2021年10月8日
歴史に学ぶVUCA時代の戦略
News Picks、今週のupdateは、これがテーマでした。
歴史オタク、もとい。歴史に詳しい方々がゲストで、
敬愛する楠木健氏も常連メンバーです。
「歴史から学ばず何から学ぶんだ?」という楠木氏の言葉からスタートしました
が、確かに本質的なことは歴史から学べること多しです。
さて、不確実性極まりないこの時代に、どんなリーダーから学べるか?
そんな問いに対して、以下の人たちの名前が挙がっていました。
■玄奘・・三蔵法師のこと。天竺にお経を求めて命をかけて旅をした。
「答えのない問い」を求めて真理を追求したという姿勢が、今の時代に
通ずるのではないか。VUCA時代はもはや、答えを探す時代ではない。
手っ取り早く答えを探す生き方をするのではなく、一生わからないかもしれない
ことを追求し続ける姿勢こそが大切。
■松下幸之助・・経営にとって一番大事なことは何か?それは「人間洞察」。
氏の人間洞察力は申すまでもないことだが、松下幸之助という人間を
多角的に見ると、決して聖人君子ではなく、人間のドロドロした側面も
垣間見える。人間とはこういうものだ。と思える。だからこそ、魅力的であり、
リーダーとしても学べること多し。
■孟嘗君・・様々な個性を活かすのがうまかった人。
自分の個性を活かさないと生きてる間隔がしない、というような
この時代において、組織の枠にとらわれずに、この人の個性を組織に活かした
ら、どんな化学反応が起きるのだろう?というのを見極めて配置する力が、
今は非常に大切。あらゆる才能が生きるようになった時代だからこそ、
人を輝かせるリーダーが必要だ。
VUCAを連呼しない人・・VUCAのせいにしないこと。マクロ環境他責にしない
こと。VUCAのせいにして決断できない人はリーダーの資質なし。
ビジネス環境はいつでもVUCA。だからこそ本質を見極めるリーダーが必要。
他にも三国志の劉備や、徳川家康の名前が挙がっていました。
三度!挫折した三国志や、中国歴史小説も読んでみたいものです!