2022年10月3日
システム論で捉える人間関係
朝から一仕事を終え、カフェで一息。
すっかり秋らしい季節になりましたね。
さて、先週土曜日からスタートした
南山大学人間関係研究センター主催の、
「システム論で捉える人間関係」。
私などは人間関係を、とかく感情論でアプローチしてしまいがちですが、
これをシステムとして捉える、というのは斬新です。
ここでいう「システム」とは、
”要素同士が相互作用し続ける全体”。
システムの中にはサブシステムが存在するが、
その時、何をひとまとまりとしてみるかは、
これまた人によってさまざま。
また、どうバウンダリー(境界)を引いてみるのか、
何を境界としてみるかによっても、見方が大きく変わります。
講座の中では演習がいくつかありましたが、
システムで観察すると、細かいディテールが見えたり、
動きの背景にある意図、のようなものを感じることもありました。
人は様々なシステム(要素同士が相互し続ける全体)の中にいて、
人の行動や考え方は、システムの関係や状況によって変化する。
そして影響を及ぼす要素は無数にあるので、直接的な因果律では説明がつかない。
これって組織にもあてはまるなあ、と!
2回目は「自分自身がかかわる人間関係をシステムとして捉える」
がテーマ。これまた楽しみです。