2021年8月30日
雰囲気
『会社は一瞬で悪くなるのではありません。
ゆっくりと時間をかけてダメになっていく。
その過程でよくみられるのが、本来重視すべき
顧客や競争相手への反応が鈍くなり、
身内の方ばかりをみた「いい人」が
増えてしまう現象です。
たとえば、顧客からクレームが来ても、
「気にしなくていい」と上司が部下を
慰めてしまう。
こうした雰囲気が蔓延すると、
現場がダレていき、重要な情報が
経営層にフィードバックされない組織が
できてしまいます』。
(一橋大学大学院 教授 沼上幹氏)