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BPS代表 藤井 美保代

2020年6月24日

位取り

始発に乗って7時の開店とともにカフェに!
今日の最終準備をし、一息ついたところです。

さて、今朝、本棚から手に取った本は、
田坂広志氏の「ダボス会議に見る世界のトップリーダーの話術」。
無意識に手にする本が、今の自分に必要なメッセージなのだと思います。

「話術」というタイトルではあるもののノウハウ本ではありません。
言葉のメッセージ以上に、言葉を超えたメッセージが大事。
特にダボス会議のような最高の舞台では、「人格」「位取り」
「胆力」「演技力」「立居振舞」「仕草」「表情」「眼差し」
「沈黙」「余韻」といった言葉以外のメッセージで、
聴衆に多くのものが伝わるのだと。

この「位取り」が印象に残りました。
「今日はどういう立場で語ろうか」と「位取り」を定めるだけで、
話に説得力が生まれます。
ダボス会議では、一国のリーダーではなく、世界のリーダーという
位取りが大事。にもかかわらず、自国のリーダーという立ち位置で
延々と話したリーダーのスピーチに嫌気が差して、
容赦なく席を立つ人も多かったと。

『話術にはその人の力量がすべて出る。
ごまかしがきかない。話術を磨くということは、
スピーチテクニックを身につけることではなく人間を磨くということ』。
これまた、ずしりと刺さった言葉です。

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