攻める博物館

富山に向かう道中です。
敦賀での乗り換え時間を入れても、京都からの所要時間は2時間15分。
確かに新幹線開通前よりは、移動時間が短くなっているな、と実感です。

さて、週末に訪れた福井県若狭町にある、年縞(ねんこう)博物館、
本当に素晴らしかったです。

三方五湖の一つである水月湖の湖底で発見された、
7万年に及ぶ年縞に関する展示・研究を行っています。

年縞とは、長い時間をかけて湖の底に積もった
泥の縞(しま)。三方五湖の一つである水月湖の年縞は、
世界でも最長クラスの7万年の歴史が45mもの深さで堆積しており、
年代測定の世界標準のものさしとなっています。

年縞を元にさまざまな提言がなされている、まさに攻める博物館!
建築も素晴らしく、7万年の時間軸が見事に展示を通じて
表現されています。1時間半はいたかも。
7万年の歴史からすると、自分の人生は、悠久の時のごく一瞬。
あれこれ考えていることも、あまり大したことではないように思えます。

福井の三方五湖、常神半島、レイライン北端の御神島も
大層良かったです。日本には、まだまだ知らないところがある!


根っこを見る

東京の朝は雨模様です。
いつもの朝活カフェはほぼ満席。
朝7時から打ち合わせや商談がなされているとは、
皆さんスタートが早い!

さて、最近答えの出ない問いにグルグルと
頭を巡らせることがあります。

そういえば、”思考の三原則”!
備忘録を見つつ思い出しました。
難しい問題に直面したときには、以下の3つが大事。

1.目先に捉われず、長い目で見る
2.物事の一面だけを見ないで、できるだけ多面的、全体的に見る
3.枝葉末節にこだわることなく、根本を見る
(安岡正篤氏)

ついつい対処療法的に考えたり、
固定観念、既成概念が邪魔をし、
狭く小さく考えてしまいがちです。

特に3番は要注意。
根っこ・本質を見る。
対処療法的に手立てを講じることのないように
したいです!

生成AIと経験のはざまで

東京へ向かう、ひかり車中です。
ここ数年、新幹線はのぞみではなく、ひかり・こだまで移動します。
のぞみは、いずれの時間帯も混んでいて、
動くオフィスとしては集中できない。
ひかりはたいてい空いています。

さて、今日は月に一度のBPS会。
先日の生成AI勉強会で学んだことを生かそうと、
各人が生成AIでプログラムを作りお披露目しました。

入口と出口は人間、作業は生成AIを活用とおっしゃっていたことが
まさにだと思いました。

入口はプロンプトが肝。
的確且つ、具体的な情報を入れることで、
アッと驚くようなプログラムは瞬時に出来上がる。
しかし、その反面、なんだか通り一遍の内容で、
綺麗にまとまってはいるのだが、今一つ刺さらない。

この「いまひとつ」感を感じられるかどうかというのも、
経験によるところが大きい!ここにこそ、我らシニアの出番がある。
人が手を加える部分、そして、自分だからこそ
伝えられる独自のプログラムが出来上がりアウトプットされる。

それにしても生成AIは増える一方。
使い分ける、組み合わせるなどの工夫もされているが、
なんやそれ?と、つい口に出す自分が、
すっかり周回遅れだと気づく・・。

chat-GPTにGoogle-Gemini、Copilotもある。
GammaにPerplexity。

キャッチアップします!






未来が出現する対話の場

いつものカフェにて朝活中。
9月は、3連休が2週続き「週休4日の働き方最高!!」と思いましたが、
休み明けは怒涛だ・。
昨日は早朝4時半から3食食べる以外は、23時までPCに向かって
ミーティング、対話会、ナレッジワークを次々と。
ゾーンに入ると時間を忘れてしまうが、
いかん!これはまさに、昭和のリゲインワールドだ。

さて、昨日の、仲間との対話会も面白かったなー。
対話の先に未来が出現する。まさにU理論そのものだった。

もう10年以上前に読んだきりだが、もう一度読み直したい、
C・オットー・シャーマー氏の『U理論』の本。
Uとは、Uプロセス。
「行動のソース(源)を転換→出現する未来を迎え入れる→未来を具体化」
という3つのプロセス。このずずずずーん、と沈むUの底が肝だったような
記憶が・。

3つのプロセスは、7つのステップに分かれている。

 1.ダウンローディング
  過去の経験によって培われた枠組みを再現

 2.観る
  判断を保留し、現実をただ観る。正見ということか?

 3.感じ取る
  場を感じ取る。ここも大事。思い込みや囚われがあると感じられない

 4.プレゼンシング
   源(ソース)につながる。この感覚は今一つピンと来ないのだが、
   皆の意識が一体化したような感覚を得た。これに近いのだろうか

 5.結晶化
  ビジョンや意図を明確化する・見える化する

 6.プロトタイピング
  実行、実験によって未来を探索する。これはさっそく明日の全体ミーティングで
  試行するのだ

 7.実践
  新しいやり方、仕組み、習慣として実体化する

呼吸

千葉は少々曇り空の朝です。

ゆっくりと息を吐いて吸う。

一瞬止める。また吐く。

これを朝一番に繰り返すと、

だんだん身体が温まってきます。

『多くの人は、呼吸を吸って

 吐くものと思っているが、

医学的には先(ま)ず吐いて

吸うのが正しい。

出す、排泄(はいせつ)という機能が、

人間の生理では非常に大事なことだ』。

 『安岡正篤 一日一言』より

まず吐くことから、ですね!

