2020年10月7日
VUCA時代のリーダーリップ
久しぶりに始発で大阪へ。
すっかり人の数は戻っていますね。
変わらないのは、全員がマスクをしているということ!
これとて1年前には想像もしていなかった光景です・・。
さて、VUCA時代のリーダーシップ。
コロナ前からも言われていましたが、
ここにきて、旧来スタイルからの変化を
迫られているように感じています。
なぜならば、かつての成功体験は通用せず、
誰も答えを知らない時代に突入したから、です。
トップダウンのスタイルは、過去の成功パターンが通用することが前提。
しかし、答えのない時代に実績を上げるためには、
リーダーが自分ひとりで考えていたって、限界があります。
だって過去のパターンは通用しないのですから。
メンバーからの提案に耳を傾け、トライアンドエラーを
早いスピードで実行し、検証し、修正する。
しかし、失敗を責めるような組織風土では、
新たなチャレンジは生まれません。
それができるようなサイコロジカルセイフティ(心理的安全)が担保され、
集団で学び学習できるチームづくりが必須です。
じゃあ、どんなリーシップスタイル?
立教大学の石川淳先生は、「謙虚なリーダーシップ」だと言います。
自分を客観的に見て、強みや弱みを知り、部下や周囲のフォロワーに感謝し、
任せることも大切。
苦手を悟られてはならない!とばかりに、抱え込んでしまったり、
新しい提案があっても、それを否定したり批判したりでは、
誰も何も言わなくなってしまいます・・。
とはいえ、これって特別なことではなく、
人として当たり前のことなのでしょうが、
肩書がつくと、できないとか、助けてと!言えなくなったり。
ついつい窮屈不自由になることがあるのだなあ、と。
自分への反省も込めて、です!