2026年9月29日
研修を受けて終わりになっていませんか?学習の定着を促す「動画学習」のすすめ

皆さん、こんにちは。ビジネスプラスサポートの川勝です。
本日は、BPSの動画学習についてご紹介いたします。
企業研修を担当されている方から、こんなお悩みを聞くことがあります。
「研修を実施したけれど、その後、学んだことが仕事で活かされているのか分からない」
「研修直後は意識が高まるけれど、しばらくすると元に戻ってしまう」
「研修を受けてもらいたいけれど、社員を一度に集めるのが難しい」
せっかく時間と費用をかけて研修を実施するのであれば、「受講して終わり」ではなく、学んだことが実際の仕事に活かされてほしいですよね。
そこで、おすすめしたいのが「動画学習」です。
今回は、学習の定着という視点から、動画学習のメリットについてご紹介します。
■動画学習なら、繰り返し・好きなタイミングで学べる
動画学習の大きなメリットは、何といっても「いつでも、どこでも、自分のペースで学べる」ことです。
集合研修の場合、基本的には決められた日時に参加して、その時間の中で講師の話を聞き、ワークに取り組みます。
もちろん、集合研修だからこそ得られる学びはたくさんあります。
一方で、「もう一度あの部分を聞きたい」と思っても、研修そのものを最初から受け直すことはなかなかできません。
その点、動画学習なら、必要な部分を繰り返し視聴できます。
例えば、ビジネスマナーを学んだ社員が、数カ月後に「電話応対をもう一度確認したい」と思ったとします。
そんなときに動画があれば、必要なところを自分のタイミングで見直せます。
「一度聞いて終わり」ではなく、「必要なときにもう一度学ぶ」。
この繰り返しが、学習内容を仕事の中に定着させるうえで大切なのです。
■ 忙しい社員でも取り組みやすい
もう一つのメリットは、忙しい社員でも学びやすいことです。
企業研修では、対象者全員のスケジュールを合わせることが大きな課題になる場合があります。
「この日に全員を集めるのは難しい」
「営業担当が外出していて参加できない」
「拠点が全国に分かれている」
こうしたケースでは、集合研修だけで教育を完結させるのが難しくなります。
動画学習なら、時間や場所の制約を受けにくくなります。
朝のちょっとした時間に見る人もいれば、昼休みや仕事が終わった後に見る人もいるでしょう。
もちろん、会社として受講時間を設定する方法もあります。
大切なのは、一人ひとりが学びやすい環境をつくること。
忙しいから学べないのではなく、忙しい中でも学べる仕組みを用意する。
動画学習は、そのための一つの方法になります。
■ ただし「動画を見せればOK」ではありません
ここは、動画学習を導入するときに注意したいポイントです。
動画を用意して、社員に「見ておいてください」と伝えるだけでは、十分な学習効果が得られないこともあります。
大切なのは、動画を「学びのきっかけ」として、その後の行動につなげることです。
例えば、
「動画を見た後に、自分の仕事で実践してみる」
「次の集合研修で動画の内容について話し合う」
「一定期間後にもう一度動画を見て振り返る」
といった仕組みを組み合わせることで、学習をより実務につなげやすくなります。
そこでおすすめしたいのが、次にご紹介する「ブレンディッドラーニング」です。
■ 集合研修と動画学習を組み合わせる「ブレンディッドラーニング」
「動画学習か、集合研修か」。
どちらか一方を選ぶ必要はありません。
むしろ、それぞれの良さを組み合わせる方法があります。それが「ブレンディッドラーニング」です。
例えば、研修の前に動画を見てもらい、基本的な知識を身につけてもらいます。
そのうえで集合研修を行えば、当日は知識の説明に時間をかけるのではなく、ディスカッションやケーススタディ、ロールプレイなどに時間を使うことができます。
また、研修後に動画をもう一度見てもらうことで、学んだ内容を振り返ることもできます。
つまり、
動画で「知る・学ぶ」
↓
集合研修で「考える・やってみる」
↓
実務で「使う」
↓
動画で「振り返る」
という流れをつくることができます。
これなら、「研修当日は盛り上がったけれど、翌日には忘れてしまった」という状態を防ぎやすくなります。
研修は、実施すること自体がゴールではありません。
大切なのは、研修で学んだことが記憶に残り、実際の仕事の中で使われることです。
そのためには、「一度学んで終わり」ではなく、繰り返し学べる仕組みをつくることが重要です。
動画学習なら、時間や場所に縛られず、自分のペースで学ぶことができます。
さらに、集合研修と動画学習を組み合わせるブレンディッドラーニングを取り入れれば、「知識を得る」「考える」「実践する」「振り返る」という学びのサイクルをつくることができます。
研修を“その日だけのイベント”にしない。
学びを日々の仕事につなげ、定着させていく。
そのための選択肢として、動画学習を取り入れてみてはいかがでしょうか。
