2017年7月10日
蓮の花
蓮の花がもうまもなく見頃です。
仏教においては蓮の花は、
とても大切な意味を持っています。
多くの仏像は蓮の花を台座にし、
天女は蓮の花を手にしています。
「汚れたこの世(濁世)においても、法(教え)の花(さとり)を開かせる」。
蓮は、泥の中にありながら、決してその泥の色には染まらず、
優美な花を咲かせます。
汚れた泥の中に、根を張り、茎を伸ばし成長しますが、
花だけは濁りなく美しいのです。
学生の頃に学んだ仏教学。
最近また、仏教に触れる機会が
増えてきました。
人生の折り返しを経た今、
あのころとは違う気付きがあるように思います。