2020年12月17日
「もう」と「まだ」
始発で神戸にやってきました!
普通電車に揺られて1時間40分ですが、
乗り換えなしでゆっくり座れ、
積み残したことがサクサク進みました。
さて、先日、還暦を迎えた方とお目にかかったときに、
「もう60歳と思うのかまだ60歳と感じるのかで、
人生への向き合い方が変わってくる」というお話を伺いました。
その方は、来年からまた新たなチャレンジの場に進まれます。
「もう60歳だから・・」だと、あとに、「あまり無理しないことにします」
といった言葉が続くだろうし、「まだ60歳ですから」、だと、
「まだまだ〇〇に挑戦します!」という言葉が出てきそう。
もちろん、どちらが良くて悪いということではないものの、
私は「もう」を枕詞にすると、「もう若くないから英語を学んでも仕方ないですよね」とか、
「もう年だから、チャレンジ精神がなくなるのは当然のことです」と、
言い訳の材料にしてしまいそうです・・。
しかし、その方曰く、海外で「もう60歳だから」と言うと、
「もう60歳だからすべてのことをやり遂げてきた。
これ以上やることはない!完璧!」というニュアンスに取られ、
傲慢だと言われたのだと。いやあ、言葉は難しい。
私は「まだ」の精神で、まだまだやりたいことに取り組んでいきたいなあ、
と思います!