西の梅雨は明けていない・・。
学校は、明日から夏休みがスタートです。

さて、7月15日号の日経ビジネスの特集は「休めニッポン」。
よく遊び、よく学び、よく働くことで、
クリエイティビティも刺激され、アイデアや新たな価値も
生み出しやすくなる。このバランスが大事ですね。

日本は有休休暇取得率が主要国で最下位ではありますが、
最近は、10日間の夏季休暇は当たり前、中には1か月休む方も
周りにちらほら出てきました。欧米並みに近付きつつあるのか?

弊社は、今年のお盆休みは3+5で、計8日間。
年末年始は10連休。
ここ数年、休日はPCを開かないことに決めているので、
がっつりリフレッシュできそうで、楽しみです!

祇園祭

今朝は比較的、過ごしやすい朝です。
いつものカフェで朝活タイムですが、
サクサクはかどりました!

3連休は京都散策へ。
長刀鉾は完成に向けて、最後の追い込み中。
いくつかの鉾も立っており、コンチキチンのお囃子も
楽しめました。

明日は、先祭の山鉾巡行日ですね。

土壇場力

先日、反田恭平氏のコンサートに行きましたが、
心揺さぶられるその演奏を、微動だにせず聴き入りました。

反田氏は音楽家でありながらも、
オーケストラの株式会社化や自身のレーベルの設立、
オンラインサロン開設、奈良県文化会館の芸術監督にも就任。
多岐に渡る活躍ぶりは、革命児の如くです。

それよりなによりすごいのは、土壇場力。
コンクール本番直前5分前に、ホテルに靴下を忘れたことに気づくも、
足首、それもステージから見える右側だけマジックをぬりぬりし、
靴下の如くにしたという。
焦らず慌てず冷静に、いや楽しみながら!?
ピンチの時にも最善を尽くそうというこの姿勢を
見習いたいものです!


心の充電

今年5月にニューオリンズで開催されたATD24-ICE。
参加された方がダイジェストで紹介下さる講座に、
今週・先週と参加しました。ありがたい!

今年の全体テーマは「Recharge Your Soul」。
このテーマをATDICEが掲げたことは、正直驚きですが、
確かに必要だと納得です。

背景には、テクノロジーの活用や、変化激しい中、
私たちは疲弊し、不安に駆られている人も増えている。
だからこそ、自分を内省し、魂や心の充電する時間を、
ちゃんととらないと、ですね。

キーノートスピーカーの一人、ダニエル・ピンク氏は、
講演冒頭、「私たちは、支離滅裂な狂った世界にかなり混乱した」と
話したそうですが、いやはや、ほんとそうですね。

ピンク氏が勧められたことの中から、
心の充電のためにも、以下は是非やってみたいです。

・年内のやらないことリストを作成する

・年内、毎日の終わりに3つの進歩をリストアップする

・年内毎週「HOW]についての会話を2回減らし、
 「Why」についての会話を2回増やす

動かすこと

東京の朝はすでに31℃!
今日も暑い1日になりそうです。

「朝の脳はぼんやりしている。
だからキーワードは手、口、足を動かせ」。
脳神経外科医の築山節氏の言葉です。

今朝はネイティブキャンプで英語レッスンののち、
ホテルの周りをプチ散歩。
普段の生活の中でも、ウオーキング、ちょっとした部屋の片づけ、
朝ごはんつくり、洗顔、などなど、
手、口、足を使うことは結構あります。

さらには、部屋や机の整理整頓をてきぱきこなせば、
その作業興奮で脳が活性化するそうです。
人間の脳って、小さな任務でも完了させることで、
達成感というご褒美が与えられ、
脳のエンジンギアが上がり、仕事がはかどります。

これ、わかります!
自宅で朝、顔を洗ったついでに洗面台をプチ掃除、
在庫確認がてら台所のパントリーを片付ける、
などなど、5分少々キレイにするだけでも、達成感が
感じられますね。

では、そろそろ時間!行ってきます。