2022年7月12日
生命を考える
先日のclubhouseは、「生命」について、
改めて対話する時間をいただけました。
福岡伸一氏の話が出たので、後追い検索してみる。
私たちは「生命」を維持する上で、
常に自分自身を壊しながら作り替えている。
いずれは老化・死を迎えるという意味では
エントロピー増大を完全に克服することはできないが、
少しずつ抗い、来たるその時までの時間を稼いでいるのが「生命」。
また、命の重要な特質は、自身を壊しつつ
作りかえる流れの中にある状態の動的平衡と、
それを実現する自己破壊能力。
大きく変わらないために小さく変わり続けるのが生命。
こんな話も出ました。
故日野原重明先生が発足された「新老人の会」。
3つのモットーは以下です。
1.愛し愛されること(to love)
2.創(はじ)めること(to commence or to initiate)
3.耐えること(to endure)
年を重ねていくと、ある日を境に、
昨日までできたことができなくなる。
身近な方との別れもやってくる。
そのような事に耐えること、
そしてどんな状況にあっても周りを愛し、
愛されることを忘れない。
どうせ年だから、などと言わずに、
新たに創めることを大切に。
命の輝きを創出するのは自ら、ですね。