2018年9月19日

イノベーション

今日の経済同友会例会は、
全自動衣類折りたたみ機の「ランドロイド」を開発する、
セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズの阪根氏の講演でした。

「世の中にないモノを生み出し人々の生活を豊かにする」、
というミッションを掲げ、果敢に挑戦を続け、
世界一イノベーティブな会社になることを追求し続けている会社です。
ハードウェアベンチャーが乗り越えねばならない壁は、
人材、時間、お金。この中でも資金調達がもっとも
難しいにも関わらず、困難や危機を乗り越えて、
累計100億近くの資金調達を実現し躍進中です。

阪根氏曰く、「イノベーションはテーマ選びが最も大切。
テーマ選びは必ず”ニーズ”ありきで、技術力や”シーズ”を軸に
テーマ設定してしまうと、会社の持っている技術によって
テーマの幅が絞られイノベーションは起こらない。

「世の中にないもの」「人々の生活を豊かにするもの」
「技術的ハードルが高いもの」という3つの条件を設定し
分野を問わずテーマ探しを行うものの、
論文、特許を徹底的に調査する中で、
99%はボツになってしまうそうです・・。
分野を絞っていては、その3つの基準を満たすテーマは
なかなか見つからないので、幅広い分野でテーマを探していく。

ランドロイドも2年!かけてテーマを決めたといいます、すごい・・。
現在はこれに加えて、快適な眠りを実現する”ナステント”、
そして完全オーダーメイドのカーボンゴルフシャフト、の
3つがコア事業です。

「イノベーションは、人々が求めているのに、世の中にないものを、
ゼロからテーマを見つけていくことによって起こるもの」。
エキサイティングなお話に、引き込まれた90分でした!

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