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BPS代表 藤井 美保代

2022年6月28日

働き方イノベーション

快晴の朝です。
なんと関東甲信・東海・九州南部は、昨日梅雨明けしたという。
史上最速の梅雨明け、水不足が心配でもあります。

さて、政府は「骨太方針2022」に”選択的週休3日制の促進”を
盛り込みました。多様な働き方へのニーズが高まっているとはいえ、
現実的にはどのような選択肢があるのか?
現状検討されている週休3日には主に3つのパターンあり。

まず1日の所定労働時間はそのままに休日を1日増やすというもの。
これだと総労働時間が減るので給与も減らす。

次に休みを増やす代わりに出勤日の就労時間を延ばすもの。
所定労働時間は増減しないので給与は減額しない。

そして3つ目が1日の所定労働時間はそのままに休日を増やし、
給与も据え置くパターン。

給与が減る1つ目のパターンは勘弁と考える人も多いですが、
3つめであれば、働き方のドラスティックな改善が必要。

ZOZOでは、2のパターンを導入したが、準備期間は半年。
情報共有にメールやチャット活用を推奨。
ただし、休日中は確認も返信も不要と定める。

業務の無駄を洗い出しも必須。
仕事のタコツボ化をなくすため、マニュアルで業務を標準化。
早めの報連相実施。結果、仕事のやり直しも減った。
週休3日を選んだ社員の残業時間が全体で63%減少。
確かに、1日10時間も働けば、これ以上残業するのは難しそう。
課題は、コミュニケーションと体への負担。

働き方イノベーション。
一足飛びにはいきませんが、チャレンジしないと何も始まらない。

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