2017年9月22日

モチベーション

昨日はダニエル・ピンク氏の話を取り上げたので、
久しぶりにモチベーション3.oを読み返しました。

創造力が求められる今の時代において、
『モチベーション2.0』的な成果主義では、
人のやる気をうまく引き出せない。
今後は、『モチベーション3.0』に
基づく手法を用いなければ、
企業の成長は難しい。そんな主張です。

モチベーション1.0~生物的な動機-サバイバル

ものを食べる、生殖活動を行う、睡眠をとる、など、
生物が生存を維持するために必要な根源的な欲求。
石器時代から人間が持ち続けている基本的なOS。

モチベーション2.0~与えられた動機-信賞必罰

外から与えられた目標を達成することで、
金銭や名誉の獲得を目指す欲求。
金銭による成果主義など、
信賞必罰に基づく手法が動機づけに用いられる。

モチベーション3.0~自発的な動機-ワクワク感

人間としての成長、知的興奮、社会への貢献など、
単なる金銭的欲求を超えた動機。
外部から与えられるのではなく、
自分の内面から湧き出る自発的な欲求。
社会をよくしたい!といった
内面から湧き上がるようなやる気。

モチベーション3.0に至るには、
一つの仕事をきっかけに、
仕事の面白さに開眼したという方もいれば、
偶然の出会いで天職に出逢った、という方もいます。
やらされ感でやっていないので、
髙いパフォーマンスにもつながり、
結果として、モチベーション2.0も1.0も
満たされている状態になっている気がします。

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