2018年7月19日
心のスキャニング
『人間は、ある段階までは論理的に考えたとしても、
それ以降は、”直感にゆだねる”ことが大事。
私たちの中には、大きな叡智が宿っていて、
そこにゆだねることが大事なのだ』と、
田坂広志氏はおっしゃいます。
スターウォーズでダースベーダーと闘うルークに、
オビアンケノビが「ルーク、フォース(心眼)を使え!」という
あの感覚、です。
1日の振り返りをする”反省日記”についても、同様だと。
反省日記も、ある段階からは、ただ書くのではなく、
その日1日の自分を、心の中でスキャニングしていく。
きっとどこかで、不調和を感じる瞬間があったはず。
それが今の自分の課題になっていることが多しなので、
自分の不調和に鋭敏になることが、大事なのだといいます。
たとえば「愛想の悪いタクシードライバーにムカッときて、
自分も乱暴に行先を告げたまま、ぶすっとしてたな」とか、
「〇〇さんにキツイ感じで言ってしまったけど、
イライラしている時は要注意だな」とか。
そして、その不調和に対してごめんなさい、と和解をすること。
それだけでも自分の心がスーッと整うのだとおっしゃいます。
やってみたい!と思いつつも、要注意なのは
この飽きっぽい性分・・・。
田坂氏曰く、伸びる人は、よい意味で不器用。
要領の良い人は、適当にかいつまんでやってみて、
やった気になっているが要注意だと、ぎくり。
真正面から取り組み、徹底的にやってみる。
不器用とは、実は天が与えた才能なのですね。