2023年5月23日
3つの「みる」
ずいぶん寒い朝です。
先日、月に1度のニュースキャンを受けましたが、
腸の状態が各段に良くなっている!
甘酒に奄美大島のミキ、酵素に発酵食のおかげか?
膵臓と腎臓に負担がかかっているようなので、
糖質を控えめにしようと思います。
ニュースキャンで診ると、臓器や身体の部位の状態が
一目瞭然、すごい!
さて、「みる」には多様な漢字と意味が存在する。
「子曰く、其の以うる所を視、
其の由る所を観、
其の案ずる所を察すれば、
人いずくんぞかくさんや。」
孔子の言葉です。
「視」とはその人の行動を知ろうとすること。
「筋の通った行動をしているか?」
わかりやすい部分です。
「観」とはその人の行動の背景にある、
理由や動機を知ろうとすること。
なぜそのような行動をとるのか。
行動に表れているのは、氷山の一角のようなもの。
その奥にある、動機やそこに至った背景。
「なぜそのような行動をとるのか」。
この問いかけを大事にしたいものです。
「察」とは、さらに一歩進めて
その人は何に価値を置き、
何に満足して生きているかを察知すれば
必ずその人の真の性質が明らかになるものだと。
外面に現れた行為が正しく見えても
その行為の動機が正しくなければ、その外面の行為は
いかほどのものか。
この読み解き。なんとも深い、人間洞察です。