2022年10月12日
孤独と孤立
日経ビジネス10/10号の特集は「孤独が会社を蝕む」。
ギクリとするタイトルです。
リモートワークが浸透する中、各世代で
孤独や孤立を感じる人の割合が高まっている。
若手社員は仕事の習得機会を失い、
シニアは仕事への意欲喪失に陥っている、
「孤独解消」が今や経営のキーワードになっている、
というのも。思い当たる節あり、です。
政府は2021年12月、孤独と孤立に関する全国規模の
実態調査を行った。
孤独というのは主観的で、孤立は客観的なもの。
官民一体となって、人と人とのつながり感を
取り戻していくのだと。
クックパッドでは、オフィスの偶発的なやりとりがなくなることは、
消費者を理解する上で致命的、ということで、
古リモートから、週2回の出社を社員に呼び掛けている。
さらに時代をさかのぼると、ここ20年、組織の中での
コミュニケーションの取り方が、次第にむつかしくなってきている。
成果と生産性が厳しく問われる中で、雑談すらしにくくなった。
雑談=無駄ではなく、コミュニケーションの質と量を増やしていくこと。
模索は続きます・・。