2021年7月5日
寄り道こそが人生!
毎週土曜のclubhouseでの深層対話がスタートし、早3ヵ月!
毎回、呼び水係のお題が楽しみでもあり、ドキドキでもあります。
今週は「寄り道こそが人生」がお題でした。
イタリア人にとっては「寄り道こそが人生」。
しかし、わたしたち日本人は、子どものときから「寄り道しないで、まっすぐ家
に帰りなさい」と言われ続けて育ち、寄り道を過程を楽しむことに、罪の意識を
感じてしまうのではないか?とは、確かに。
トロイア戦争の英雄オデュッセウスは、妃が待つ故郷に帰ろうとするが、なんと
10年間漂泊させられる。冒険したり、妃とは別の女性と子供を設けたり、
寄り道を楽しんでいる感じが否めない!
メンバーも、それぞれの寄り道人生を語り出す。
期せずして寄り道人生を歩むことになったことが、今のパートナーとの出逢いに
繋がったり、新たな事業展開に繋がったことも。
しかし、渦中は出口がないような焦燥感に捉われることもあり、寄り道ではなく
迷い道だったという声もあり、身につまされる。
しかし、今になって思うことは「寄り道こそがわらしべチャンス!」という
言葉に、一同深く頷く。
目的や目標を定めずに、心の赴くままに動いたことやピンときたことが、
今に繋がっていることも少なからずあるのだなあ、と。
私は、29歳のとき。ある目的のために会社を辞めたものの、思い描いていたこと
が実現できずにモヤモヤしている私に、先輩が「●●会社が研修インストラクタ
ーを募集しているよ。良かったら面接に行ってみたら?」と、声をかけて下さっ
たことが今のお仕事に繋がっています。
37歳のとき。
セミナー会社にPRに行った際「藤井さんがやれるというテーマは、
すでに著名な先生が登壇下さっています。そうだ!事務改善のセミナーはできま
せんか?それであれば登壇いただきたい」と、まったく未知の世界(笑)の話を
打診下さったことが、この方面への歩みをスタートするきっかけになりました。
この1年、「効率こそが第一義」を手放すことで「寄り道こそが人生」の醍醐味
も感じられるようになったなあ、と思います!