2022年1月31日
高原社会の到来?
先日のclubhouseは「Purpose」について対話を深めました。
先進国が物質的、経済的な豊かさを手にした今、
わたしたちは成長を前提とした社会のあり方を、
見直す時期がやってきているかもしれない。
これから先、どこに向かうのか。
何が大切なのか。
私たちが生きる意味は?
個人のPurpose、組織のPurpose、
多様な切り口で、話が展開されました!
・存在の意義としてのPurposeなのか目の前のPurposeか?
・内なるPurposeか、外なるPurposeか。
・それは自分で明確にすることなのか、向こうからやってくるものなのか。
対話の中で「高原社会の到来」という言葉が印象的でした。
そういえば、先日オーディブルで聴いた山口周氏の
「ビジネスの未来」でも、この言葉が出てきました!
「ビジネスは、その歴史的使命をすでに終えているのではないか?」。
この本は、こんな問いからスタートします。
『ビジネスの使命が経済とテクノロジーの力によって、物質的貧困を社会からなくす、
ということであれば、ビジネスは歴史的使命を終えつつあると言える。
経済停滞について、「衰退」「停滞」というような、
ネガティブな言葉で語られているが、これはなんら悲しむべき状況ではない。
衰退ではなく、成長を終えたのであり、私たちの社会は、明るく開けた『高原社会』へと、
軟着陸しつつあるのだ。
このことをお互いに祝祭しつつ、真に豊かで生きるに値する社会に変えていくこと。
それがこの時代に生きる私たちの役割なのではないか』。
この視座で見た時に、自分の人生のPurpose、企業のPurposeは
また違った意味付けができるのかもしれません。
しかし!コロナによって吹っ飛んでいく売上を横目に見ながら、
一喜一憂する自分がいるのも確か(笑)。