2019年12月11日
毎日が学び!
今朝も、新橋スタバにオープンと同時に朝活。
ここは6時半~空いているのが、ありがたいです。
有楽町から新橋まで早朝テクテク歩いていると、
朝の銀座はまた、夜とは違った雰囲気。
光と影。陰と陽。二面あって当然なのですが。
人間もそう。一面などないのだ、などと思いつつ。
さて、ありがたいことに、日々のやり取りの中で、
はっと気づかせていただくことばかりの毎日です。
昨日も、ついつい、効率に走りそうになる私を
戒めてくれるメッセージをいただき、
ふと思い出したのは、東京大学教授 西成活裕氏の無駄学。
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「無駄かどうかは、期間と目的の
二つを定めないと決まらない」。
たとえば、学生時代、受験に関係のない科目を
勉強するのは時間の無駄だと思っていたが、
20年後にそうした知識が役に立って、
論文をまとめることができたという。
このケースの場合、期間設定が3年と短ければ、
無駄かもしれないが、20年とすれば無駄ではないかも
しれない。
ある組織で仕事の成績が悪かった人を
異動させたら、残った人の関係が急に険悪になり、
生産性が大いに低下してしまった、という例。
仕事でいい成績を挙げる、という目的では
ダメだったかもしれないが、組織の人間関係潤滑油、
という目的においては、大事な役割を果たしていたのだという。
いま、社会がどんどん短期的な視野に陥っており、
無駄だと思うことを切り捨てて、見せかけの効率化に走るのは、
大変危険だと感じている、とはまさにです。
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まずは目的と期間設定を適切に定め、
それを組織できちんと共有していくことで、
ぶれない無駄の判断ができるのですね。
それこそが、長い目で見た時の、真の効率化なのだと思います。