2017年2月9日
己に克つ
「人と比べる。
それが一流と超一流の違い。
プロになるくらいだから、
みんな一流選手ですよ。
しかし、人との比較でやっている人は、
途中で苦しいことがあると諦めます。
あるいは、人より少し結果が上だと
“自分はよくやっているよ”と。
しかし、どこまでいっても満足しない、
どんなに苦しくてもあきらめない。
自分の描いたイメージを
とことん追求する人たちがいるんです。
それが超一流です」
言い換えれば、超一流の世界は
人との競争ではなく、
己に克つ世界。
どんなに苦しくても
自分の誠実な努力は天が知っている。
どんなにうまく物事が進んでも、
自分が怠けたことは天が知っている。
「天知る、地知る、我知る」の心で
己を律することが、超一流の世界に
足を踏み入れることにつながるのですね。