ミッドライフクライシス

東京から千葉に向かう道中ですが、
今日は真夏のような暑さです・・。

さて、昨日のクロ現の特集は「ミッドライフクライシス」。
中年の危機!です。

人生の曲がり角をどう生きるのか?
心を悩ませる二つの曲がり角は、10代の思春期と、
中年期(40~50代)。第二の思春期とも言われます。

体力低下や更年期・キャリアや子育てが一段落した頃
自分はいったいこの人生で何を成し遂げたのか?と問いかける。
さりとて、これから1から何かを達成するほどの自信も体力もない。
結果、自己喪失感・自己否定に苛まれ、心身ともに不調をきたしてしまう。

50歳の頃が、まさにそんな時期でした。

・自分に自信が持てない
・人生の終わりを意識し出す
・今まで似合うと思っていた洋服や髪型が似合わなくなる。
・老いやからだの変化を受け入れられなくなる
・自分の存在が少しずつ時代遅れになっているのを感じる

最近は自分の次のフィールドを模索している気もします。
ようやく子供も社会へと巣立ち、仕事も次世代への承継を進めている。
嬉しいような、寂しいような・・。

でもそれは、やっと自分とゆっくり向き合い、
自分のことを考える時間が戻って来たのだという、
小泉今日子さんの言葉が沁み入りました。
人生の、次のステージに来たからこそ感じられる感情。

心を軽くするためには、以下が効果的だと
専門家は言っていました。

①髪型や服装を変える
②適度な運動(散歩)
③人と話す

髪型は50歳の誕生日にショートにしたなあ。
洋服もずいぶんとカラフルなものを選ぶようになった、
以前はグレーや黒、ベージュが主だったのだが・。
パーソナルトレーニングやランニングも40代後半から始めたのだ。
あ、ランニングはすぐに挫折したが・・。
これからの人生について、本音で話せる仲間がいるのはありがたい!

なーんにもしないで、自分と向き合い、自分のことを考える時間を
作ってみよう!

光っている人

東京は少し涼しい朝です。
昨日お会いした方は、この10個を体現している方でした!

1.不平を言わない。誰かの不平の種にならない

2.ひとつことをいつまでもくよくよと考えない

3.自分の分け前を、他人のものと比べたりしない

4.過去をふりかえり、「あの時ああしていれば」などと言わない

5.明日のことを気にしない

6.自分が大いなるものに守られていることを知る

7.人を見るときには、良いところをさがす

8.やさしい気持ちで行動する

9.いついかなるときも、素直で正直に、正しいことを行う

10.どんなに小さなことでも、どんなに大きなことでも、
 やるからにはベストを尽くす

こんなことをわたしも大切にしたいです。

継続

今朝は東京。ちょっと涼しくなったような気がします。
今年に入ってから継続している足まわりのトレーニング。
毎日の習慣となりました。
以前に聞いた為末氏の言葉を大事に!

①パフォーマンスを阻害するのは「想像力」
ありもしない未来の不安を憂いたり、過去の失敗を思い返すことで、
緊張感から体が縮こまったり、余計な力が入ってしまい、
本来の力が発揮できない。

②人間の限界を作るのは「思い込み」
この記録を破ることなど到底無理。
人間には限界がある、というメンタルブロックが、
力を発揮することを阻害する。

③トレーニングの際に意識を向けるのは「1点だけ」
あれもこれもと考えだすと、動きが不自然になり、
どうにもこうにもならなくなってしまう。
「要するに何なのか?」に目を向けること。
シンプルに考えること、そぎ落とすこと。

④大事なことはビジネスもスポーツも楽しくやること
義務感や「ねばならない」では、メンタルが持たない。

楽しみながら継続したいです。

来年の手帳

岡山の朝です。
朝6時から朝食をいただけるのがありがたい!
去年までは6時半から。いつも開店前から多くの人が
並んでいたのですが、6時からだとスムーズに入れました。

お部屋の備品も、マインドフルネスのアクティビティも
去年よりずいぶんアップデートしており、
備前焼きと、ひのきの世界観を堪能しました。

20年ほど前、夫が倉敷で仕事をしていた時、
1か月に一度は、子供と一緒に車で倉敷に行ってました。
ここは、子供の誕生日を祝った思い出のホテル。
あれから20年、あっという間に時は流れたなあ、と、
感慨深いです。

さて、来年の手帳が次々と発売されています。
ここ数年はフランクリンプランナーのノートタイプを愛用していますが、
特に1週間コンパスを書くのが楽しい。
コンパスとは羅針盤。毎週の役割と目標の見える化です。

2025年度版の手帳は明日到着予定ですが、まずは社内の全体会議、
社外取締役を仰せつかっている会社の取締役会、監査役会の予定をFIX。
来年のセミナー依頼も続々といただいているので、そちらも押さえたのちは、
空いた日程の中から、来年の旅行予定を確保。
コロナで動けなかったこともあり、マイレージがずいぶんたまっているので、
これを使って旅行に行くことがここ数年ほとんどでしたが、
来年お盆は、すでに行きたい先の予約は取れず。

南極!南米!アフリカ!オーロラ鑑賞!と、すでに刺激的な
プランを組んでいる友人もちらほらと。
いろいろ行き先を考えることを、しばらく楽しみたいです!