2018年7月13日
「空(くう)」とは何か
般若心経の核心の思想は「空」。
「色即是空」とは、仏教がたどり着いた
究極の真理であり、大きな宇宙観をあらわしています。
色即是空の「色(しき)」とは五蘊(ごうん)の中の
「肉体」をあらわす言葉のことであり、
この世を作っている物質要素の一つです。
この「色」こそが「空」だといいます。
うーん、わかったようでよくわからない・・。
、この世界は常に移ろい続けています。
太陽は東から西へ、そして月は日々形を変えていく。
あるようでない、ないようである。
すべては移ろい行くからこそ美しい。
それこそが「空」なのだと。
「苦しんでいる心」も今ここにあるだけ。
一生続くわけではない。
毎日いやなことがあったとしても、
それが一生続くわけではない。
「空」の存在を頭に留めておくことで、
少し気持ちが楽になる。
仏教的な人生観が、
悩み多き今を生きる知恵にも
なる。そんなことを実感するのでした。