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BPS代表 藤井 美保代

2018年12月4日

「どうぞ」と「どうだ」の違い

週末、前職の同窓会をかねて金沢に行ってきました。
おめあては「小松弥助」さん。
絶品お寿司はもちろんのこと、
お店の空気がなんとも心地よいのです。

お店の方に訊くと、大将が常々おっしゃっているのは
お客様に対して「どうだ(すごいだろう!)」という姿勢ではなく
「どうぞ」という、感謝の気持ちや謙虚な姿勢を
大事になさっているとのこと。

「どうぞ」と「どうだ」。
一言違いですが、意味は大違い。
このお気持ちが、お店の心地よさを作っているのだなあ、と。

また、「手から手のたなごころ」ということで、
握ったお寿司を左の手のひらにそっと、のせてくださいます。
『たなごころ(掌)』とは手のひらのことですが、
なんとも優しい響きの言葉です。

職人さんが渡して下さる右手と、
いただく側の左手を合わせると「合掌」。

なかなか予約が取れないお店ですが、
日本各地からお客様が足を運ぶ理由があるのだなあと、
感服したのでした。

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