2019年6月11日
すべては縁による
今朝の大阪は、さわやかな空が広がっています!
始発で向かい、いつものカフェで一息中。
ここのところ、新たな試みのご依頼をいくつもいただいています。
この感じは、10数年前に味わった感覚!
何かが変わってきていることを実感します。
手放そうと決めたこと、深めたいこと。
しかしそれはすべて「縁」によって起こっているのですね。
種はあっても縁がないと実らない。
自分ひとりで成したことなど何もない。
なのに、そのことをついつい忘れてしまう、貪瞋痴の心。
愚かでもあり、愛すべき存在でもある自分。
ここ数年、仏教を学んでいますが、
頭で学ぶというよりは、毛穴で聴いている、
いや、聴きたい!と思っています。
薫習(くんじゅう)という言葉を
教えていただきました。
いつも香を焚いていると、いつの間にか、
その部屋や自分にまで香りが染みついてしまうように、
心持ちや行いが、心の奥底(阿頼耶識)に影響を与えていくこと。
霧の中を歩いていると、知らない間に洋服が
しっとりしてしまうような感じでしょうか。
誰と一緒にいるかも、少しずつ確実に影響を受けているのだな、と
思います。