2020年12月4日
ミスのない仕事をするには?
大阪はキリっと寒い朝です。
医療非常事態宣言が出たこともあってか、
今朝の電車はずいぶんすいていました。
さて、昨日はミスゼロのセミナーでした。
定型的な業務は徐々にテクノロジーが代替しつつあるものの、
まだまだ人間が請け負う領域もあり。
そのような中で、ミスのない仕事をいかに実現するのかは、
多くの人の関心事です。
ひとたびミスが起こってしまうと、
やり直すという二度手間が発生するだけでなく、
お客様や周りの同僚、関係部署に迷惑をかけ、
場合によっては信頼低下にもつながってしまいます。
仕事には必ず「目的」と「目標」があります。
しかし、環境や情報伝達の不備、勘違い、思い込みなどにより、
本来の目的・目標と、でき上がった仕事との間にギャップが起きてしまう、
これが「ミス」です。
人はなぜミスをするのか。ミスには必ず、
それを引き起こす原因があります。
そこには、『人』に由来するもの、『道具』に由来するもの、
『環境』に由来するものがあります。
『人』そのものの思考・行動のパターンによる
ミスが多いのであれば、集中して仕事に取り組めるように
思考を整理し、仕事の進め方を見直すことが必要ですし、
知識やスキル不足が原因であれば、磨きをかけるための
投資時間が必須です。
『道具』の不備がミスの原因になっていることも多し。
その最たるものは、道具(マニュアルや手順書)がない、
ということです。
特にリモートワークを前提とした働き方の中では、
業務やプロセスの見える化が大事。
『環境』が原因だと考えられるのであれば、
オフィス環境やデスクまわり、メンバー間の
コミュニケーション環境の見直しが必要です。
「ミスは個人的な資質や性格によるものだから防げない」
という思い込みにとらわれず、適切に改善することで、
ミスの発生は限りなくゼロに近付けられますね!